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四本ビル
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四本ビル
ごきげんよう、渋井不動産だ。

本日は阪急神戸線・宝塚線・京都本線「十三」駅にやってきた。駅東側の『十三駅前通商店街』では、薬局や婦人服屋、喫茶店などが軒を並べ、どちらかといえば生活に密着した商店街という印象。対して駅西側にはスナックやラウンジ、料理屋さんが店を構える大変賑わいのある歓楽街となっている。

本日紹介する物件は駅の西側。歓楽街のすぐ近くなので、例え泥酔しても匍匐(ほふく)前進で帰ってこれる距離だ。

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しかもこの『十三フレンドリー商店街』の中を通っていくので、雨に打たれることもない。打たれるとすれば、駅と商店街の間にある『十三交差点』の横断歩道を渡る瞬間ぐらいだ。
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ほぼ一棟

駅から5分ほど歩くと紹介の物件に到着。商店街の角地に建つ築31年の鉄骨造5階建てビルヂングだ。

一階にはテナントスペースが3つほど入っているのだが、それより上階の2,3,4,5階が丸々募集中だ。言ってしまえばほぼ一棟。しかも住居として。こんなチャンスは滅多にない。

早速紹介を進めていこうと思うのだが、その前にまずはコチラをご覧いただこう。

ナンバーワン

間取り図である。ネタバレも甚だしいがじっくり見てほしい。

建物を真上から見ると数字の「1」のようになっているのだ。さしずめ「俺こそがナンバーワンだ」とでも言いたいのだろうか。これは自信の現れともいえよう。

いつもはページ最後に持ってくる間取り図だが、今回ばかりは先に見ておいてほしかったのだ。というのも、当物件は述べ196㎡の巨大物件。しかもこの厄介な形状がゆえ、かなりハイカロリーな記事になるであろうことが予想される。

とはいえ、1から10まで説明していると日が暮れてしまいそうなので、ところどころは割愛させていただきたい。この厄介な間取り図を作るだけでも相当疲れたのに、ここからさらに紹介を進めていく私の気持ちにもなってほしい。

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言い訳がましい前置きをしたところで早速見ていこう。

ここは1階部分。マンションで言うところのエントランスホールみたいなもんだ。

住居の玄関は2階にあるのだが、このスペースも入居者しか立ち入れないので、別にここで寝てくれても構わない。ギュウギュウに詰めれば自転車を3,4台駐めておけそうな広さがあり、大切な自転車を盗まれたくない方はここに駐めておくと良いかもしれない。雨風も凌げるし盗難対策にもなるし、まさに一石二鳥だ。

スケルトン玄関

重厚感のあるステンレスの玄関ドアとは裏腹に、サイドはガラス張りのスケスケ。

“エントランス”というワンクッションがあるとはいえ、少しばかり無防備過ぎやしないだろうか。無防備な女性にはめっぽう弱い私だが、無防備な玄関というのは考えものだ。

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室内に入ってみると、大容量のシューズボックスがお出迎え。スニーカーマニアも大満足のキャパシティだ。

そして奥の扉はフリースペースに続く。写真には映っていないが、扉の右隣には上階へ続く階段がスタンバイしている。まずは手始めにフリースペースをチラリと覗いてみよう。

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物置にどうぞ

体感のサイズとしては約5帖ほどのフリースペース。奥行きはあるが幅が狭めだ。

私なら物置として使うが、一応エアコンもあるので、場合によっては居室として使うのも大いにアリだろう。

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LDK12帖

2階部分はほどほどにして、続いては3階。

階段を上ると12帖のLDKが待っている。

これと言って特筆すべき点はない。が、写真で伝わらないことを言っておくと、室内は全体的に暗め。悪天候のせいもあるかもしれないが、例え空が晴れていたとしても日当たりは期待できそうにない。

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ステキッチン

そしてキッチン。

角度的に少し見づらいが、スペックはガス3口に魚焼きグリル。その向かいには大容量の食器棚とレンジ台が完備。食洗機こそないが、“ステキッチン”と言っても差し支えないクオリティだ。

そして私の背後には水回り3点。この日はまだクリーニング前ということもあって、お世辞にも人様に見せられる状態ではなかった。これらは現地にてご確認いただきたい。

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とは言ってみたものの、せっかくなのでバスルームだけでも見てもらっておこう。

大の大人が満足に足を伸ばせる広々バスタブには追い焚き・ジェットバスが完備。そこらへんの量産型ユニットバスとは一味も二味も違う上等な逸品だ。現状はなかなか汚れが目立つが、あなたが入居する頃にはキレイに生まれ変わっているはずだ。

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時を戻そう。

LDKをキッチン側から見るとこんな感じ。写真奥側で薄っすらとオレンジに光る扉を開けてみる。

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すると上階へ続く階段と扉。
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7.5帖和室

扉の奥には7.5帖の和室。

畳の状態はとてもじゃないが良好とは言えないし、い草の香りも残されていない。しかしどこか良い雰囲気だな、と思わせる“何か”がある。

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障子を開けるとちょっとしたスペース。その奥にはバルコニーだ。

図面を見てもらえれば分かるが、当物件はなんと驚きの6面バルコニー。洗濯物を溜め込みがちなあなたも、ここなら干し場所に困ることはない。

さて、3階部分はこのぐらいにして、続いては4階へ向かおう。

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4階

4階には8帖の洋室と6帖の洋室が2つ。こちらは8帖の洋室だ。

写真右手の扉を開けると、2階部分で見たようなフリースペースがスタンバイしている。

普通にファミリーで住むのも良いが、広さも十分だし部屋数もあるので社員寮なんかにも最適だ。となれば、この洋室はコミュニティスペースにいかがだろうか。

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そしてなぜか鎮座する洗面台。いつでも水割りを作れるように、という配慮だろうか。

窓の奥はお察しの通りバルコニーだ。

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6帖洋室

そしてこちらが6帖の洋室。これの隣に同じような洋室がもうひとつあるのだが、今回はここだけお見せしておこう。どちらも似たようなカーペット敷きの洋室なので、もう一方は間取り図、もしくは現地にてご確認いただきたい。

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天井を見上げてみると薄汚れた天窓。

常に外気に晒されているわけだから、このぐらいの汚れはむしろ勲章みたいなもんだ。

先述したとおり、室内は全体的に少しばかりダークな雰囲気だが、天窓があるおかげでこの洋室は一日を通して明るいはず。ちなみに、もう一方の6帖洋室にも天窓はある。

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さて、いよいよ紹介も終盤。

そろそろ私の体力も限界なので、5階はサクッと済ませたいところ。

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分かれ道

これはこれは、サクッと済ませられそうだ。

5階に来ると、2枚の扉が左右に分かれている。察するにルーフバルコニーだろう。

なぜ2つに分ける必要があったのかは分からないが、まずは右側からご覧いただくとしよう。

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ルーフバルコニー

案の定、現れたのはルーフバルコニー

フェンスも高めなので、全裸でうろつこうがドローンにさえ気を付けておけば誰に何を言われる筋合いもない。とはいえ、室外機やその他もろもろが置かれているのでそれほど自由度は高くない。

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場面戻って続いては左側を見ていこう。
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サンルーム

そこに待っていたのはサンルーム

写真では見切れてしまっているが、サンルームというだけあって天井はガラス貼り。夏は灼熱、冬はただただ寒い。しかし台風の日でも洗濯物を干せるのは嬉しいポイントだ。

そして窓の向こう側には・・

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そう、ルーフバルコニー。

これにて紹介はおしまい。それではおさらいに移ろう。

本日紹介したほぼ一棟ビルヂングは淀川区十三本町一丁目からの登場だ。洋室×3、和室x1、LDK×1、フリースペース×2、言うなれば4SSLDKと言ったところか。今更だが、当物件はペットの飼育も可能

建物の形状が示す「1」。当初は“ナンバーワン”という意味だと思い込んでいたのだが、どうやら違ったようだ。部屋の形状も使いづらいし、日当たりも良くない。しかし面白みと希少価値いう意味では右に出る物件はないだろう。すなわち“オンリーワン”な物件なのだ。

条件は保証金30万、賃料は月額15万円

個性溢れる唯一無二のオンリーワン物件、この機会にいかがだろうか。

お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:75687)

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  • This is オンリーワン、十三のほぼ一棟ビルが月額15万円。
  • 淀川区

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