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こんばんは。

今僕は、渋い物件は無いかと西区の江戸堀を散策しています。 今いるここは、肥後橋から3分ほど歩いたところ、西船場小学校のすぐ北側です。

そう、言わずと知れた江戸堀ナウですね。 そこに、渋い車がやたらと似合う渋いエントランスの建物を発見したので、ちょっと見て行くことにします。

もう時間的に閉まっているようですが、何やら渋いお店が一階に。

「よし、ここが空いたら渋井不動産のお店を出そう。」

そう思ったことは言うまでもありません。

EDOBORI URBANLIFE

建物外壁の刻まれた渋い文字。直訳すると「江戸堀ナウ」といったところでしょう。

大阪市内では数少ない、イケてる雰囲気のエントランスです。 前に停められた渋い車が似合い過ぎ。一体誰の車なのでしょうか。

覗くとそこには、思わず吸い込まれそうな渋いアプローチが。

せっかくなので吸い込まれてみることにします。

吸い込まれてみましたところ、難攻不落のセキュリティ「オートロック」が待ち構えていました。

偶然にも今日は、4階にある部屋の鍵が胸ポケットの中に入っていたため、オートロックを解除してこのまま進むことにします。

エントランスを抜けた奥にエレベーターホールを見つけました。

見るからにレトロで築古な建物ですが、エレベーターは新しいものに入替えられているようです。

カメラ搭載済みの、一人で乗ったからといって気を抜けない、鼻くそはホジれないタイプです。

それではせっかくなので、エレベーターで4階まで上がってみることにします。

ボタンの数字が大きめに表示されており、お年寄りでも簡単に操作できる簡単ケータイ風エレベーターです。

おやおや、屋上階にも停まるようですね。後ほど見に行ってみましょう。

写真:エレベーター内の注意書き「汁、絶対ダメ。」
※汁には、味噌汁だけでなく果汁や鼻汁など、色々な汁があります。全部ダメです。お気をつけ下さい。

さて、4階に着いたところで問題です。

問題︰ここから僕は、4階のある部屋に入ってビックリ驚くことになります。
それはなぜでしょうか?

正解︰玄関開けたらめっちゃ渋かったから。

少し難しかったですか?それでは引き続き中を見ていきましょう。

edoboriurbanlife10

どうでしょう、この先ほどまでは一切想像してなかった感じ。

玄関を開けたところから、ダウンライトがムーディな空間を演出しています。

綺麗な赤茶色の扉が、高級感を演出していますね。

足元から照らすこの間接照明も、ワクワク感を演出しています。

そしてこれが、15帖はあろうかという大きなワンルーム。

ブラックの天井が、白い床をより一層広く感じさせてくれます。

玄関から続くダウンライトと、廊下足元の間接照明。

造り付けのカウンターとクローゼットが影を作り、空間に立体感を持たせてくれています。

仕上がってますね。

このリビング部分の床は、少しモフモフした柔らかいクッションフロアで、なんだか勝手に落ち着いてしまう、「柔らかみ」とか「ヌクモリティ」なんかが感じられます。

今までフローリングは無垢が渋い。」と、馬鹿のひとつ覚えのように思っていた僕ですが、 ここなら、無垢よりコッチの方が良いかも。

そんなことすら感じさせてくれる空間です。

しかし格好良いリノベーションといっても、機能性が伴っていなければ良いリノベーションとは言えません。

こちらは恐らく大容量のクローゼット。シンプルだけど素材感が良い一品です。

パカり。

予想通り、大容量でした。機能性の第一関門「収納」は、楽々クリアですね。

それでは次に、先ほどから気になっていたキッチン周りを拝見いたしましょう。

大きなカウンターは先ほどから見えていましたが、カウンターだけでは料理はできません。

コンロはいかがなものなのでしょうか。

ステキッチンでした。

3口のIHコンロはグリルも搭載しており、対面に作られたシンク横も広く、いかなる料理も実行に移すことが可能です。

こんな特注のキッチン、賃貸ではなかなかお目にかかれないですよね。

個人的には、このレバーの形が一番渋いと感じました。オーナーのコダワリが、ヒシヒシと伝わって来ます。

持論ですが、リノベーションって、多分住み手のライフスタイルをイメージしてデザインするもんだと思うんですよ。

だとしたらこのキッチンは、一体どんなライフスタイルをイメージして作られたのでしょうか。ワインとかでしょうか。いや、それともワインかな。やっぱり、ワインですかね。さては、ワインですね。

おやおや?左の壁に気になるスイッチが。いや、スイッチズですね。 寄ってみましょう。

寄ってみましたら、なんと調光付きのスイッチズでした。

せっかくなので、上のグリグリを回して照明を調節してみたいと思います。

暗ぁ。

回しすぎました。もう少し程よく、グリグリしてみたいと思います。

はい、良い感じですね。

計4箇所を微妙に調節できるため、カウンターのところだけをパシッと明るく照らして、BAR気分を味わうなんてことも可能です。

この調光付きダウンライトは、デザイナーズマンションでも中々無い、希少価値が高いオプションの一つといえるでしょう。

ということでキッチン周りは余裕でクリアしましたので、次は玄関の方に戻ってトイレとお風呂を確認します。

まずは手前の扉から。恐らくトイレかなと思われます。

パカり。

なんと。そこはトイレでは無く、奥行き満点のクローゼットが搭載されておりました。

先ほどの造り付けクローゼットと合わせると、相当な量の服をしまうことができますね。 この収納の多さも、住み手のライフスタイルをイメージして搭載したものなのでしょうか。

十中八九、ワインですね。

奥の扉を開けたところにトイレを発見しました。

大きな鏡が特徴的な、パウダールームに同梱されているタイプです。これなら、歯磨きをしながら用を足すことも可能ですし、脱ぎ損ねた下着を即座に洗うことも可能ですね。便利過ぎます。

洗面所・トイレが機能性をクリアしたので、最後にサクッとお風呂を確認して終わりましょう。

Futoo!

なんとここまで来て、お風呂だけがFutoo!不動産でした。残念ですが、この部屋の紹介は以上となります。
(Futoo!不動産とは︰普通不動産。しばしばYahoo!不動産と間違えられる。)

さて、いかがでしたか?

ワンルームの割に見どころは多かったと思いますが、少し物足りないのでベランダからの景色もチェックしておきたいと思います。

ちなみにバルコニーに通じる大きな窓には、カーテンもレースも標準で装備されています。良かったですね。

この向こう側、景色・日当たりはいかがなものなのでしょう。

NICE GREEN VIEW

これは嬉しい。広さもあって、ナイスなグリーンビューです。

ちょうど4階の高さまでの樹木が景色を塞ぎすぎず、空も大きく仰げる絶妙なバルコニーが、ここにはあります。

南向きで昼間の日当たりも抜群であろうナイスバルコニー。緑が良い具合に攻めてきてるところがナイスですね。

向かいに見えるのは西船場小学校で、昼間は子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきそう。もし自分の子供を通わせながらここに住んだ場合は、子供が弁当を忘れてもサイドスローで届きそうな距離感です。

さてさて、いかがでしたか?最初から最後まで、イチイチ渋かった本物件。

実は、前住んでいた方は僕のお客さんなんです。その方がこれまた渋いお方でして、言うまでも無くワインが似合う感じだったと記憶しています。

賃料は共益費込11.5万円。敷金礼金も少し高めの設定ということもありますので、ここは是非とも、転勤で大阪に来られた渋い方に住んでいただきたいと思います。
※もちろん、個人契約も可能です。

言うまでも無く、大阪トップクラスのグッドリッチですよ。

ぜひどうぞ。

以上

(グッドリッチとは:グッド立地。良い立地。「場所めっちゃええやん」という意味。)

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  • 江戸堀の高級ワンルーム、11.5万円。
  • 西区

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