野田で始める同棲・新婚生活
やって来たのは、福島区大開三丁目。ご覧の北港通沿いには、福島区役所や警察署、消防署や福島スポーツセンターなど様々な施設が揃っている。
また、千日前線『野田阪神駅』や阪神線『野田駅』もこの道の先。“おれがあいつであいつがおれで”の如く、ややこしい駅名である。これに加えて同エリアにはJR環状線『野田駅』や東西線『海老江駅』まであり、アクセスは3駅4路線ときた。その心強さたるや、鬼に金棒とバズーカと戦車まで揃った三種の神器である。
リノベ済みの1LDK
マンションは1974年築のSRC造11階建て。部屋の所在階は2階で、エレベーターでも階段でも楽々たどり着ける階数である。
玄関は内開きのドア。風水や仏教での玄関は「運気を取り込み悪い気を締め出す大事な場所」とされるそうなので、玄関ドアのスムーズな開閉のため日頃から整理整頓しておくと運気アップにも繋がるかもしれない。
4帖洋室
さて、土間あがって右手には約4帖の洋室がスタンバイ。西向きの玄関に面する窓は、嘘みたいに陽当りが遮られている。
寝室にするには置けるベッドのサイズがかなり限られるだろうか。後に紹介するLDKのサイズを考えると、ここを納戸使いにするのも大いにアリ。
めちゃくちゃ余談だが、筆者はその昔、夏の甲子園に出場していたダルビッシュ有をダルビッシュ・アリと読み間違えて大笑いされたことがあるため、アリ・ナシという文脈には人一倍センシティブである。
水回り
廊下に纏められた水回りの設備も高年式のモノに入れ替え済み。バスルームには追い焚きも完備されている。
トイレのウォシュレットや独立洗面台のシャンドレ仕様も抜かり無い。毎日使用する水回りだからこそ、譲れない設備が揃っているのは嬉しい限り。
LDK18.5帖
さて、メインの居室へやってきた。写真からもひしひしと伝わるゆとり感は、18.5帖もの広さを有しているからこそ。ダイニングテーブルやテレビボード、ソファといった家具の配置も容易いだろう。
また、背の高いラックなどをパーティション代わりにして、ベッドを配置してもいい。二人であれこれと理想の部屋を作り上げる過程を大いに楽しんでいただければ幸いだ。
くるりとアングルを変えると、正面に収納が現れる。洋室にもコンパクトな収納が設けられているので、部屋全体の収納力はまずまずといったところ。
チラリと見えるキッチンはガス3口に魚焼きグリル付き。腕によりをかけてパートナーの胃袋をガッチリ掴み従えてほしい。
では、ラストはバルコニーへ出てみよう。東に面する大きな窓からは、部屋の中央まで届く柔らかな採光が漏れ出ている。
バルコニー
外へ出ると、ビシビシと言えるほど十分な陽当りが確認できた。広さもしっかり確保され、申し分ないバルコニーだ。
しかしながら、北港通に面した2階というポジションのため、洗濯物を干すには少し考えものかもしれない。車の走行音なども内覧時に確認していただきたいところ。
では、おさらい。
福島区大開三丁目から登場した47㎡の1LDKは、大阪メトロ千日前線『野田阪神駅』徒歩9分。阪神線やJR環状線・東西線も徒歩圏内と、3駅4路線のアクセスを誇る。
そして気になる諸費用は、礼金25万円の月額9.4万円。
多くの人が探し求める「10万円以下の二人暮らし」が、満を持して登場だ。エアコン完備、設備や内装もリノベーション済みと、嬉しい条件が揃ってこの賃料。お問い合わせは是非ともお早めに。
【良かった点】
◎3駅4路線のアクセス
◎高年式の設備、癖のないリノベーション
◎広さに対する賃料のお手頃さ
【気になった点】
△2階の大通り沿いというポジション
△洋室のサイズ