阿波座のリバービューに住もう
やってきたのは西区川口。
その昔、この辺りは洋館や教会が並び、外国人が多く散策する川口居留地であった。居留地と言えば神戸を思い浮かべる方が多いかもしれないが、実は神戸港に貿易の要が移る前は、ここが大阪の文明開化の象徴と言われるほど貿易が盛んだったそう。
今ではすっかり様変わりした街並みの中、唯一当時の面影を残す川口基督教会は、登録有形文化財に指定された貴重な建物。
窓にはめ込まれたステンドグラスには様々な花々があしらわれており、私の奥底に眠る乙女心がくすぐられる。もしも私が俵万智だったなら、あやうく今日がオトメ記念日になるところだった。よかった、まぬがれた。
さて、このように情緒漂うエリアから紹介する本日の部屋はというと、
水辺に佇むワンルーム
そう、紛うことなくリバービューの一室だ。ゲリラ豪雨が止んだばかりなので、いつもより多めに緑ががった状態でお届けしている。
この「水辺に佇むワンルーム」は、「渚にまつわるエトセトラ」と同じ語呂で読んでいただくといい。リズムがはじけて恋するモードに突入するだろう。
そんな余談はひとまず川に流すとして、肝心の当物件は、2008年築の鉄骨造8階建てマンションの4階に位置している。
エントランスにはオートロックが完備され、高級感すら漂うデザイナーズマンションである。
居室12帖
室内にこれといったクセはない。壁や天井が窪みがちという特徴こそあるが、これほどキレイな長方形をした居室ならば、家具のレイアウトも容易なはずだ。
隅に寄せられたキッチンは、部屋と同じく見事な長方形をしたIHの2口コンロ。空調は天井にビルトインされ、どこまでもスタイリッシュを貫いている。
ざっと見た感じ単身用のワンルームに見受けられるが、実は当物件の平米数は39㎡。面積だけ見れば、一般的な二人暮らし物件でも遜色ない。
ここで玄関に戻る
では、そのゆとりはどこに消えたのだろうか。その答えは、玄関から辿れば見えてくるらしい。
入り口の扉を開けると、まず視界に飛び込んでくるのは洗面台である。そして左手に曲がると、お察しのとおりトイレやバスルームが配置されているのだが、
風呂が想定外の広さ。
想定する入居人数と入浴人数の比率はイコールなのだろうか。
浴室テレビつき
そして設備面もかなり充実している。浴室乾燥はもちろん、浴室テレビはチャンネルも変え放題。
ジェットバスあり
さらにはジャグジーまで。一般家庭の浴室内にライトのオンオフ機能が必要なのか気になるところだが、疲れを吹っ飛ばすジェットバスがあるのはありがたい。バブルがはじけて回復モードだ。
では、おさらい。
西区川口一丁目から登場した39㎡の一室は、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』徒歩7分。1駅2路線のグッドリッチだ。
お待ちかねの諸費用は、敷礼ゼロの月額8万円ぴったり。これだけ設備が揃ってまさかの敷礼ゼロ。初期費用は必要最低限に抑えられる。
川辺に佇むリバービュー、大きなバスルームを是非とも手に入れていただきたい。お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎1駅2路線のアクセス
◎川沿いを堪能できるリバービュー
◎充実しすぎた風呂
◎敷礼ゼロ
【気になった点】
△バルコニーなし
△スーパーやコンビニがやや遠い