本日紹介する物件は、いわゆる“ピンク色”のホテルやお店が密集する久左衛門商店街に佇む8階建てマンション。1階部分ではシーシャバーが賑わいを見せ、アメ村によく来る方なら誰もが一度は目にしたことがあるであろうマンションだ。
迷信
アメ村といえば“ド”が付くほどの繁華街。それゆえ、アメ村に住むメリットは夜遊びが捗るということ。反対にデメリットは夜遊びが止まらないということ。
他の不動産サイトなどでは「アメ村に住む=ステータス」のように謳われていたりするが、はっきり言っておこう、アメ村に住んだからと言って別にモテはしない。むしろ「さぞかし遊び人なのね」と思われておしまいだ。
今更だが当物件は昭和53年生まれの御年42歳。チクフルとはいえ、共用部はお世辞にもキレイとは言えない。ここで勘違いしないでほしいのは、「チクフルだからキレイじゃない」というわけではない。同じ築年数でもキレイな物件なんて山ほどある。たまたまここが築年数相応のクオリティーだったというだけだ。
さて、肝心の室内はどうだろうか。
BIG 1LDK
当物件は63㎡の1LDK。63㎡と言えば一般的な2LDKがスッポリと収まる広さだ。
それゆえ、各居室には大変ゆとりがある。写真だけでもその広さが伝わる通り、LDKのサイズはなんと25帖。
冒頭で「アメ村に住んだからと言ってモテはしない」と一蹴したが、この広さの部屋に一人で住む猛者はごく少数派だろう。さしずめカップルでの二人暮らしだろうから、単身者でもない限り「モテたいからアメ村に住む」なんて考えは今のうちに捨てておくべきだ。
そういえばこの部屋、実は以前にも来たことがあるのだ。
3年前
遡ること3年、2017年に撮影した写真がコチラ。
その様変わりは一目瞭然。床は木目調のクッションフロアに張り替えられ、蛍光灯もシーリングに変えられているので、色々な照明で遊ぶことができる。
仕様の好みは人それぞれだろうが、少なくとも私は今のほうが好きだ。
水回り
さて、最後に水回りをサクッと確認しておさらいに移ろう。
独立洗面台は年式の高いものに入れ替えられているが、新品かどうかは不明。もうひとつ言えばシャンドレタイプではないので朝シャンの難易度は高め。また、写真左手は当物件唯一の収納となる。
私の背後にはバスルームがスタンバイしているのだが、今回は割愛させていただきたい。なぜかって?正直に言おう。写真を撮り忘れたのだ。
いや待てよ、過去の写真があるじゃないか。
中央区は西心斎橋二丁目、アメリカ村より登場したこちらの物件は63㎡のビッグ1LDK。水回りについては設備の古さが少し気になるが、雰囲気だけは見事な生まれ変わりを魅せている。
敷金5万の礼金30万、賃料は共益費込の月額14万円。
なかなか強気な募集条件だが、アメ村という場所を鑑みればある程度は仕方ないのかもしれない。
当物件で快適な村人ライフを。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:73417)