本日やってきたのは大阪メトロ中央線「九条」駅。

駅の南側には渋井ブログでも度々目にするであろう『ナインモール九条商店街』。商店街の中にはコンビニや薬局、100均はもちろんのこと、美容室や病院など、その他ありとあらゆるお店が揃っているので、この商店街だけで生きていくことも不可能ではありません。

今年でめでたく三十路を迎えた当物件ですが、共用部は清潔さが保たれており、エントランスは安心のオートロック付き。

独立部屋

お目当ての一室は2階の角部屋。

角部屋というだけでも十分テンション上がりますが、隣り合っているのはエレベーター。つまり、両隣に住戸がないストレスフリーな独立部屋です。さらに真上がルーフバルコニーになっているので、上階からの足音なども気になりません。

しかも・・

飛んだり跳ねたり、受け身の練習をしたりしても人様の迷惑にはならないでしょう。また、ベースやドラムなどの低音は下に抜けるとも言いますから、少しぐらい大きめの音量で音楽を流しても騒音トラブルにはなりにくいと思います。

とはいえ、集合住宅であることに変わりはないので、モラルと節度はわきまえていただくようお願いします。

玄関を開けてみるとこんな感じ。土間を上がって左側には水回り3点が詰め込まれているのですが、この日はまだクリーニング前ということで、とても人様に見せられる状態ではありませんでした。文面だけで説明しておくと、トイレにウォシュレットはなく、風呂にも追い焚き・浴室乾燥機などはございません。独立洗面台もシャンドレタイプではないので朝シャンの難易度は高めです。

あとは現地でご確認いただければと思いますが、ひとつ言っておくとすれば過度な期待は禁物です。

14.5帖LDK

廊下を進むと14.5帖のLDKにご対面。ダイニングセット、ソファ＆ローテーブルを自由にレイアウトできる広さを有します。

キッチン横には「ここに冷蔵庫を置け」と言わんばかりのスペース。キッチンにコンロはございませんので、ご自身でお好みのモノをチョイスしてください。

写真右手の茶色い引き戸は7.5帖の洋室に続くのですが、ここはもう少し後で見ることにしましょう。

窓は南向き。しかしこの日はあいにくの天気だったため日当たり具合は未知数です。いかんせん2階ですから、目の前の建物に日差しブロックされる可能性も大いにあります。とはいえ、決して暗いと感じることはないでしょう。

そして写真右手の白い扉は7帖の洋室。どの居室へ行くにもLDKを通らなければならないので、必然的に家族と顔を合わせる機会が多くなります。これぞ円満な家庭を築く秘訣とも言えますが、正直なところファミリーにオススメできる物件ではございません。

新地の中

というのも、実は当物件、あの松島新地の中（厳密にはメインストリートの一本ハズレ）にございます。パパさんにとっては喜ばしいかもしれませんが、思春期のお子さんには刺激が強すぎます。まさに“良くも悪くも”といったところでしょうか。

なんと言っても窓の向こう側には松島料理組合の事務所。内部では一体どんな話がされているのか、はたまたどんな人達がいるのか、全てが闇のベールに包まれています。実に興味深いですね。ここに住めば、どんな人達が出入りしているのかが一発で分かります。今度私にもこっそり教えてください。

7.5帖洋室

さて、続いては各居室を見ていきましょう。

7.5帖の洋室にはバルコニーがございます。バルコニーは狭い上に室外機が置かれているので、洗濯物を干すぐらいにしか使えません。

これまたクセのある形をしていますが、工夫を凝らして上手く使っていただければと思います。

片付けが苦手な方でも、衣服やガラクタを無造作にブチ込んでおくというパワープレイが可能です。

7帖洋室

もう一方の洋室は7帖。

広さ的には十分ですが、柱の存在が邪魔に思う瞬間も出てくるでしょう。ベッドルームにするには丁度良い塩梅です。

ちなみに両洋室ともにエアコンはございませんので、必要であればご自身でご用意くださいませ。

松島新地から堂々と登場した当物件は70㎡の2LDK。大阪メトロ中央線「九条」駅から徒歩3分。

少々クセのある形状をしていますが、上下左右に気を使う必要のない孤立部屋なので、広々と悠々自適な生活を実現できます。そんな夢と期待だけでなく股間も膨らみそうな当物件ですが、なんと言っても賃料がお求めやすい。

敷金ゼロの礼金8.5万円、賃料は共益費込の月額9.5万円。

ぜひここに住んで悶々とした毎日をお過ごしください。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：75388）