

優しい街
文の里駅の名物と言えば、この『善意の傘』。駅を出た瞬間、突然の雨で傘を持っていなかったという経験は誰にでもあるはず。そんな時はこの善意の傘に遠慮なく甘えちゃいましょう。 立て看板にも書かれてある通り、年間で約1200本もの傘が地域の方々から寄贈されているとのこと。きっと思いやりのある人情深い街なのでしょう。


地名の由来
ちなみにこの『文の里』という名称ですが、その由来は“文”の文字が示す通り「学校が多いから」という実に安直なもの。確かに、この辺りには『私立明浄学院』や『府立天王寺高等学校』、『府立阿倍野高等学校』に『市立工芸高等学校』などなど、名だたるラインナップが揃っています。 そして、このただならぬオーラを放つ建物は『大阪市立工芸高等学校』の校舎。大正13年に建てられたもので、大阪市の有形文化財にも指定されているほどです。 参考までに言っておくと、紹介物件の学校区は『常磐小学校』と『文の里中学校』です。こちらも検討材料のひとつにどうぞ。

昭和元年築
お待たせいたしました。 こちらが紹介の物件です。先ほど、この辺りは「古い建物が多く現存する」と申しましたが、それは当物件も同様。パッと見た限りでは新築同然の美しい外観ですが、その築年数はなんと95年。1995年築ということではありません。昭和元年生まれの御年95歳です。私たちが生まれてくる遥か前から、この地域を見守ってきた大先輩です。 それでいてこの外観ですから、もはや不老不死の魔女と言っても過言ではありません。
バイク、駐められます
玄関ポーチはご覧の広さ加減。自転車はもちろん、大型バイクでも楽ラク駐めておけます。 半屋外なので雨風はしのげないにしても、身近に愛車を駐めておけるというのは安心感がありますね。水道も通っているので、軽い洗車ぐらいならここで済ませられます。 さらに、駐められるのはバイクや自転車だけではございません。
車、駐められます
物件の真隣には青空駐車場。 一台分のスペースが既に確保されており、その駐車場代は賃料の中に含まれています。もし「車は持ってないよ」といった場合でも、賃料から駐車場代を引かれることはありませんので、その点については予めご承知おきを。もはや、これを機に車の購入を検討しても良いんじゃないかと思えてきます。


16帖LDK
LDKのサイズは約16帖。一家団らんのスペースとしては十分な広さを有しています。 キッチンのスペックはガス3口にお魚グリル付き。調理スペースも広々としており、使い勝手については申し分ありません。満足な収納力を誇りますが、いかんせん一個一個の引き出しが大きいので、小物の収納には少しばかり工夫が必要でしょうか。


水回り
まずはトイレから。 あいにくウォシュレットはございませんが、あなたのお尻を優しく温めてくれる便座ウォーマー付きです。また、コンセントが装備されていますので、後々ウォシュレット付きの便座にコンバートすることも可能です。 また、手を汚しがちのおっちょこちょいなパパさんの為に、小ぶりな手洗い場も用意されています。


テラス付き
脱衣所からはテラスに避難できますので、ついつい長湯してのぼせてしまってもご安心ください。ここでボーッとしながら身体が冷めるのを待ちましょう。 ちなみに、このテラスはお向かいさんの二階から丸見えなので、休憩するにしてもタオルの一枚ぐらいは巻いておいたほうが良さそうです。
二階へ
さて、続いては二階へやってきました。 二階には3つの洋室とバルコニーがスタンバイ。

洋室①
まずは洋室①をご覧あれ。 これといって特筆すべき点は見当たりませんが、サイズは約6帖で、各洋室の中で唯一の二面採光(東・南)です。

洋室②
続いての洋室②は約5帖。 ちなみに、全室南向きの採光ですので、いずれの洋室にも分け隔てなく太陽が微笑んでくれます。おかげで明るいお子さんに育ってくれそうですね。



まとめ
【良かった点】 ・築年数を感じさせない美しい内装と外観 ・物件真隣の駐車場がセット ・バイクも駐輪可能な玄関ポーチ付き ・全室南向きの採光 【気になった点】 ・周辺にコンビニやスーパーが少ない ・エアコン、ウォッシュレット無し ・3年間の定期借家契約(再契約可能) お問い合わせは渋井不動産まで。 (物件番号:84538)