過去には“鉄の女”なんて呼ばれたこともあるほど表情が乏しい私ですが、実はこっそりテンションが上がっています。
なんたって今回やって来たのは、
一般的にタワーマンションとは建築基準法で60mを超える“超高層建築物”を指し、仮に1フロアの天高を3mとした場合、該当するのは20階以上のマンションとなります。
本日ご紹介するお部屋は、高さ167.4m・50階建てタワーマンションの33階。超高層建築物の基準を有に超える所在階です。
答えは弁天町です。
阪神高速と中央大通りに面したこの一帯は、どちらかというと車通りが多く騒がしいイメージ。お天気のせいもあり、駅前もどこか薄暗く見受けられます。
ですが、そんな弁天町が近年ガラリと変わりつつあるのを知っていますか。
そんな弁天町は、2025年の大阪万博や統合型リゾート(IR)推進活動などで活性化が進む「大阪ベイエリア」の玄関口として役割を期待されています。
そして、そのランドマークとして2018年3月に開業したのが弁天町駅直結のOSAKA BAY TOWERです。
中でもメインタワーにあるアートホテルの最上階、スカイビュッフェ51では地上200mの展望が魅力。私も一度ランチへ行ったことがありますが、平日でも予約必須の人気ぶりでした。
同施設には音楽教室や英語教室なども入っており、お稽古帰りと思われる小さな子どもや保護者の姿もチラホラと見受けられました。
物件概要
【物件名】ORC PRIOR TOWER
・築年月:平成5年3月
・総戸数:353戸
・所在地:大阪府大阪市港区弁天一丁目2−30
・構 造:SRC造50階建
・施 主:㈱大和銀行・住友信託銀行㈱
三菱信託銀行㈱・三井信託銀行㈱
・施 工:清水建設㈱・㈱鴻池組
㈱長谷工コーポレーション
・管 理:㈱長谷工コミュニティ
・最寄駅:大阪メトロ中央線『弁天町駅』徒歩2分
JR環状線『弁天町駅』徒歩4分
近隣にはスーパーやホームセンター、公園や図書館まで揃っており、再開発に力を入れたベッドタウンであることが垣間見れます。
そんな苦労を少しでも緩和すべく、駅チカのタワマンが多いのかもしれません。
やっと到着
お待たせしました。ようやく玄関前に到着です。
ここまで長かったですね。我ながら、弁天町のぶらり紹介なのかと錯覚しそうになりました。ここからが本題です。
では、さっそくドアを開けてみましょう。
7.5帖洋室
さて、当物件は103㎡の3LDK。
2020年8月のリノベーションにより床やクロスも張替えられているため、室内のフレッシュさもご覧の通り。くわえてペット飼育可能(管理規約による制限あり)です。
水回り
洋室の隣には水回りゾーン。新品の洗面台はシャンドレタイプで、LEDライトが仕込まれた3枚の鏡は裏側が全て収納になっています。
ちなみに仕込まれたLEDは光らせそびれました。シューズボックスの抜かり無さを見習います。
壁の一部にはホーロークリーン浴室パネルを採用し、汚れが染み込まずカビも発生しない仕様。お手入れも入浴後にサッとシャワーで流すだけと楽々です。
28.5帖LDK
ではメインとなるLDKへ。窓からの眺望が気になるところですが、それは後のお楽しみ。
ご覧のLDは24.5帖ほどで、大型ソファーやダイニングテーブルを置いても十分なゆとり。ちなみにこの家具や照明はディスプレイ用で、入居時には撤去予定です。
家具はついてきませんが、この部屋にあるエアコン1台はついてきます。その他の居室は、入居後にご自身で設置くださいませ。
部屋の広さと収納力を考えると物置などの納戸使いとなるでしょうか。大きな布団やシーズンオフの衣類など、こちらに一式しまっておけます。
タワマンの先住人たちも、きっと一度は竹内まりあを口ずさんでいるはず。
うねるハイウェイの向こうには西区や中央区のビルたち。よーく目を凝らすと、方角的には大阪城も見えるかもしれません。
ローンシミュレーション
では月々のローンシュミレーションへ。ベイタウンの玄関口、港区弁天から登場した103.22㎡のタワーマンションは税込4,980万円。
金利0.7%、頭金なしの元利均等返済35年ローンを組んだと仮定すると、管理費・修繕積立金込みで月々18.8万ちょい。
20万を下回る金額で100㎡超えのタワマンに住むことができます。
そう考えると、このシュミレーション額がいかにお得かお分かりいただけるかと思います。
では最後に物件のおさらいといきましょう。
◎徒歩5分以内の駅チカで都心部へのアクセスも良好
◎高級感と清潔感のあるエントランス
◎2020年8月にリノベーション済み
◎33階という上層階かつ100㎡超えのゆとり
◎北東から南東にかけての引き回しバルコニー
◎ペット飼育可能(規約による制限あり)
【気になった点】
△景色を遮る2棟のビル
△タワマンならではのエレベーター問題
△駅前は車通りが多く、排気ガスなどが気になる