福島区、三面採光のお手頃1K
やってきたのは福島区吉野四丁目。JR環状線『野田駅』から徒歩8分、千日前線や阪神線も徒歩圏内といった立地だ。
正直言って、目的や住居がない限りフラッと訪れるような場所ではないだろう。しかし、周辺にはスーパーやコンビニ、病院や公園と住むに適した利便と環境が揃っている。
また、梅田まで自転車で15分という点も声を大にして言いたい。「毎日通勤しないけど、時々都心部に行く機会がある」といったリモートワークやフリーランスの方々にぴったりな立地ではないだろうか。
how to 昇降
そんなエリアから登場したのは、平成元年築の鉄骨造8階建てマンション。室内は35㎡の1Kで、ワンフロア一戸という贅沢な配置。
所在階は3階。もちろんエレベーターも備わっているが、グニャリと曲がるポップなイエローの階段で上り下りするのも悪くない。
洋室9帖
では、さっそく室内へ。白床が特徴的な洋室は9帖。右手のバルコニーは南向きである。
角度を変えると、この部屋の主役が現れた。壁の中央にズドンと通る西向きの大きなFIX窓と、それに追随するように、南と北に設けられた採光面だ。
なお、よく晴れた日の窓辺にはひと一人寝転べるくらいの陽だまりも。あの場所にヨガマットを敷いてシャバーサナなんか行うと、プラーナーヤーマが整いカレーが食べたくなるかもしれない。
※ヨガ・・・インド発祥の瞑想方法、エクササイズ。シャバーサナはヨガのポーズ、プラーナーヤーマはヨガの呼吸法。カレーはインドを代表する料理。
そして窓の外は、バリバリの交差点ビュー。片側5車線もの大きな道路は、ユニバーサルスタジオから野田阪神までを繋ぐ北港通である。
お察しのとおり、室内にいても車の走行音は多少否めない。しかしバルコニーが北港通の反対側にあるというのは、せめてもの救いだろうか。
くるりと踵(きびす)を返すと、ズラリと並ぶドアが。左手から、水回り・玄関・キッチン・収納だ。
では今回は水回りとキッチンをピックアップしよう。
水回り
水回りの設備は、築年数に反して高年式と見受けられる。浴室に特筆する機能はないものの、洗面台は蛇口の伸びるシャンドレタイプ。
また、廊下側に配置されたトイレはウォシュレット付きと、お尻にも優しい機能が備わっている。
キッチン
キッチンは完全に独立している珍しい間取りだ。ここにも大きな窓が備わっているので、熱気や匂いが籠もることもないだろう。
ガス3口に魚焼きグリル付きと、一人暮らしには持て余すほどの性能が揃っている。
では、おさらい。
福島区吉野四丁目から登場した35㎡の1Kは、JR環状線『野田駅』徒歩8分。大阪メトロ千日前線・阪神本線『野田阪神駅』も徒歩10分圏内と、2駅3路線の利便性が享受できる。
諸費用は、礼金1ヶ月の月額7.2万円。
梅田も自転車圏内、広めの単身用物件をお探しの方が手の届きやすい賃料帯ではないだろうか。三面採光・陽当り最高、気軽に内覧してみYO。お問い合わせは渋井不動産までHere we go!
【良かった点】
◎2駅3路線のアクセス
◎ワンフロア一戸の独立部屋
◎陽当り抜群の三面採光
◎キッチンが独立した希少間取り
【気になった点】
△交差点を通る車の走行音