物件の目の前には花乃井公園があり、くわえて靭公園も徒歩1分と激近。公園にサンドイッチされた立地、すなわち公園サンドリッチといえば目的はただ1つ。
犬の散歩である。
ちょっと待って。まだツッコまないで。ちゃんと理由があるから。
というのも、当物件は小型犬の飼育が可能なのだ。数少ないペット可のデザイナーズ物件で、公園サンドリッチとなれば、これはもう散歩するための家と言えよう。
オープン
玄関ドアを開けると、正面にシューズボックスが登場。土間なし、タイル張りの床という仕様を鑑みると、土足生活の方がしっくりくるかもしれない。
では右手に見切れているドアを開けてみよう。
それはトイレです
収納だと思いドアを開けてみると、中はトイレだった。
1分1秒を争う極限状態の尿意で帰ってきた時、果たしてこのドアノブを上手く掴めるだろうか。一抹の不安がよぎる。
奥の棚には掃除用具や日用品のストックをひっそりと収納しておくのだろうか。
16.5帖洋室
そしてコチラが、まるで生活のイメージが湧かない居室部分である。ベッドやテーブルを置くよりも、什器や絵画をディスプレイする方が想像し易い空間だろう。
しかしながら当物件はSOHO不可。あくまでもワンちゃんとの生活を営む一室である。
所在1階
裏口のようなバルコニーからは、先述した花乃井公園が見える。こちらから見えるというよりは、互いに丸見えといった方が正しいかもしれない。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という格言を肌で感じることができる。
当物件は71㎡の1LDK。とてもじゃないが、ここだけでは平米数に追いつかない。
下る、螺旋階段
では残りの居室はどこなのか。その答えは部屋の奥に現れた螺旋階段を見れば明白だ。
「またメゾネット？」そう思われても仕方ないかもしれない。当の私も、もはやメゾネットなのかマリオネットなのかクラリネットなのか分からなくなってきた。
ちなみに、鏡の中で踊るのがマリオネット、ドとレとミの音が出ないのがクラリネットである。ご参考までに。
1階から地下へ続くダウンメゾネットだ。
窓の外にはウッドデッキスペース。よく見ると足元に蛇口がついており、ワンちゃんのお御足も洗える仕様だ。
ちなみにウッドデッキの上部は吹き抜けになっており、
いや、紛れもない害鳥対策なのだが、万が一ウッドデッキスペースに締め出された際、ここを登りきるのは至難の技だろう。かくなるうえは、登りきった先にある駐輪場に助けを求めるしかない。
LDK23帖
くるりと背面に目を向けると、ムーディーな雰囲気漂うLDKが佇んでいる。
光の届かない地下、夜になるとスポットライトがぼうっと浮かび上がり、より一層雰囲気が増すに違いない。
なお、底冷えが気になるタイル張りの床だが、床暖房完備で心配には及ばない。暖かい床にゴロンと寝転がる愛犬の姿が目に浮んでくる。
設備紹介
では最後に駆け足で設備類を紹介していこう。
黒い引き戸で目隠しされているのは洗濯機置場。1階で洗濯物を干すのは躊躇われるかもしれないが、地下のウッドデッキスペースなら安易に覗き込まれることもない。
無駄を省いてスタイリッシュを追求した結果なのか、ライトは給気口にステルスされている。しかも奥の壁際。違う違う、そうじゃない。
1つでいい
部屋の奥まで進むとダブルシャワーが現れた。「少ないより多いほうがいい」とは言ったものだが、こればっかりは1つでいい。
ちなみに、左手の浴室は追い焚きナシの浴室乾燥機アリ。右手のシャワールームは上部が吹き抜けとなっている。
鳥も止まれぬ鉄壁ブロックである。
西区京町堀二丁目から登場した一室は、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』徒歩7分。愛犬の散歩で歩くことに慣れている方であれば、各線『本町駅』も徒歩圏内だろう。
白いタイルが敷かれた王道のデザイナーズ部屋は、71㎡のダウンメゾネット。1階の螺旋階段から地下へ下ると、ムーディーなLDKがぼうっと浮かび上がる。
気になる諸費用は、敷金・礼金ゼロの月額16.4万円。希少なペット可デザイナーズ物件、初期費用をグッと抑えて入居できるのはまたとないチャンスだ。
愛犬も喜ぶ公園サンドリッチ、お問い合わせはお早めに。
ご内覧は、渋井不動産まで。
（物件番号：78556）
