北堀江・謎のテラス付き3LDK
やってきたのは北堀江四丁目。堀江の四丁目といえば、中央図書館や西区民センター・学校などが集まり、単身者からファミリーまで幅広い層が住まう住宅街エリア。
道頓堀川に面する南堀江に対し、ここ北堀江は長堀通に面し、通りには西区役所や日新会病院が並びます。転出・転入やお子様の学校関係など、引っ越しは何かと役所の手続きが多いですから、便利な立地ですね。
そんな北堀江から本日ご紹介するのは、こちらの「土佐公園」と、
「土佐稲荷神社」にほど近い分譲マンションの賃貸物件。すなわち、分譲賃貸ですね。計4棟から成るマンモスマンションは、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・千日前線『西長堀駅』徒歩4分と駅チカ。
公園や神社では四季折々の景色がお楽しみいただけます。写真は春の終わりの土佐稲荷神社。新緑に移り変わる葉桜が、駆け足で去っていく春の残像を感じさせますね。といった具合に、あなたの中の詩人がひょっこりはんする立地です。
ちなみにこの土佐稲荷神社は、あの三菱グループの守護神です。もとは土佐藩蔵屋敷内にあったコチラの神社は、明治初頭に屋敷ごと三菱財閥の創始者である岩崎彌太郎に譲り渡され、のちに当財閥の発祥の地となったそう。
※岩崎彌太郎の輝かしい軌跡は沿革|三菱グループサイトでチェック。弊社のヒゲ以上にヒゲが特徴的。
緑が見える洋室
さて、そうこうしているうちに築43年のSRC造マンションへ到着。ご覧いただいているのは、ご紹介する3LDKの6帖洋室です。
北向きの窓から見えるのは共用部の植栽。お隣にある6.5帖の洋室からも同じ景色がお楽しみいただけます。窓の外が緑に彩られるのは、2階という所在階のおかげですね。
とはいっても、共用部に面したバルコニーは住民の視線が気になるという方もいらっしゃるかもしれません。そんな時はコチラの折戸で目隠しも可能。
なお、当物件は二面バルコニーを有します。もう一面の南向きバルコニーは後ほどお楽しみに。
水回り
続いて、廊下に並ぶ水回りにも触れておきましょう。とりわけ今回はバスルームをピックアップします。
浴室や洗面、トイレなどの水回りは今年3月にリフォーム済み。浴室乾燥機やウォシュレットも備わっています。しかし浴室でもフレッシュなグリーンが楽しめるとは予想外でした。
14帖LDK
そしてこちらが14帖のLDK。「黒板でも登場したのかしら」と思わせるアクセントクロスが効いていますね。
せっかくなので右手のふすまも開けてみましょう。
現れたのは6帖の和室。押入れも備わっており、布団やシーズンオフの衣類など大型の荷物もしまいこんでおけます。来客時の客間としてもお使いいただけるでしょう。
さて、再びLDKに戻ってきました。
キッチンはガス3口に魚焼きグリル、広めの調理スペースが設けられたゆとりあるサイズ。こちらもリフォームされたばかりです。かわりと言ってはなんですが、エアコンは入居者様で設置いただく必要があります。
先述のとおりバルコニーは二面ございますので、右手の大きな窓は南向きのバルに繋がっています。
さすが南向き、陽当り抜群ですね。78㎡の3LDKと5人家族でもお住いいただける広さですから、洗濯物の量もハンパでは無いはず。この陽当りは実に心強いものでしょう。
ん?
謎の専用テラス
バルコニーから続く謎の階段。「階段があれば昇降しろ」というのが渋井の教えですから、ひとまず下りてみました。
間取りを見ると、どうやらここは「専用テラス」のようです。と言っても上階から丸見えですし、なんなら向かいの高校と目が合うポジション。専用と呼ぶには気持ちの折り合いをつけねばなりません。
しかしながら、その奇特さは、いわゆるビッグバルコニーと一線を画しているのは明らか。特にこの“一段下がる”という点がポイントでしょう。ご入居した暁には、この階段を上り下りすることが優越感に変わるかもしれません。
では、おさらいです。
西区北堀江四丁目から登場した78㎡の3LDKは、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・千日前線『西長堀駅』徒歩4分。都会の利便性を享受しつつ、落ち着いた住宅街である堀江の四丁目エリアはまさに住むに適したグッドリッチ。
気になる諸費用は、敷金8万円・礼金2ヶ月の月額14.5万円。
正直言うと決して安くはありません。が、他のビッグバルコニーと差をつける希少性は、大きな価値ではないでしょうか。北堀江に現れた謎の専用テラスを手に入れるのは誰だ。お問い合わせ渋井不動産まで。
【良かった点】
◎住環境が整った北堀江四丁目
◎北と南の二面バル
◎陽当り抜群&緑が見える眺望
◎謎の専用テラス
【気になった点】
△初期費用高め
△エアコンなし