極端が過ぎる1LDK
これは今回紹介する物件の洋室。左から順に、収納・収納・収納。ひとつ飛ばして、人がウォークインできるサイズの収納だ。
本当にウォークインできるの?という疑問が浮かぶかもしれないが、ウォークインして半回転できるくらいのスペースはある。そもそも、WICがこぢんまりしているのではない。
この洋室が広すぎるのだ。いったい何帖あるかって?
18帖です。
正直どう使えばいいのか困惑する広さである。「広い家に住みたい」という全人類の願いを叶えた結果、極端な一室が爆誕してしまったのだろうか。
そしてこちらが、リビング・ダイニング・キッチン。
「さっき見たな」という広さだが、デジャヴではない。なぜならコッチの居室の方が広いから。
3口のガスコンロに魚焼きグリルを備えたキッチンは、使い勝手の象徴であるコの字型。
収納力についても、大船に乗って大海原に繰り出す海賊王くらいの気持ちで構わない。
キッチンの広さがプラスされたLDKは約25帖の広さ。すなわちこの部屋は、専有面積102㎡の1LDKである。
まじでどう使うの?
リノベーションにより3LDKから生まれ変わった当物件。初孫にフィーバーする祖父母のテンションくらい振り切りすぎた間取りは、さすがの劇的ビフォーアフターも過去イチの「なんということでしょう」を繰り出すはず。
堺筋本町のタワマン
そして言い忘れていたが、この部屋の所在階は19階。マンションは2004年竣工のRC造20階建て。俗に言うタワーマンションである。
タワマンと言えばセキュリティや耐震構造の手厚さも利点だ。広くてユニークなうえに設備面も伴っているのだから、これは間違いなく希少物件だろう。
※他のタワーマンションについては過去記事:憧れの「タワーマンションに住む」ということ。をご参考にどうぞ。
眺望もご覧の通りの天空具合で、オフィス街ど真ん中のビル群から頭ひとつ分飛び抜けている。
コンビニやスーパーはもちろん、飲食店や病院など生活に必要なものはひと通り揃っている。不足しているといえば部屋数だけだろう。
水回り
高級分譲マンションの代表ともいえるタワマンなので、水回りのクオリティについては何も心配いらない。
浴室のゆとりも安心のクオリティを後押ししてくれるだろう。追い焚きや浴室乾燥ももちろん完備されている。
トイレや洗面台についても、広さや機能面など申し分ない。
中央区南久宝寺町二丁目から登場した102㎡の1LDKは、大阪メトロ堺筋線・中央線『堺筋本町駅』徒歩4分。各線『心斎橋駅』までも徒歩10分ほどのグッドリッチだ。
諸費用は、礼金30万円の月額20万円ちょい。
100㎡超えのタワマンに月額20万円で住めるなんて、シンプルに破格である。振り切りすぎた間取りはあなたの生活様式に合わせて活用して欲しい。
お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎利便性の高い立地
◎100㎡の1LDKという間取りの希少性
◎立地・広さ・設備に対してお手頃な賃料
◎奥行きのあるバルコニーと陽当り
【気になった点】
△広すぎる居室を攻略する難易度