こんにちは、サトシです。
今日も良い天気ですね。ピンク色の桜はまだ7分咲き程度ですが、その奥では金色に輝く桜の代紋が睨みを利かせています。そう、ここは南警察署。おっと、早まらないでください。出頭しに来たわけではありません。本日紹介する物件がここの近くだったというだけです。
というわけで、本日の舞台は中央区東心斎橋一丁目。すなわちミナミの繁華街です。
「ミナミに住めるとこなんかあんの?」とよく聞かれますが、このあたりにも住居は探せばナンボでもあります。実際マンションも多いです。が、お手頃に、そして快適に暮らせるコスパ良しな物件というのはなかなか無いのが現状です。
しかし我々は渋井不動産、この東心斎橋で、安くて広いナイスコスパの1LDKを掘り起こしてまいりました。
いかんせん“超”が付くほどの繁華街ですから、静かな暮らしをお求めの方にはオススメいたしません。
酔っ払い同士の喧嘩なんて日常茶飯事ですし、元気の有り余っている若者が奇声を発している姿もしばしば見かけます。一歩外に出れば客引きやスカウトに声を掛けられるでしょうし、本職さんらしき人とすれ違うことだってあるでしょう。そんな場面に遭遇したとしても、決してキョドってはいけません。この街に住むにあたって心得ておいてほしいのは、あくまでも堂々としておくことです。
ま、「ミナミに住みたい!」と思っている方が、治安や静かさを気にするとは思っていませんが。
物件から徒歩3分ほどの場所には24時間営業のスーパー『フーディアム』がございますので、食料品や日用品の調達もイージーです。
そもそもここは繁華街、「無いものは無い」と言っても過言ではないほど、様々なお店・施設が揃っています。そういった意味では整った住環境と捉えることもできますね。何ごとも前向きに捉えましょう。
物件スグ近くには、同じく24時間営業のレストラン、その名も『地獄』。
少しばかりゾッとする店名ですが、料理も美味しいですし、味云々の前にアットホームな雰囲気でとても楽しいお店です。僕もちょくちょくお世話になっているので、日頃の感謝も込めてここで勝手に宣伝しておきます。
当初は「24時間DJがいるレストラン」という触れ込みでしたが、最近は人手不足ならぬDJ不足なんだとか。興味のある方は立候補してみてはいかがでしょうか。
今は時短要請のため24時間営業ではありませんので、営業日・営業時間などの詳細については公式instagramでご確認ください。
※『地獄』の公式instagramはコチラ
それでは物件紹介に移りましょう。
こちらの物件は、今年で築55年を迎える鉄骨造4階建てビルヂング。見ての通りエレベーターはございません。とは言っても、お目当ては2階ですので、まだホップ・ステップ・ジャンプで上りきれる階数です。
また、1階部分にはサムギョプサル屋さんが入っているので、ある日突然サンチュに豚肉を包みたくなったとしても階段を下りるだけでOKです。頼もしいですね。
紹介の一室は階段を上がってスグの角部屋。これなら引越し作業もそれほど苦にはならないでしょう。
さっきも言った通り1階がサムギョプサル屋さんなので、ひょっとすると生活の中でニオイが気になる場面が出てくるかもしれません。が、ポジティブな方ならそのニオイをオカズに白ごはんが食べられるはず。足音などの生活音も、下階が普通の住居なら気を遣いますが、ワイワイとしたお店さんなのでそこまで慎重になることはないかと思います。
玄関を開けてみると、とても55歳とは思えないキレイさに驚かされます。同い年の芸能人で例えるなら、国生さゆりやRIKACOといったところでしょうか。
突き当りを突き破ったところにはLDK、廊下右側には水回りがまとめられています。水回りは最後にお見せしますが、取り急ぎ言っておくと、風呂とトイレはばっちりセパレートです。
土間を振り返ってみると、シューズボックスもご覧の通り。スニーカーマニアの方には少々物足りないかもしれませんが、棚の間隔もお好みで変えられるので、ハイカットスニーカーやブーツも楽ラク収納できます。
そして新聞受けは、まるで範馬勇次郎の手刀を喰らった天内悠を彷彿とさせるエグれっぷりです(※)。
※参考画像はコチラ(出典:「グラップラー刃牙 第31巻」©板垣恵介/秋田書店)
LDK13帖
廊下を奥に進むと、13帖のLDKがスタンバイ。
エアコンは完備ですが、照明は付けられていませんので、あなた好みの逸品をチョイスしていただければと思います。
フローリングはオイルエステを終えた国生さゆりの肌みたく艶々で、南向きの窓からは陽光が差し込み、光と影のコントラストがとても良い雰囲気を演出しています。東心斎橋という混沌とした立地条件で、これほどの日当たりが得られる物件というのはそう多くありません。しかし、手放しで喜ぶにはまだ早い。
手のひらを太陽に
向けて「バイバイ」を告げなければならない可能性があります。
というのも、前面道路挟んで向かい側が更地となっており、ここに15階建てのマンションが建設される予定です。それによって、自慢の日当たりが失われる可能性大。こればっかりは建ってみないと何とも言えませんが、少なくとも今のようなビシビシの日当たりは期待できないでしょう。
一応、工事が始まるのは今年の7月上旬からで、完成予定は2023年の2月下旬とのこと。今から数えると、1年と半分ぐらいの間はまだ日当たりの恩恵を受けることができそうです。それまでに思う存分光合成しておいてください。
とはいえ、マンションが出来上がるまでの過程を間近で見られる機会ってあまりないですからね。そう言った意味では貴重な経験ができるのかもしれません。
やがて来る太陽との別れに胸を詰まらせながら後ろを振り返ってみると、そこにはブルーのシステムキッチン。僕の気持ちを反映しているようです。
しかしスペックは優秀そのもの。ガス3口に魚焼きグリルが搭載され、シンク、調理台ともに十分なスペースを確保。僕が定める“ステキッチン”に認定します。
キッチン向かって左側の扉は6帖の洋室。見てみましょう。
6帖洋室
6帖の洋室には大型のクローゼットがスタンバイ。お洒落さんの強い味方です。
さしずめ、ここは寝室になる運命でしょうか。クローゼット側に頭を向けて寝ると北枕になってしまいますが、それはあなたの匙加減でしょう。
反対側からもご覧あれ。
特筆すべき点の見当たらないFutoo!!の洋室ですが、嬉しいことに洋室にもエアコンが装備済み。全ての居室にエアコンがあるというのは、当たり前なようで当たり前ではありません。ですので、恥ずかしがらず大いに喜んでいただいてOKです。
さて、居室の紹介をひと通り終えたところで、最後に水回りの設備をチェケラしておきましょう。
※Futoo!!:普通に良い。
水回り
まずはトイレから。
お便器はタンクレスっぽいシュッとした見た目ですが、残念ながらそうではありません。とはいえ、ウォシュレット付きで用を足すだけなら十分過ぎるほどのスペックです。むしろ、用を足す以外の使い道があるなら教えてほしいぐらいです。
続いては脱衣所。
洗面台は蛇口が伸びるシャンドレタイプ。洗面ボウルも広くて深く、朝シャンも朝飯前です。洗濯機置き場もバッチリ室内に設置されており、今のところ何の文句もありません。
そしてバスルーム。
シャワーはセルフ温度調整が必要な少々面倒なタイプですが、一度溜めたお湯を無駄にしない追い焚き機能付きです。
先ほど「何の文句もない」と言いましたが、ここにきてウィークポイントが思い当たりました。今さらながら、当物件にはバルコニーがないのです。
しかしご安心ください。
浴室乾燥機がございます。
まさに至れり尽くせり。これにて「洗濯物をどこに干すか問題」は解決です。
そもそも、バルコニーがあっても部屋干し派という人もいるぐらいですから、バルコニーがないことをそれほどネガティブに捉える必要は無いと思います。もちろん、無いよりはあった方が良いのは言うまでもありませんが。
それではおさらい。
東心斎橋一丁目という言わずと知れた繁華街から登場した当物件は40㎡の1LDK。最寄りの大阪メトロ堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋駅」から徒歩2分。室内の清潔感もさることながら、全室にエアコンが完備で、水回りのスペックも至れり尽くせり。
気になる賃料ですが、敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は管理費込の月額7.8万円。
この立地でこの広さ、そして頼もしい設備をもってしてこの賃料というのはチクフル物件ならではの醍醐味。しかも、管理費の中に水道代も含まれているとなれば、実質の賃料は7.5~7.6万ほど。社会人1~2年目の遊び盛りなあなたでも、頑張れば十分手が届くはず。
冒頭でもお伝えした通り、静かな暮らしをお求めの方にはオススメできませんが、賑やかな方がむしろ落ち着くという寂しがり屋さんには胸を張ってオススメできます。またとないこのチャンスをお見逃し無く。
まとめ
【良かった点】
◎広さに対するコストパフォーマンス
◎充実の水回り設備
◎南向きの窓から差し込むサンサンの日当たり(期間限定)
◎無いものが無い住環境
◎管理費に水道代含む
【気になった点】
△住む人を選ぶ立地
△エレベーター/バルコニーなし
△やがて来る太陽との別れ
△サムギョプサルのニオイが気になるかも
お問い合わせはお早めに、渋井不動産まで。
(物件番号:86291)