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サンシャトー上町台

全国の配管フェチへ

ごきげんよう、渋井不動産の時間だ。
唐突だが、このような剥き出しの配管に興奮を覚えるという方は少なくないだろう。もちろん、私もその一人である。機能美というかなんというか、本来隠されているものが見えたときに興奮しない男なんていないだろう。
配管一本一本がどんな役割を担っているかなんてことはどうでもいい。ただ、“なんかカッコイイから好き”という心があればそれでいいのだ。
というわけで、本日は「好きな異性のタイプは?」と問われて「見た目!」と平気で答えられるような方に向けて『カッコイイ部屋』をお送りしよう。

サンシャトー上町台
舞台はここ森ノ宮エリア。
中央区・城東区・東成区の境界地点というハッキリしないポジショニングだが、JR環状線、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・中央線の計3路線が利用できる交通至便なエリアであることは間違いない。
紹介の物件は「森ノ宮駅」から歩いて5分ほど。ちなみにJR環状線・長堀鶴見緑地線「玉造駅」からも徒歩7分ほどなので、あなたのライフスタイルに合わせてお好きな方をどうぞ。
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テクテク歩くこと約5分、物件間近に来たところでトドメの心臓破りの坂。
物件所在は中央区玉造二丁目。
写真では緩やかに思えるかもしれないが、実際に見てみると結構な急勾配だ。主な移動手段が自転車という方は、電動アシスト付き自転車の購入を検討した方が良いかもしれない。
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あぁ、疲れた。
紹介の物件は1983年築の分譲賃貸マンション。
あの坂を上ったうえに階段物件だったらどうしようと思ったが、その心配は無用のようだ。しかもエントランスにはオートロックが完備。
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最上階角部屋

やってきたのは最上階(7階)の角部屋
ドアなんてジロジロ見ていても仕方ないので、早速室内を見ていこう。

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まずは土間を振り返ったビューからどうぞ。
たっぷりシューズボックスの上下に仕込まれた間接照明があざとい光を放つ。
写真右手の扉はバルコニーに続く。土間から直接バルコニーに行けることにメリットがあるのかと聞かれれば、正直何も思い浮かばない。メリットはあなた自身で見つけていただければと思う。
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ちなみにバルコニーはこんな感じ。
荷物の一時的な避難場所としても使えるし、洗濯物を干すにしても十分な広さがある。
しかし、このバルコニーを頻繁に使うのは少し気が引ける。なぜなら・・
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諸刃の剣

なんと学校のプールビュー
たとえあなたにその気が無くても、ここで黄昏ていようものなら無条件で変質者扱いされるだろう。そういった意味ではウィークポイントだし、人によってはストロングポイントにもなり得る。まさに諸刃の剣といったところだ。とはいえ、当物件は二面バルコニーなので、黄昏たい気分のときはもう一面のバルコニーを使うと良い。
一応言っておくが、プールビューとは言ってもここは小学校のプール。くれぐれも妙な癖に目覚めないようにだけご注意を

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それではお待ちかね。
剥き出しの天井に塗装仕上げの壁、そしてガラスブロックと廊下の脇に埋め込まれた照明が乙。ひと目で分かるデザインリノベーションだ。
見たい箇所は多々あるが、とりあえずヨソ見せず真っ直ぐ突き進むとしよう。
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LDK26.5帖

メインとなるLDKは26.5帖。使い勝手の良い正方形で、広さとしては十分すぎるほど。それでもなお窮屈さを感じるなら、それはこのリビングが狭いわけではなく、いよいよあなたが肥え過ぎなだけかもしれない。今一度、自身の食生活を見直してほしい。
正面の窓は北向きであるものの、角部屋ならではの二面採光によって暗さは感じない。黄ばんだボディに少しばかりの年季を感じるが、エアコンは床置き型のハイパワーモデルだ。

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直下を照らすのがダウンライトだとすれば、これは天井を照らすアップライトとでも言っておこうか。夜はまた違った雰囲気に包まれるのだろう。夜の姿も見てみたいところだが、筆者は残業するようなタマではないので、今回は昼の姿だけでご勘弁を。
余談だが、この角に足の小指をぶつけたら痛い。
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ラボ感

反対側からも見てみよう。
26.5帖とはいえ、それはあくまでもキッチンスペースを含めた数字なので、リビング・ダイニングとして実際に使えるスペースとしては小さく見積もって23帖ほど。それでも十分なサイズだ。
広々とした白い空間はインダストリアルな仕上がり。この部屋を見たときのファーストインプレッションとしては「なんか“ラボ”みたいだな」と感じた。
※ラボ:Laboratory(“研究所”の意)

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そして配管フェチにはたまらないショット。思う存分ハァハァしてくれ。
ラボ感を加速させているのは紛れもなくこのダクト。冒頭でお見せした配管もそのひとつだ。
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ステンレスの天板が美しいキッチンはIHの3口。作業台も広々としており、カツオ一匹ぐらいなら楽ラクおろせそうだ。言い過ぎだろうか。
スペースにもゆとりがあるので、ダイナミックな動きで料理に勤しむことができる。
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7帖洋室

こちらはLDKに隣接する7帖の洋室。
てっきり男性好みの部屋かと思いきや、ドレッサーのようなモノが設けられていることから女性への気配りも伺える。これには奥さんや彼女さんも首を縦に振るに違いない。

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WIC

7帖洋室からはウォークインクローゼットにウォークインできる。オシャレさんの強い見方になってくれることだろう。
ちなみに鏡に写り込んでいるのは、筆者の目となり耳となるサトシという男だ。街で見かけた際は仲良くしてやってほしい。

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場面変わって4.5帖の洋室。
居室にするには少し小さいだろうか。ウォークインクローゼットも完備とはいえ、それでも足りないというオシャレさんは衣装部屋として割り切るのもアリだ。
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水回り

最後は水回り。
大きな鏡は三面鏡。シャンドレではないものの、収納力もバッチリで壁のアクセントタイルが良い味を出している。より一層おめかしに気合いが入りそうだ。

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洗面台向かいにはバスルーム。
追い焚き・浴室乾燥機も完備で、スペックについては何の不満もない。
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最後はトイレ。
お便器はお尻に優しいウォシュレット付き。小ぶりな手洗い場もあるので、うっかり手を汚したとしてもサッとひと流し。
コンクリート打ちっぱなしの壁にアクセントタイル、そして間接照明と至れり尽くせりだ。個人的に、当物件の中ではこのトイレが一番カッコ良い空間だと思う
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そしてこの壁の削れ
意図的なものなのかそうでないのかは分からないが、個人的には一番の萌えポイントだ。
サンシャトー上町台
これにて紹介はおしまい。
諸刃の剣を装備した玉造ラボ、いかがだっただろうか。広さは75㎡の2SLDK。デザインリノベーションが施され、見た目・設備・広さを備えた良物件。
ここで私がとやかく言うよりも、この物件に関しては実際に内覧してみることをオススメする。さすれば部屋自身が自らの魅力を語ってくれるだろう
敷金10万礼金35万、賃料は共益費込の月額15万円
この賃料を高いとは思わないが、初期費用が随分と強気。ある意味ではオーナー様の自信の現れとも言える。
全国の配管フェチの皆様、この機会にいかがだろうか。
お問い合わせはお早めに、渋井不動産までどうぞ。
(物件番号:78812)
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  • 配管フェチに送る玉造ラボ、諸刃の剣を装備して待機中。
  • 中央区

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