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文の里三丁目貸家


谷町線「文の里駅」からこんにちは、渋井不動産です。

本日はここ文の里から、ファミリー向けの戸建物件を紹介いたします。物件所在地は阿倍野区文の里三丁目、駅から歩いて5分ほどのポジショニングです。

文の里三丁目貸家

優しい街

文の里駅の名物と言えば、この『善意の傘』。駅を出た瞬間、突然の雨で傘を持っていなかったという経験は誰にでもあるはず。そんな時はこの善意の傘に遠慮なく甘えちゃいましょう。
立て看板にも書かれてある通り、年間で約1200本もの傘が地域の方々から寄贈されているとのこと。きっと思いやりのある人情深い街なのでしょう。

文の里三丁目貸家


物件付近にはスーパーが一件もなく、最寄りのコンビニまでも300メートルほど歩きますので、買い物は正直不便です。

代わりと言ってはなんですが、駅出てスグには『文の里商店街』がスタンバイ。お世辞にも「賑わっている」とは言えませんが、人のヌクモリが感じられる昔ながらの古き良き商店街です。

文の里三丁目貸家
ちなみに、物件から阿倍野区役所までは徒歩6分ほど。「スグそこ」というわけではありませんが、転入出などの各届け出はサクッと済ませられます。
それほど足繁く通う場所でもないでしょうが、本日紹介するのはファミリー向けの物件ですので、役所が近くにあるというのは何かと便利ですね。文の里三丁目貸家

地名の由来

ちなみにこの『文の里』という名称ですが、その由来は“文”の文字が示す通り「学校が多いから」という実に安直なもの。確かに、この辺りには『私立明浄学院』や『府立天王寺高等学校』、『府立阿倍野高等学校』に『市立工芸高等学校』などなど、名だたるラインナップが揃っています。
そして、このただならぬオーラを放つ建物は『大阪市立工芸高等学校』の校舎。大正13年に建てられたもので、大阪市の有形文化財にも指定されているほどです。
参考までに言っておくと、紹介物件の学校区は『常磐小学校』『文の里中学校』です。こちらも検討材料のひとつにどうぞ。

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そんなこんなで物件付近に到着。

古い建物が多く現存する静かで落ち着いた住宅街で、物件裏手にはのどかな『文の里公園』。遊具も充実しておりますので、小さなお子様も大喜び間違いなしです。

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昭和元年築

お待たせいたしました。
こちらが紹介の物件です。先ほど、この辺りは「古い建物が多く現存する」と申しましたが、それは当物件も同様。パッと見た限りでは新築同然の美しい外観ですが、その築年数はなんと95年。1995年築ということではありません。昭和元年生まれの御年95歳です。私たちが生まれてくる遥か前から、この地域を見守ってきた大先輩です。
それでいてこの外観ですから、もはや不老不死の魔女と言っても過言ではありません。

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バイク、駐められます

玄関ポーチはご覧の広さ加減。自転車はもちろん、大型バイクでも楽ラク駐めておけます
半屋外なので雨風はしのげないにしても、身近に愛車を駐めておけるというのは安心感がありますね。水道も通っているので、軽い洗車ぐらいならここで済ませられます。
さらに、駐められるのはバイクや自転車だけではございません。

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車、駐められます

物件の真隣には青空駐車場。
一台分のスペースが既に確保されており、その駐車場代は賃料の中に含まれています。もし「車は持ってないよ」といった場合でも、賃料から駐車場代を引かれることはありませんので、その点については予めご承知おきを。もはや、これを機に車の購入を検討しても良いんじゃないかと思えてきます。

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2018年にフルリノベーション工事が完了した当物件ですが、内装はこれと言ったクセのないFutoo!!のそれ。デザインが利いているわけでもありませんし、かと言って築95年ならではの風格や味わいも感じられません。古いモノ好きの方には少し物足りなく思えるかもしれませんが、外観も内観も、良くも悪くも新築と見紛う美しい仕上がりです。

※Futoo!!:普通に良い。

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それではお邪魔します。

すると2階へ続く階段と、LDKに続く引き戸が待ち構えていました。
何回も言うように、先のフルリノベーションによって室内は非常にフレッシュな状態。玄関部分にシューズボックスはありませんが、広々とした土間ですので、後々ラックなどを置く余白は十分に残されています。

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16帖LDK

LDKのサイズは約16帖。一家団らんのスペースとしては十分な広さを有しています。
キッチンのスペックはガス3口にお魚グリル付き。調理スペースも広々としており、使い勝手については申し分ありません。満足な収納力を誇りますが、いかんせん一個一個の引き出しが大きいので、小物の収納には少しばかり工夫が必要でしょうか。

文の里三丁目貸家


反対側からも見てみましょう。

キッチンはリビング全体を見渡せるポジショニングなので、小さなお子様のいるご家庭でも安心して料理に集中できますね。
そして今さらながら、当物件の間取りは87㎡の3LDK。あいにく、全ての居室に照明器具とエアコンは付けられておりませんので、入居後のイニシャルコストは結構かかります。快適な暮らしのためだと思って、そこはなんとか捻出していただければと思います。

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収納はこんな感じ。

掃除機や日用品の収納に一役買ってくれそうです。
そして水回り一式は写真右手のスペースにまとめられております。チェケラしておきましょう。

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水回り

まずはトイレから。
あいにくウォシュレットはございませんが、あなたのお尻を優しく温めてくれる便座ウォーマー付きです。また、コンセントが装備されていますので、後々ウォシュレット付きの便座にコンバートすることも可能です。
また、手を汚しがちのおっちょこちょいなパパさんの為に、小ぶりな手洗い場も用意されています。

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脱衣所もゆとりのあるスペースが確保されていますので、ダイナミックかつ大袈裟なモーションで衣服の脱着ができます。

ワイドめな独立洗面台はシャンドレタイプで、朝シャンも朝飯前です。

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そして清潔感溢れる真っ白なバスルーム。1620サイズの広々な贅沢空間です。95年前は一体どんな姿をしていたのでしょう。

浴室乾燥機はないものの、追い焚き機能なら完備。1日の締め括りに、優雅なバスタイムをお過ごしいただけます。

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テラス付き

脱衣所からはテラスに避難できますので、ついつい長湯してのぼせてしまってもご安心ください。ここでボーッとしながら身体が冷めるのを待ちましょう。
ちなみに、このテラスはお向かいさんの二階から丸見えなので、休憩するにしてもタオルの一枚ぐらいは巻いておいたほうが良さそうです。

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二階へ

さて、続いては二階へやってきました。
二階には3つの洋室とバルコニーがスタンバイ。

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パカリ

最後の間取り図で改めて確認していただければと思いますが、写真左手には洋室①、写真正面は洋室②、さらに奥へ進むと洋室③といった並びです。
が、どの洋室も似たようなサイズと雰囲気なので、今回は①と②だけをピックアップしておきます。

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洋室①

まずは洋室①をご覧あれ。
これといって特筆すべき点は見当たりませんが、サイズは約6帖で、各洋室の中で唯一の二面採光(東・南)です。

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クローゼットの容量も問題ナシ。

写真左手のスペースは使い道に少し悩みますが、「隅っこが好き」という方はあそこで三角座りでもしておいてください。結構落ち着けます。

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洋室②

続いての洋室②は約5帖。
ちなみに、全室南向きの採光ですので、いずれの洋室にも分け隔てなく太陽が微笑んでくれます。おかげで明るいお子さんに育ってくれそうですね。

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クローゼットも先ほどと同程度の容量で、相変わらずコレといった特徴はありません。

今回割愛した洋室③にもクローゼットはばっちり完備されていますし、全ての居室にテレビのアンテナコンセントがございます。
何度も言うように、どの洋室も似たような雰囲気ですが、部屋割りについては家族会議でじっくりと話し合ってくださいませ。

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最後にお見せするのはこのバルコニー。

洗濯物は一階のテラスに干すとして、ここでは乾布摩擦なんかに精を出してみてはいかがでしょうか。ご近所さんからは白い目で見られるかもしれませんが、メンタルを鍛えるという面ではこの上ないスポットです。

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さて、これにて紹介はオシマイ。

本日紹介した魔女戸建は阿倍野区文の里三丁目からの登場。とても昭和元年生まれの95歳とは思えないほど美しく生まれ変わっています。この築年数だからこそ醸し出せるオーラや風格を微塵も感じないのは少し寂しい気もしますが、築95年のリノベーション戸建てに住めるチャンスなんてまたとありません
敷金1ヶ月礼金2ヶ月、賃料は駐車場代込の月額16万円初期費用は少し嵩みますが、それはオーナー様の自信の表れともとれます。
そして今さらですが、当物件は3年間の定期借家契約とはいえ、トラブルなく普通に住んでいただければ再契約も可能ですので、それほどナイーブに捉える必要はございません。

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まとめ

【良かった点】
・築年数を感じさせない美しい内装と外観
・物件真隣の駐車場がセット
・バイクも駐輪可能な玄関ポーチ付き
・全室南向きの採光
【気になった点】
・周辺にコンビニやスーパーが少ない
・エアコン、ウォッシュレット無し
・3年間の定期借家契約(再契約可能)
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:84538)

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  • ファミリーに捧ぐ、文の里の魔女戸建は昭和元年生まれの一点物。
  • 阿倍野区

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