谷六の陽当り1LDK、ルーバル付
ごきげんよう。麗らかな外気に誘われ、皆様いかがお過ごしだろうか。
じんわりと汗ばむ日和のなか、吸い寄せられるようにやってきたのは空堀ど〜り商店街。本日ご紹介する物件は、この商店街の目と鼻の先だ。入居した暁には、食を中心とした下町文化が味わえるこの商店街にお世話になりまくるだろうから、写真の入り口をくぐる際は一礼くらいしておいた方がいいかもしれない。
なお、平成13年より「空堀商店街界隈長屋再生プロジェクト」が開始されており、まち歩きワークショップやアート展など様々なイベントによって活気のあるエリアでもある。
※一般財団法人都市みらい推進機構のからほり長屋再生プロジェクトHP
物件近くには「FRUIT GARDEN 山口果物」と名のついた果物店も。
この大阪の地で100年も続く老舗店だそうで、自慢の果物をふんだんに使用したケーキやかき氷などがいただけるカフェも併設。店内は平日昼間でも賑わいがあり、高級ゼリーやフルーツサンドをお持ち帰りするマダムの姿も見受けられた。
最上階で始める二人暮らし
さて、そんな立地から本日ご紹介するのは、41㎡の1LDK。完熟フレッシュな新婚さんにピッタリの一室である。玄関に設置された背の高いシューズボックスも、両手を広げて迎え入れてくれた。
最寄り駅の大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目』までは徒歩5分。駅チカを求める二人も納得のポジションだ。
LDK9.5帖
この一枚で陽当たりの良さは十分に伝わるだろう。LDKは9.5帖と決して広々とは言えないが、この部屋を包み込むように配置された窓のおかげで帖数以上の広さを感じる。
隣接する洋室は引き戸で区切られているものの、常時解放しておきたくなるくらい、日中はありったけの採光が感じられる。LDKと洋室ともにエアコン(動作保証アリ)が二台ついているのも見逃せない。
洋室6帖
こちらが隣接する洋室。玄関のシューズボックスと同じく、こちらにも背の高い収納が備わっている。
恐らくここは寝室使いになるだろうか。南向きの窓から入る陽光は、二人に気持ちの良い目覚めをもたらしてくれるはずだ。
キッチン
キッチンはガス3口に魚焼きグリル付き。調理スペースも確保されており、料理好きなパートナーの腕もなるだろう。
くるりと角度を変えると、LDKの全貌が見てとれる。シンプルな形をした間取は、ダイニングテーブルやソファなど、家具の配置もスムーズかと思う。
兎にも角にも皆様がお待ちかねなのは、あの大きな窓の向こう。さっきからチラチラ見えているバルコニーだろう。
引き回しルーフバルコニー
若干段差はついているが、この写真一枚で引き回されたバルコニーが伝わるだろうか。実は、バルコニーだけで22㎡の広さを有し、帖に換算すると約13帖ほど。
左手が南向き、右手が東向きの二面バルコニーで、屋根のついた南向きの面に物干し掛けが設置されているのも嬉しいポイント。東向きの面でテーブルセットを広げれば、青空の下でカフェ気分も味わえる。最上階のため、上階からの視線を気にすることもない。
なにより、眺望が最高。
南側から見る景色は、ヌケ感のお手本とまで言えるような光景が広がっている。市内広しと言えど、これほどまで見事なヌケ感を味わえる部屋はそうそう無いだろう。
設備紹介
眺望を堪能したところで、最後は設備をご紹介して終いとしよう。
バスルームは少しゆとりのあるサイズ感。追い焚きや浴室乾燥はついていないが、それと引き換えに浴室TV(動作保証なし)がついている。いや、注力の配分。
トイレもご覧のとおり、ウォシュレット付きで申し分ない。気になることと言えば、見たこと無いペーパーホルダーのカラーくらいだ。このフォルムはロックマンを彷彿とさせる。
なお、洗面台は大きな鏡にワイドな洗面ボウル、シャンドレの蛇口と使い勝手の良い逸品が備わっているのでご安心を。
では、おさらい。
中央区上本町西二丁目から登場した1LDKは、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目』徒歩5分。千日前線『谷町九丁目駅』や近鉄『大阪上本町駅』なども徒歩10分ほどとアクセスは良好。
なによりも、南向きの採光と最上階のルーフバルコニーから見えるヌケ感抜群の眺望はこの部屋に住む特権だ。
そんな一室が、敷金ゼロ礼金半月の月額11万円で満を持して募集開始。礼金が半月という太っ腹条件は、初期費用を抑えたいという方にとっても見逃せないポイントではないだろうか。
最後に、当物件の良かった点と気になった点を箇条書きにしてみたのでご参考になれば幸いだ。
【良かった点】
◎3駅4路線のアクセス
◎抜群の陽当り
◎眺望抜群の最上階ルーフバルコニー
◎大型収納アリ
【気になった点】
△窓が多いので夏は暑く冬は寒そう
△浴室設備のアンバランスさ