福島区の丸窓部屋に愛犬と住まう
やってきたのは、野田阪神駅前。大阪メトロ千日前線・阪神本線の2路線が乗り入れる駅で、大通りを挟んだ向かいにはJR大阪環状線『野田駅』も構えられています。
駅前には「野田新橋筋商店街」や「野田阪神本通商店街」といった下町感溢れる商店街が並び、地獄谷と呼ばれる飲み屋街も。名前の由来は諸説ありますが、店舗戸建てがひしめき合う地獄谷は飲み屋なのか住宅街なのか分かりにくく、一度呑みに行ったら帰ってこれないかもしれないという憶測から「地獄谷」と呼ばれるようになったそう。思ったよりマイルドな地獄ですね。
そんな野田阪神駅前より向かうのは、パナソニックを築き上げた松下幸之助氏の創業の地・福島区は大開(おおひらき)でございます。
※野田新橋筋商店街振興組合のフェイスブック
野田阪神本通商店会のフェイスブック
野田阪神駅より徒歩10分ちょい、そこそこ歩いたあたりで本日の紹介物件が見えてきました。
ご近所には「ANGUS 福島店」もございますので、帰宅後の糖分補給にはもってこいですね。看板のとおりプリンロールが人気のお店で、靱本町の店舗ではスイーツのほかにパンも取り扱っており、市内で幾つか店舗があるようです。記念日や仲直りの際など、きっと二人の生活をよりスイーツにしてくれるに違いありません。
最上階完全独立部屋
さて、甘味を手に入れやってきたのは築30年を超えるSRC造7階建てマンション。写真の階数表示を見ていただくと、最上階ということが分かるでしょう。
さらには、ワンフロア一戸の完全独立部屋という贅沢ポジション。これだけで、駅からの距離は帳消しになりましたね。
6帖洋室
室内は65㎡の3LDK。こちらは玄関入ってスグの6帖洋室です。窓は東向き。朝日とともにスッキリと目が覚める寝室になりそう。
バルコニーもこちらの洋室にございます。午前中であれば、陽当りもまずまずでしょう。
北港通に面しているため決して静音とはいきませんが、窓を閉めて室内に入ってしまえば、そこまで車の走行音は感じませんでした。あくまで個人的な感想ですが。
LDK12帖
さて、メインの12帖LDKへやってきました。写真左手には、ガス3口に魚焼きグリルを備えたL字型のキッチンも確認できます。
正面のドアが開かれた先は、隣接する4帖の洋室。開口の狭さや部屋のサイズ感を考えると、納戸のような使い方になるでしょうか。ちなみに、当物件は全ての洋室に収納が備わっています。
くるりと振り返ると、お部屋の全貌が現れました。ご覧いただいているのは、LDKの引き戸を全開にして6帖洋室とひと続きにした光景です。右手の丸窓がその洋室部分にあたります。
東から南にかけて緩やかにアーチを描く壁には、四角や丸に型取られた採光面が。部屋自体が特徴的な形ですから、照明やインテリアなども少しクセのある造形で揃えると面白いかもしれません。
ペット飼育可
なお、当物件はペット飼育可能(小型犬1匹)。広さや賃料といった条件は妥協出来ても、愛犬という家族を諦めることは出来ませんよね。
お部屋が限られるなか、譲れない条件を満たしたうえに最上階独立部屋とあれば、これはまさに千載一遇のチャンス。普通の物件じゃ物足りないという方でも納得の一室ではないでしょうか。
6帖トンガリ
そしてこちらが、先述したLDKに隣接する6帖洋室。南西から入る斜陽が美しいですね。
日韓FIFAワールドカップのベッカムヘアを彷彿とさせるトンガリにより、家具の配置は難易度高め。丸窓と相まって、ここがタイタニック号の先端だと言われたら信じ込んでしまうかもしれません。断っておきますが、一応シラフで申し上げております。
設備紹介
では、最後は水回りをチラリして〆ましょう。洗面台はご覧のとおり高年式のものに入れ替え済み。子犬であれば洗面ボウルで洗体も可能な深さです。トイレもウォシュレット付きで申し分ありません。
なお、お風呂に追い焚きや浴室乾燥はございませんが、天井にスピーカー(動作保証ナシ)が設置されています。湯も音楽もかけ流してはいかがでしょうか。お後がよろしいようで。
福島区大開三丁目から登場した65㎡の3LDK、いかがでしたでしょうか。『野田駅』『野田阪神駅』より徒歩12分とそこそこ歩くものの、2駅3路線のアクセスは魅力です。
諸費用は、礼金25万円の月額11万円。
ゆとりある二人暮しや、ファミリーでもお住まいいただける広さに加え、ペット飼育が叶うステキな一室。ぜひお気軽にご内覧くださいませ。
【良かった点】
◎最上階のワンフロア一戸
◎バラエティに富んだ採光面
◎ペット飼育可(小型犬1匹)
【気になった点】
△駅からの距離
△北港通沿いの騒音が気になるかも