お待たせ、今回は卵井不動産です
こんにちは。お馴染み「渋井不動産の卵井不動産」の時間です。
え?渋いの?エグいの?
今日は、エグ渋いやつです。お楽しみ下さい。
どことは言いませんが、100円ローソンが隣にあるようです。便利ですね。
一階にはざこば師匠が。これはなかなか期待できそう。
早速行ってみましょう。
と思ったらドエライ急な階段が現れました。
80度ぐらいあるのでは?と思うぐらい急な階段を最上階まで登れば、今回の卵井不動産にたどり着きます。
さぁ頑張りましょう。
はぁはぁ・・・は・・・んふぁ。(息切れ)
3階から4階(最上階)までの階段は鉄製の緩やかなものが採用されておるので、3階まで登ればあとは余裕です。
お疲れ様でした。
来ました。
ここから始まる無鉄砲な空間が、今回ご紹介する「最上階完全独立卵井不動産」です。
お、早速渋い壁がお出迎えしてくれてますね。ナイスです。
玄関前、言わばエントランスホールですね。
木をフンダンに使用した、賃貸住宅ではなかなか感じられないウッドな空気感が流れております。
もうすぐ夏ですし、カブトムシなんかを放し飼いにするのは如何でしょうか。
(でも、クワガタはだめです。玄関右に見えているコードをハサミでチョキンされると、洒落にならないからです。)
思いもよらぬタイミングで、世紀のミスマッチが起こっておりました。
お気づきでしょうか?
古い木製玄関とディンプルキーというミスマッチ。妙に面白いですね。
「ディンプルキーで、防犯対策はバッチリです。」と言いたいところですが、恐らくドロップキックで開きます。
玄関パカり。
さて、「お」と何回言ったでしょう。正解は9回です。
ところで如何でしょうか、この渋さ。
鉄骨造4階建マンションの一室ですが、まるで木造長屋リノベーションに来たかと思わせる内装。
そうです、今回ご紹介するのは「古材をふんだんに使用した渋いリノベーション物件」なのでございます。
採用した素材は「木」だけではありません。
見ての通りカウンターには「石」が。これまたエイジングのかかった渋い素材が使用されております。
カウンターの向こう側、キッチン(流し台)に寄ってみました。
見てください。カランにもレトロ可愛い物が使用されており、かなり古さを感じる物件ですが「レトロ」とか「アンティーク」とか、そんな言葉が似合うデザインが施されています。
余談ですが、レトロなキッチンでしたので僕はこのキッチンに「レトッチン」という名をつけました。
(カランとは:水道栓の出口にとりつけた口金。「カランって何?」「わからん。」という鉄板ギャグが有名。)
振り向けば壁にも石調レンガが採用されておりますね。
「木:鉄:石:塗装」の比率が絶妙なナイスデザインです。
取り付けられた3つの扉はどれも素材が異なり、これまた面白い。まずは左の扉から開けてみましょう。
開けると約6帖の洋室でございました。
南向きにあたるこの部屋はリビングよりもずいぶん明るく、二面に設けられた窓が風通しの良さを感じさせます。
凄くシンプルな6帖。
「もう何も言うまい。」そんな感じです。
おやおや、窓の外に何やらウッディーな骨組みが見えますね。出てみましょう。
出るとそこは激渋なバルコニーでございました。もともとは屋根なしのルーフバルコニーだったのでしょう。床面が風化で朽ちております。
半透明の波板で作られた屋根は光を遮ることなく、木製骨組みの素材感が生きるデザイン。これならグッドデザイン賞ハウジング部門受賞も夢ではありません。頑張れ卵井不動産!
僕は窓から出ましたが、どうやらエントランスホールからも出れるようです。
ほらほら、窓が渋い。
次の扉を開けましたら、そこはオベンジョでございました。
便器と浴槽の間に壁が設けられておる変わった造り。まるで鼻と耳の間のモミアゲのようです。
しかし壁で分けられている以上、これはもうセパレートと呼んでも良いのかもしれません。良かったですね。
ちなみに、便座が暖かくなるやつも搭載済みです。
金運の良さそうな銀風呂と、またまた登場の可愛いカラン。
換気扇はありませんが、窓がありますのでご安心ください。
次の扉の向こう側です。 こちらも約6帖とちょうど良いサイズの洋室でした。
「男に二言はねぇ。」そんな感じです。
(どんな感じやねん!)
こちらは北向きですが窓の外が駐車場で「抜け」ているので、しっかり光は入るようです。
なんだかサッパリした紹介でしたが、いかがでしょう。
内容は、写真を見ていただければわかる通り「無鉄砲と同じぐらいコッテリ」しています。
広さは約55㎡、京町堀の2LDKが込7万5千円(礼金2ヶ月・敷金1ヶ月)。
おわかりですね。ぜひ、どうぞ。
※2回目の募集となりますので、現状と異なる場合がございます。
【良かった点】
◎最上階完全独立部屋
◎古材をふんだんに使用したリノベーション
◎風通しの良い南向きの採光面
【気になった点】
△階段4階
△良くも悪くも渋すぎる異彩感