突然だが、渋井の独断と統計が弾き出したデータによると、大阪市内で初めて一人暮らしをする場合、おおよそ7万円以下の賃料を目安に物件を探す人が多い。確かに、7万円を超えてくるとなると「ちゃんと払っていけるだろうか」なんて不安がよぎる気持ちと感覚はよく分かる。その反面、6万円台で良い部屋は見つからなかったが、7万円を超えた瞬間にイイ部屋に出会うなんてこともよくある。
少し無理してでも自分が思う良い部屋に住むか、それとも、少し妥協してでもゆとりを持って払っていける賃料の部屋に住むか。その価値観は人それぞれだが、本日紹介するのは無理しなくてもイイ部屋だ。
先に賃料を言っておくと、共益費込みの月額6.7万円。しかも角部屋。それでは行ってみよう。
と、その前に
まず触れておかねばならないのは立地。
物件所在地は福島区大開三丁目。
最寄りは阪神本線「野田駅」、JR東西線「海老江駅」、そして大阪メトロ千日前線「野田阪神駅」で、計3路線が利用可能。梅田、難波、京橋、三ノ宮まで電車1本で行けるという、どこへ行くにも交通の便が良い。
ただ、上記の駅から物件までは徒歩10分と結構遠い。とはいえ、10分歩くだけでこのアクセスが手に入ると思えば、あと5分ぐらいは歩けそうだ。しかも賃料は月額6.7万円。
見ての通り階段だが、紹介の一室は2階。もしエレベーターがあったとしても階段を使ったほうが早い。
ジャブ代わりに言っておくと、今回の部屋は別に“カッコイイ部屋”でもなければコレといった個性があるわけでもない。室内の雰囲気はハッキリ言ってFutoo!!。それではいってみよう。
室内へ
こちらが6.7万円の室内。サイズは約8帖ほど。
小ぶりではあるが、土間の横にはシューズボックスがばっちり完備。そしてバルコニーは南西向きで、2階という低層階でありながら日当たりについても申し分ない。エアコンも標準装備なので、入居初日から快適にお過ごしいただける。
また、キッチンにコンロは置かれていないが、シンク・調理スペースも広く確保されており、コンロさえ置いてしまえばその日からバリバリ料理できる。ガスでもIHでも、あなたの料理スタイルに合ったコンロを置けるのは嬉しい。システムキッチンの場合はそうもいかないのだから。
「さっきから良いことばっか言ってるけど、どうせワンルームなんでしょ?」
ひょっとするとそう思ったかもしれない。
6.5帖洋室
当物件は35㎡の1LDK。
寝室になるであろう洋室は6.5帖。全体的にクセのある形状をしているが、考えようによっては形状を活かした唯一無二の空間を作り上げることができるわけだ。
しかもまさかの二面バルコニー。大きな窓によって採光力も十分。
開けっ放しにしておけば閉塞感もないし、寂しい気持ちにもならない。また、洋室にエアコンは付けられていないが、窓を開けておけばLDKから冷気を取り込むことができる。そう、全ては計算済みなのだ。
洗濯物を干せるほどのスペースはなく、室外機置き場として割り切るのが正解だろう。とはいえ、キッチンの真横に窓があるので、冷凍モノを自然解凍したいときなんかはここに出しておくと良いかもしれない。
水回り
続いては6.7万円の水回り。
勝手な先入観でてっきり3点ユニットだと思っていたのだが、予想に反してきっちりセパレート。しかも独立洗面台は朝シャンが捗るシャンドレタイプ。洗面台の右隣にはトイレがスタンバイ。
あえて言うなれば壁紙の柄が少し気になるぐらいのもんだ。
足を伸ばして入浴できるほどの広さはないが、まさかの追い焚き機能付き。一度溜めた水を無駄にはしないというエコの精神を感じる。
しかもそれだけではない。なんと浴室乾燥機も標準装備。貧血を起こすんじゃないかと心配になるほどの出血大サービスだ。
福島区大開三丁目から登場した当物件は35㎡の1LDK。何度も言うように賃料は共益費込の月額6.7万円(礼金10万)。
決して“カッコイイ部屋”というわけではないが、この賃料帯でこれほどの設備を備えた物件にはそうそう出会えない。そういった意味では希少価値グンバツ。最寄り駅まで徒歩10分とそこそこ歩かされるものの、交通至便なグッドリッチであることは冒頭で説明した通り。
し・か・も
なんと小型犬一匹に限りペットの飼育も可能。まさに至れり尽くせりである。
当物件で、愛するペットとともにゆとりある単身生活はいかがだろうか。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:78143)