こんにちは。渋井不動産ですよ。
早速だが、皆様はUR団地というブランドはご存知だろうか。
『独立行政法人都市再生機構 Urban Renaissance Agency 略:UR 』
保証人なし・礼金ゼロで契約できるという意外と皆様知らない良いポイントを持つ賃貸です。
ただ意外と皆様が部屋探しのとき見落としがちなこちら、それはなぜなのでしょう。
それは一般仲介業者による「仲介」ができないからなんですね〜。
しかし、本日こちらの「西長堀アパート」がなんと58年ぶりに室内を渋くかっこ良くリノベーション、そして大々的に希望者を募るというではないですか。
そんな情報が飛び込んできたら渋井不動産は飛んでいきます。
今、大阪の賃貸業者の間で話題の物件に、現在物件ジプシーの「K先輩」と行ってきました。
今回の募集は
「STAY+」(ステイたす)
「VINTAGE SIMPLE」
「一般住宅」
こちらの3タイプに分かれておりまして、
それぞれ凝ったデザイナーズ・リノベーションが施されています。
こちらの写真が「STAY+」(ステイたす)の公開されているモデルルーム、1LDKの間取りのお部屋です。
おしゃれにディスプレイされた家具・アイテムは賃貸に付いてきませんのであしからず。
とまぁ、この写真を見てわかるように、僕らが思う「団地」という概念はハナから覆されました。
こちら、書類を熟読するナイスガイが本日一緒に内覧会に行っていただいた「K先輩」です。
そしてK先輩の後ろにもオシャレなディスプレイ。
筆者「コレも今だけのディスプレイですよね?」
K先輩「そりゃそうやろ」
スタッフさん「家具は付きませんが、壁の有孔ボードと吊り棚は標準装備ですよ~」
筆者・K先輩「嘘でしょ?!」
ということは、さっきの写真のこのオシャレにディスプレイできてる吊り棚が!
今後いろんなことに役立ちそうな、おしゃれDIY本とかに登場する有孔ボードが付いてくるんです!!
筆者・K先輩「・・・」
筆者「・・・それにしてもアレですね、モデルルームの部屋の好みが、かなりストリート系に偏ってますね。」
K先輩「そやな。」
こちらのタイプのお風呂には浴槽ナシ!
しかしこんなオシャレなシャワーヘッドが付いてくる。
筆者「なんかアレですね、映画のレオンでちょくちょく差し込まれるジャンレノの入浴シーン思い出しますね。」
K先輩「・・・そやな。」
もちろんトイレも最新設備で渋い仕上がりになっている。
濃ゆいグリーンのタイル(渋井不動産はコユーンという)が張り巡らされたレトロな室内。
一般賃貸ならこのトイレだけでも、渋井不動産的に最高の物件に格上げされるポイントだゾ!
こちらは11帖のワンルームタイプ。
見たこと無いモダンな畳と枠だけ残された障子が渋い。
資料によると「枠だけ残してます。お好きな色の障子紙を貼るなどしてお楽しみいただけます。退去時は剥がしてください。」とのこと。
少しシボの入ったグレーの障子紙とか合うだろうなぁ・・・。
K先輩「でもカーテンレール付いてるで」
筆者「あ・・・。じゃあ無理に障子貼らんくても良いんですね・・・。」
これが昭和の団地の収納力か!
と、見せつけられた大型収納をパシャリ。
昔の着物用の引き出しも【あえて】残すおしゃれっぷり。
K先輩「でもココのメインのトビラないんやな。」
あ。強制的に見せる収納なんですね。
そしてトドメを刺されたのがこの猫足のバスタブ。
筆者「うわ!これ『NANA』でハチがバスタブが猫足だぁ〜!!ってはしゃいでたやつですよ!うわー、猫足のバスタブだ〜!」
K先輩「・・・それは知らんわ。」
・・・・
K先輩「ただ、もう団地じゃねぇな。」
渋井不動産は一切仲介できないのです。