私自身も大好きな番組なのだが、その番組内で関暁夫が語った内容のひとつが『これからの時代はリモートワークが当たり前になる』というもの。信じるか信じないかはあなた次第だが、昨今の感染症によって在宅ワークを余儀なくされた方も多いだろう。
そんなわけで、来たる新時代に備えて自宅兼事務所を紹介しよう。個人事業主の方もそうでない方も、「自宅内にワーキングスペースを設けたい」と考えていた方は要チェックだ。
さて、目的の部屋は6階。早速行ってみよう。
一長一短
6階で降りてみるとホテルライクな内廊下。内廊下の良いところは、部屋への出入りを外部から見られないのでプライバシー面で安心という点だ。しかしながら、外の様子が分からないゆえ雨が降っていることに気付かないまま出かけてしまうこともあるかもしれない。
かくいう私も内廊下タイプのマンションに住んでいるが、エントランスを出てから雨が降っていることに気付くという失態が多々ある。傘を取りに戻るのも二度手間だし、忙しい朝なんかだとそれだけでイライラしてしまうもの。出かける前に窓から空模様を確認する習慣を付けておくといいかもしれない。
10帖LDK
LDKは約10帖。写真奥の方にはキッチンがスタンバイ。10帖というのは、あくまでもキッチンスペースを含んだ数字なので、リビングとして実際に使えるスペースとしては8帖ほどだろうか。
シーリングファンは部屋全体の空気を上手く循環させてくれるというが、実際どれほどの効果があるのかは未知数。
この手の間取りは“センターリビング”と呼ばれ、どの部屋へ行くにもリビングを通らなければいけない。そのため、家族や同居人と顔を合わせる機会が増え、「おはよう」「ただいま」などのコミュニケーションが取りやすいのが魅力。反対に、当物件のLDKに関しては窓がないので、少しばかり閉塞感を覚えることもあるかもしれない。何事も一長一短なのである。
4.5帖洋室
まずは4.5帖の洋室。
先ほどの写真で言えば右側の部屋にあたる。私ならここをワーキングスペースにするだろうか。広すぎず狭すぎず、集中力がみなぎりそうな空間だ。もちろん寝室としても丁度良いサイズ感。ファミリーで暮らす場合は、ここを子ども部屋にしてあげるといい。
網戸が丁寧に立てかけられているが、今は何も見えないフリをしておいてくれ。
直射日光が当たらないので洗濯物は乾きにくいが、紫外線による衣類の日焼けなどは防ぐことができる。これもまた一長一短である。
足場を見れば分かる通り、この日は絶賛外壁工事中。眺望については薄っすらと見えるその景色から察してくれ。
8帖洋室
続いてはさっきより倍近く広い8帖の洋室。
今さらだが、全ての居室にエアコンは付いておらず、3台揃えるとなると結構な費用がかかることは覚悟しておいてほしい。
秋冬の間は無くても問題ないだろうが、春夏までには何とか揃えたいところ。
使い勝手については申し分ないが、強いて言うなら熱気が籠もりやすいので、調理中は汗だくになるかもしれない。窓は常時開けっ放しにしておくことをオススメしておこう。
さて、続いては水回りを見ていこうと思うのだが、あらかじめ言っておくと洗面・風呂・トイレは極めてFutoo!!。というわけで、水回りは軽く確認する程度に留めておさらいに移るとしよう。
※Futoo!!:普通に良い。
自宅兼事務所として紹介を進めてきたが、もちろん住居のみの利用も可能。
気になる賃料は敷金ゼロの礼金2ヶ月、共益費込の月額11.5万円。
立地・広さ・賃料、三拍子揃ったナイスガイな一室。当物件で来たる新時代に備えるのだ。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:73285)