電車に注意
こんにちは、渋井不動産です。
早速ですが、皆さんはここがどこだかお分かりでしょうか?
ヒントはこのめちゃめちゃ細いホーム。電車が通過するたびに、その距離感の近さと風圧におののきます。そう、正解は阪急『中津駅』。「黄色い線の内側までお下がりください」と駅員さんに言われたところで、混雑時はもれなくハミ出し者が続出すること間違いナシです。
紹介の物件はこのあみだ池筋沿い。やってきたのは北区大淀中二丁目。阪急『中津駅』とJR環状線『福島駅』のちょうどその中間地点あたり。どちらの駅からも歩いて14分ほど。決して駅チカとは言えませんので、歩くのがお嫌いな方は自転車を使えば全て解決です。
また、このあみだ池筋を一直線に南下すれば、西区の堀江エリアまで迷わずに行くことができます。自転車なら20分ぐらいでしょうか。仮に職場が堀江という場合でも、20分で通勤できるとなれば希望エリアの幅が広がります。ちなみにJR各線『大阪駅』までは自転車で7分ほど。
物件の周辺の雰囲気は、都会的でもあり古き良き下町風情も残る落ち着いた環境。梅田付近で仕事をしているけど、騒がしい場所に住むのは気が引けるという方にはとてもオススメしたいエリアとなっております。
物件の近くには深夜12時まで営業のスーパー「ライフ」がございますので、食材や日用品の調達もイージーです。
学校区
ちなみに学校区は『大淀小学校』と『大淀中学校』。
なぜご丁寧にそんな情報までシェアしているかと言うと、本日紹介するのは100㎡の3LDK。ファミリーじゃないと持て余すであろう広さと間取りです。
写真は大淀中学校で、物件のちょうど真裏あたりのポジショニング。この距離感なら、朝が苦手なお子さんでも遅刻知らずでしょう。おかげで内申点に響かずに済みそうです。
小・中学校の校風や方針などについては、各公式HPでご確認くださいませ。
最上階ワンフロア
紹介の一室は最上階のワンフロア一戸。思う存分、特別感と優越感に浸ってください。今回、エントランス部分の紹介は割愛しましたが、オートロック付きでエレベーターもバッチリございます。
ここで先に賃料を言っておくと、当物件は共益費込の月額20万円。数字だけを見るとお世辞にも安いとは言えませんが、これから紹介を進めていくにつれて、徐々に「高くない」と感じてくるかもしれません。
さて、自らハードルを上げたところで室内へ侵入していきましょう。
ビッグウィンドウ
そこに待ち受けていたのは恥ずかしくなるほどのビッグウィンドウ。吸い込まれそうになります。
土間には間取りに見合わないない小ぶりなシューズボックス。ファミリーで暮らすにしては少し物足りないかと思いますので、別途シューズラックなどを設置することをオススメします。
最後の間取り図でご確認いただければと思いますが、各居室は左右に振り分けられており、上から見るととても細長い形状となっております。
4枚に連なるビッグウィンドウのおかげで開放感もケタ違い。しかも南西向きで、大満足の日当たりが得られます。
そして見ての通りブラインドも装着済みですので、目隠しもチョチョイのチョイ。しかもこのブラインド、開ける時はチマチマと紐を引っ張らなければなりませんが、閉める時は紐を軽く引っ張ると後は自動で閉まってくれます。要するにセミオートマチック。言ってしまえばフェラーリですね。
さて、土間上がって右側には10帖のLDKがスタンバイ。私は向いている方にしか進めないタチので、まずはこのままLDKを見ていくことにします。
メゾネット住宅
土間上がって右側には10帖のLDK。階段があることからもお分かりの通り、当物件はメゾネット住宅。マンションでありながら、まるで戸建てのような使い方ができます。
中央を陣取るペニンシュラキッチンはガス3口に魚焼きグリル付きで、調理スペース・シンクともに広く確保されています。そして壁は全て塗装仕上げ、柱はコンクリート剥き出しのままでちょっとしたアクセントに。お世辞でもなんでもなく、誰が見ても「カッコ良い」と言うであろうナイスガイな空間です。
いかんせん10帖というサイズですから、ダイニングセットとソファ・ローテーブル・テレビも置くとなるとさすがに手狭。
とはいえ、ファミリーで暮らすなら家族団欒のできるのスペースは設けたいですよね。そんなあなたには、リビングダイニン兼用のセットアップをどうぞ。かなりスッキリするはずです。
さて、続いては階段下の水回りを見ていきましょう。
水回り
まずはトイレから。
ウォシュレット付きのたくましい右腕が自慢です。腕相撲を挑もうかと思いましたが、僕は左利きなので不戦勝という結果に終わりました。
そして脱衣所。
洗面台向かって右側には洗濯パン。そして左側にはバスルーム。
洗面台自体は、蛇口が伸びるシャンドレタイプではないので朝シャンの難易度はやや高め。が、お隣のバスルームがなかなかのモノ。「朝シャンするぐらいなら風呂に入りたい」という気分にさせてくれることでしょう。
広ッッ!!
タイル張りの浴槽は大のオトナが十分に足を伸ばしてリラックスできるサイズ感。さらに追い焚き機能付きと、見た目を裏切らないスペックです。
また、もしも長湯してのぼせてしまっても、窓際の余白部分に寝転んで休憩することもできます。写真では少し分かりにくいかと思いますので、最後の間取り図に『休憩所』と記載しておきますので、そちらも併せてご確認ください。
それでは続いて上階へ。
洋室①
上階には約7.5帖の洋室①。
ご夫婦の寝室にするも良し、書斎にするも良し、ストックルームにするも良し、その使い方はあなたにお任せします。
階段脇の廊下にはハンガーパイプを設置。要するにクローゼット的存在ですね。
7.5帖とは言え、いかんせんその中にはこのスペースも含まれているので、実質はそれほど広々とは使えなさそうです。
さて、続いては土間上がって左側を見ていきましょう。
こちらサイドには洋室が2つとバルコニーがスタンバイ。いやはや、それにしても開放的な廊下だこと。思わずムーンウォークを見せつけたくなります。
洋室②
洋室②は約9帖。バルコニーのサイズ感はこの写真で十分伝わるでしょう。子供部屋にするにしては少し贅沢ですね。
LDKと洋室①にエアコンはありませんが、この洋室②と次にお見せする洋室③にはエアコンが装備済み。嬉しいポイントですが、性能保証はありません。そのため、もし故障した際は入居者様負担となりますのでご承知おきを。
角度を変えてみましょう。
すると再び現れる階段。そう、当物件は全ての居室が独立した振り分けメゾネット。
採光面も多く確保されており、日中は照明要らずの省エネ仕様。天井の照明はダウンライト3灯(調光機能付き)のみで、赤のアクセントクロスも相まって夜はムーディーな雰囲気を演出できそうです。
納戸
洋室②には納戸も完備。
サイズは約2帖ほど。ガラクタや日用品、掃除道具などを仕舞っておくも良し、突っ張り棒などを駆使してウォークインクローゼットとして使うも良しです。
洋室③
先述の通り、階段を上がると洋室③。
こちらのサイズも約9帖。洋室②とサイズは同じですが、天井が高い分、こちらの方が体感的には広く感じます。私の経験則上、賃料の高さと天井の高さは比例します。それと同時にテンションも高くなります。
ところで、皆さんには関係のない話で恐れいりますが、私としたことが「開けたら閉める」という当たり前のことができていませんでした。子どもの頃、お母ちゃんによく怒られたものです。
怒られる前に閉めておきましょう。
おや。
ガラリしてみると、そこにはウォークインクローゼットがスタンバイしておりました。いずれにせよ開けっ放し状態は避けられません。エアコンの冷気が逃げないと良いのですが。
WIC
ウォークインクローゼットはこんな感じ。お洒落さんの強い味方です。
洋服などの収納はもちろん、ご覧の通り日当たりがバッチリなので、かくなる上は物干し場としても使えそうです。
さて、これにて一通りの紹介はおしまい。
それではおさらいといきましょう。
本日、北区大淀中二丁目からお送りした当物件は100㎡の3LDK。最寄りの阪急『中津駅』、JR環状線『福島駅』のどちらからも歩いて約13分ほど。駅からはそこそこ歩きますが、梅田まで自転車でサクッといける距離なので、プラマイゼロということにしておきましょう。
冒頭でお伝えした通り、賃料は共益費込の月額20万円(礼金1ヶ月)。
いかんせん賃料が賃料なので「安い」とまではいかずとも、場所・内装・広さ・雰囲気・希少性を鑑みると「高くない」ぐらいには思っていただけたのではないでしょうか。
まとめ
【良かった点】
◎開放的なビッグウィンドウと採光
◎最上階ワンフロア一戸
◎希少性の高い間取り
◎梅田まで自転車7分
◎広々としたゴージャスなバスルーム
【気になった点】
△駅から遠い
△家族団欒のLDKがコンパクト
△シューズボックスが小ぶり