ごきげんよう、渋井不動産だ。
三代目ヒロシがこの猛暑で蒸発してから早くも一週間弱が経つが、いかがお過ごしだろうか。
渋井不動産では本日、男らしくもあり「乙女心」も併せ持つ、そんなどこかの家具職人のようなリノベーション物件を仕入れてきた。
見ての通りエレベーターの無い階段ビルヂングであるから、心して見てくれ。
実はこの物件、先日渋井不動産で「北堀江のスムースアンティーク」という名で紹介した築古レトロ物件だ。
北堀江一丁目という抜群のグッドリッチにある古い建物だが、その古さやエレベーター無しというウィークポイントを軽く凌駕する内容で、いまだに問い合わせが絶えない渋井不動産殿堂入り物件の一つ。
ちなみに写真に見える車はNISSAN製「グロリアワゴン」だ。渋い車であるが故に渋井不動産の物件案内車両に採用されたことをここで紹介しておこう。
それがどうだろう、以前とはまるで違う空間。
どちらかと言うと「可愛らしい」ビルだったはずだが、今やモノクロで男ウケが強そうな無機質な空間となっていた。
大変貌を遂げた本物件、今回の部屋は一体どんな感じに仕上がっているのだろうか。
オーナーは「乙女心」を捨ててはいなかったようだ。
玄関を開けた瞬間に確認できる「白い壁」「濃い色のフローリング」「アイボリーのカーテン」はスムースアンティークを彷彿とさせるもので、前回同様また「乙女心」を掴んでしまう予感がする雰囲気。
しかしやはり玄関先から、前回とは明らかに違う「男らしい一面」を見つけることになる。
見ての通り、玄関から風呂場までの距離は「国内最短」と言っても過言では無い。これにより住人は家に帰ってきたら即座に入浴することになるのだが、女子は男子より見に付ける衣類が多いため簡単なことでは無いだろう。
よって、これは男性向けのポジショニングということになる。
ちなみにバスルームはこんな感じ。
セパレート命なセパ子の間で「致命的では無いけど避けたい設備ランキング」で第二位にランクインする「お風呂に同梱された洗面台」が搭載されていることもあり、やっぱり本物件の浴室は男性向けのようだ。
約15帖という十分な広さのワンルームは、「広すぎたワンルーム」シリーズにしようか迷うぐらい広かった。
お風呂の具合がどうであれ、この広さとこの雰囲気は前回同様に女性の乙女心を鷲掴むポテンシャルを十分持ちあわせているから安心してくれ。
本物件を語る上で忘れてはならないのが、このワンポイントアクセントで採用されたカーテンだろう。
別に無くても自分で付ければ良いのだろうが、折戸では無くあえてアイボリーのカーテンを採用していることが重要なのである。
色ではなく素材で施したアクセントは、ぜひインテリアの参考にしていただきたいポイント。
(ちなみに、カーテンの奥は室内洗濯機置き場。)
しかしそれは必要最低限のミニキッチンで、コイツを使って出来ることと言えばお湯を沸かすかチキンラーメンを作ることぐらいだろう。お粥がギリセーフのラインといったところ。
小窓があって、出力がガスなところが幸いだが、これは到底女性向けとは言えない設備である。
さてさて、いかがだろうか。
女性向けか、男性向けか。正直どっちもどっちといった具合の本物件だが、賃料はお求めやすく共益費込7.5万円で渋井不動産から募集開始だ。全てのポイントをおさえた上で、これは絶対に高くない賃料設定と言える。
写真はここまで。まずは渋井不動産で内覧の上、それから検討してみてくれ。
以上
賃料 | 共益費 | 敷金 | 礼金 |
7万円 | 0.5万円 | 0円 | 7.5万円 |
所在地 | 最寄駅 | 完成年月 | 構造 |
大阪市西区北堀江1 | 西大橋 | 昭和51年2月 | 鉄骨造6階建 |
間取り | 専有面積 | バルコニー | 物件種別 |
ワンルーム | 約33㎡ | 西向き | 賃貸マンション |
所在階 | 総戸数 | エレベーター | 駐輪場 | 駐車場 |
3階 | 8戸 | 無し | 無し | 無し |