シェア
L
堀江ヴィラ
ご機嫌麗しゅう、渋井不動産です。
オレンジストリートの看板が掲げられているコチラは、南堀江三丁目と四丁目の境界線となる新なにわ筋。
飲食店やスーパーなどのお店はもちろん、病院や図書館など生活に欠かせない施設がこの筋一本にほぼ凝縮されており、ここさえ通っておけば生活できると言っても過言ではないかもしれません。しらんけど。
堀江ヴィラ
また、北へ歩けば『西長堀駅』、南へ歩けば『桜川駅』と、2駅3路線がこの筋にあり、双方の距離は徒歩10分圏内。
本日はこの2駅のおおよそ中間地点、新なにわ筋から南堀江公園通へ入った先にあるお手頃1Kをご紹介します。
ちなみに看板が指すこの先には南堀江公園があり、反対側へ進むと日吉公園もあるというダブル公園ポジションでもあります。
堀江ヴィラ
RC造8階建てマンション入り口では、季節はずれのリースがお出迎え。オートロックや宅配ボックスはありませんが、伊藤園の自販機ならあります。
余談ですが、1階のお店の従業員さんによると、このマンションのレトロな雰囲気がどっかのオシャレ雑誌に載ったとのこと。大変フワッとした情報なので信ぴょう性は謎ですが、「ボロい建物なのに分からないもんだね〜!」と明るく去って行った人柄には大変好感が持てました。
堀江ヴィラ
さて、そんなこんなで目的の7階へ。従業員さんの仰った通り、共用部は築54年の年季を感じます。
しかし、年季が入っているからこそ、このレトロな緑のカラーリングが映えるのかもしれません。革製品然り、ジーパン然り、経年変化を楽しむとはよくいったものです。
では、突き当り右手の角部屋へお邪魔しましょう。
堀江ヴィラ
玄関入ってすぐ、土間のとなりにはキッチン。コンロはご自身で好きなものを設置できるタイプです。
では左手にある水回りをざっとご紹介させていただきます。
堀江ヴィラ
ピカピカの光を放つ洗面台は、シャンドレタイプ。洗濯機も室内に置けます。
年季を感じさせないこれらの設備はリノベーションのおかげ。レトロと使い勝手の両方をおさえた良物件です。
堀江ヴィラ
少ししゃくれ気味のトイレも小窓がついて清潔感がありますね。
しかし、こんな高年式な顔をしておいてウォシュレットはついていません。小野妹子が男性と知った時くらいのギャップです。妹子の名誉のために言っておくと、コンセントはついているのでウォシュレットの後付けは出来ます。
堀江ヴィラ
浴室はほぼ真四角のタイプ。お山座りが好きなアナタへ贈るコンパクトな浴槽です。
追い焚き・浴室乾燥はついていませんが、これは見た目通りといったところでしょうか。
堀江ヴィラ

お手頃1Kの居室は

キッチンにご覧のゆとりが設けられているのは地味に嬉しいポイントですね。広さにして4帖程度でしょうか。食器棚や冷蔵庫もコチラへ置けます。
ではお待ちかね、奥の引き戸を開けるとリビング・ダイニングの登場です。

堀江ヴィラ
ガラリと開けると10帖ほどの部屋が現れました。
突き当りのガラスブロックは東向きで、照明の点いていない部屋でも溢れんばかりの採光がすり抜けてきています。
ちなみに当物件はSOHO利用も可能。堀江で自宅兼事務所をお探しの方にとっては見逃せない一室です。
堀江ヴィラ
クローゼットと物入れは1つずつ。
決して収納が豊富とは言えないものの、ハンガーラックさえ足してやれば手持ちの服や小物は収まりきるかと思います。
堀江ヴィラ
では角度を変えて。
ガラスブロックの面を入れると、三面もの採光が確保された室内。その代償なのかバルコニーはありません。お洗濯物は室内干しか徒歩2分のコインランドリーでどうぞ。また、希望者には共用の屋上を物干し場としてお使いいただくことも可能です。
右手の窓は北向きであるものの、漏れ出す採光量はドラキュラ1人くらいなら容易く昇天させてくれるでしょう。
ちなみにガラリと開けると、
堀江ヴィラ
隣の屋上ビュー。
もっと言うと、隣の屋上の視界を遮るビルビューです。あの東洋の魔女を彷彿させる見事なブロックを見せています。
※東洋の魔女:1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレー日本代表の呼び名。1961年の欧州遠征で24連勝した際に、現地メディアにつけられた。
堀江ヴィラ
続いてこちらが西側の窓。三面採光とは言ったものの、一寸先は壁といった具合のため、あいにくこの面の採光は望めません。
そして皆さまお気づきでしょうか。
堀江ヴィラ
窓の内側に網戸があるということを。
少々開閉はしにくいのですが、意図する用途通りにお使いいただけますのでご安心を。要は虫さえ入ってこなければいいのです。
堀江ヴィラ
そしてもう一点、
堀江ヴィラ
全閉しても鍵がかかりません。
窓枠に対して窓の長さが合っていないという悲しいすれ違い。これは致命的かと思われましたが、ここは7階、そして一寸先は壁です。
だからと言って安全とは言い切れませんが、慰め程度にはなるかと思います。
堀江ヴィラ
それでは、おさらいです。
西区南堀江三丁目から登場した34㎡のお手頃1Kは『西長堀駅』『桜川駅』どちらも徒歩5分ほどで、千日前線・長堀鶴見緑地線・阪神線の3路線が利用可能のグッドリッチ
お手頃と謳う諸費用は、なんと共益費込みの月額5.3万円。さらにダメ押しの敷礼ゼロという好条件を添えて。もはや相場破壊です。
では以下にお部屋のポイントを纏めましたのでご参考くださいませ。
堀江ヴィラ

まとめ

【良かった点】
◎2駅3路線利用の交通至便
◎西区南堀江という人気エリア
◎ちょうどいい広さとお手頃な賃料
◎レトロな共用部に高年式の設備
◎SOHO利用可能

【気になった点】
△設備機能の弱さ
△バルコニーなし(屋上は使用可能)
△西側の窓がすれ違っている悲劇
譲れないポイントは人それぞれかと思いますが、堀江でリーズナブルな住処というのは競争率の高い人気条件。引っ越しシーズンの今だからこそ、迷っている暇はありません。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:82558)

堀江ヴィラ
シェア
  • 南堀江のレトロマンション、ガラスブロックが主役の1Kが月額5.3万円。
  • 西区

渋井不動産の最新情報をチェックする