西区のリノベで始める2人暮らし
舞台は西区川口三丁目。位置がピンときていない方のために説明すると、安治川と木津川が交わる手前くらいです。
この説明で「なるほど」と言う方は、知ったかぶりが板についているタイプかもしれません。分からない時は分からないと言っていいんです。
最寄り駅で言うと、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』徒歩7分。阪神線『九条駅』も徒歩10分ちょいですから、分かりやすく言うと、阿波座と九条の間です。写真の中央大通に沿って歩くと、どちらかの駅に着きます。
そしてもう一つ忘れてはならない激アツなスポットが、こちらの西税務署。個人事業主の方なら一度は訪れたことがあるでしょうか。また、同じ通りには西警察署もあるので安心の立地ですね。
とまあ、もう皆さまお気づきですね。この近辺は飲食店やスーパーが少のうございます。犬が歩けども歩けども棒に当たらないレベルです。だいぶ誇張しすぎですが。
しかしフードデリバリーや宅配スーパーなんかが充実していますし、自転車で5分ほどの場所には中央卸売市場も。食材を買えるのは業者のみですが、市場の飲食店は利用可能。新鮮な食材を味わうことが出来るとあれば通い詰めそうです。
物件到着
さて、到着したのは昭和59年築の鉄骨造10階建てマンション。
お察しのとおりオートロックはありませんが、エレベーターはしっかり完備。お部屋は2階なので、階段での上り下りも楽々です。
シューズボックスが設けられたゆとりある土間には、二人分の靴も置けることでしょう。
廊下in水回り
廊下に並ぶは水回りたち。ピックアップしたバスルームを筆頭に、各設備は高年式のものが揃えられています。というか、室内はフルリノベーション済みです。
よく見ると、浴室の鏡に洗面台もチラリしていますね。トイレももちろんウォッシュレット付きでございます。
広すぎた17帖ワンルーム
居室は17帖のビッグワンルーム。北東向きの大きな窓が、昼間は照明いらずなほど採光を取り込んでいます。
ワンルームと言ってもご覧のようにやんわりと空間が区切られており、リビングと寝室が棲み分け易い造り。エアコンが二台（動作保証アリ）備わっているのも大きなポイント。
キッチン
波のように穏やかな階段を上ると、右手にはキッチン。リビングを見渡す司令塔ポジションです。
当物件唯一の収納は、階段上って左手の廊下にスタンバイ。二人暮らしにしては容量不足かもしれませんが、居室のゆとりは十分あるので、ワードローブを置けば全て解決します。
なお、キッチンのスペックはIH2口にグリル付き。冷蔵庫置き場はリビングから死角になる位置に設けられているナイス設計。
寝室になるであろうスペースには、ブルーのアクセントクロスが施されていました。このスペースだけで7帖ほどはあるでしょうか。ダブルベッドも難なく収まるサイズ感です。
とは言っても、やはり来客時にこの就寝スペースが見えるのもなあという気持ちも分かります。いっそ可動式の棚なんかを置いて、来客時は間仕切りにするというのもひとつの手ですね。
バルコニー
では、ラストはバルコニーをご紹介して〆ましょう。2階なので降り注ぐほどの採光は感じられませんが、洗濯物を干すくらいなら十分活用できるかと。
しかしすぐ側に中央大通があるため、排気ガスなど気になる方がいらっしゃるかも。車の走行音もボチボチするので、静かな環境をお求めの方には向かないかもしれません。室内で感じる騒音は「人による」といったところ。
では、おさらい。
西区川口三丁目から登場した52㎡のビッグワンルームは、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』徒歩7分。決して駅チカとは言えないものの、阪神線も徒歩圏内でアクセスはまずまず。
気になる諸費用は、敷礼ゼロの月額10万円ポッキリ。
西区のフルリノベが敷礼ゼロ・52㎡の広さで月額10万円。なんと素晴らしい条件なのでしょう。
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【良かった点】
◎フルリノベーション済み
◎広さや内装に対する諸費用のコスパ
◎エアコン二台あり
【気になった点】
△中央大通を走る車の騒音
△周辺に飲食店やスーパーが少ない
