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阿倍野区文の里二丁目貸家
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阿倍野区文の里二丁目貸家
ごきげんよう、本日の舞台は阿倍野区文の里。

阿倍野区の公式HPによると、この『文の里』という町名が付けられたのは昭和26年。今はなき南海平野線『文ノ里』駅が由来だそうだ。そして、その駅名は「付近に学校が多かったから」名付けられたとのこと。

てっきり、地名が駅名になるものだと勝手に思い込んでいたのだが、駅名が地名になることもあるのだなと少し関心したところで物件紹介に移ろう。

阿倍野区文の里二丁目貸家

Do It Yourself

さて、本日紹介するのは築年数不詳の木造貸家。

ざっくり見積もっても、新築時から50年以上は経過しているだろうか。現状のままでも住めなくはないが、間違っても20代そこそこの若い女性が住みたがるとは思えない

どんな人にオススメしたいかと言えば、「好みの物件がなかなか見つからない」という人、その中でも“モノ作り”にアドレナリンがドバドバと分泌される人に向けてお送りしたい。

というのも、当物件はDIYが可能。要するに改造OKというわけだ。ついでに言っておくとペットの飼育も可能なので、それらも踏まえて検討してほしい。

阿倍野区文の里貨家
それでは室内を見ていこう。

ご覧の通りなかなかキテる。「味がある」という見方もできなくはないが、先ほど「若い女性が住みたがると思えない」と言ったことも頷けるビジュアルだ。しかし、あなたなら「どこをどう料理してやろうか」と今ごろワクワクしているに違いない。

古いどころかボロくなってしまった木材などは潔く廃棄し、土間に奥行きを出してバイクガレージと化しても良いだろう。ちなみに土間を上がった先に敷かれているのは無垢。せっかくの無垢ではあるが、活かすも殺すもあなた次第だ。

阿倍野区文の里貸家
柱や建具などは相当キテいるが、壁の漆喰にはまだフレッシュさが感じられる。どこかのタイミングで一度塗り替えたのだろうか。

そして土間からキッチンにダイレクトアクセスできるので、帰宅後すぐに調理へと取り掛かることができる。というわけで、手始めにまずはキッチンから見ていくとしよう。

阿倍野区文の里貸家

個性あるキッチン

個人的な意見だが、このキッチンはどうか残してほしい。コレといった理由は特になく、単純に私のエゴだ。珍しいタイル張りの天板に個性を感じてならないのだ。

確かに汚れや古さは否めないにしても、今はもう手に入らない逸品であろうことは想像に容易い。あなたの深い愛情で美しくリボーンしてあげてほしい。とはいえ、利便性を考えるなら蛇口や湯沸かし器は一新したほうが良いかもしれない。

阿倍野区文の里二丁目貸家

定期借家契約

一階部分は10.5帖のLDK。

フローリングはまだまだ現役バリバリといった様子だが、天井は剥がれかけているし、襖の紙もフニャフニャ。だからこそDIYの意欲も駆り立てられるのではないだろうか。

ここでひとつ大切なことを言っておくと、当物件は3年間の定期借家契約。せっかく自分で作り上げた家を3年間で引き上げなければならないのは残酷だが、安心してくれ。3年の間にトラブルや問題などを起こさなければ再契約は可能。要するに自分次第ということだ。

阿倍野区文の里二丁目貸家
真反対から見てみると、そこには縁側。あそこでスイカを食べれば、塩を振らずとも甘味が増しそうだ。

縁側の手前にあるニ本の柱のようなものがご確認いただけるだろうか。おそらく以前はあそこに襖か障子があったのだろうが、今となってはあの柱がどのような役割を担っているのかは不明。いずれにせよ、撤去する場合は入念に調べた上で実践してほしい

そして縁側の左右にはトイレと浴室がスタンバイしている。

まずは浴室から。

三角座りで入浴必須の正方形浴槽には、一丁前に追い焚き機能が装備。いかんせんこのサイズだから、追い焚く機会はそれほど多くなさそうだ。ならばいっそのこと、浴槽を取っ払ってシャワールームにしてしまってはいかがだろうか。

阿倍野区文の里二丁目貸家
続いてはトイレ。

まるでチョコミントのアイスクリームが塗りたくられているような壁だ。クラシックな便器はウォシュレット無しのU字便座。電源が来ているので、ウォシュレット付き便器にコンバートするのはそう難しいことではないだろう。

阿倍野区文の里二丁目貸家

緑に癒やされよう

そしてこのである。

そこまで広いわけでもないし、現状は荒れに荒れているが、お手入れ次第で立派な庭に生まれ変わる可能性を十分に秘めている。テラスにするも良し、引っ越し記念に何か庭木を植えるも良しだ。

私なら鑑賞池を掘って錦鯉を泳がせたい。賃貸ですることではないかもしれないが。

阿倍野区文の里二丁目貸家
さて、続いては二階を見ていこう。
阿倍野区文の里貸家

二階

二階部分の広さは20㎡ほど。

写真手前側は約3.5帖で奥側は約6帖。そして、もともとは押入れがあったであろう左手のスペースは1.5帖ほど。どうせ間仕切りもないのだから、フルフラットにして11帖の洋室にしてしまうのも悪くない

阿倍野区文の里二丁目貸家
反対側から見てみると、再び現れたチョコミント。

一階にエアコンはなかったが、二階にはエアコンが装備済み。いかんせん古い機種だから、使いモンになるかどうかは不明だ。かくなる上は新調してくれ。

そして正面の窓はバルコニー。見ておこう。

阿倍野区文の里二丁目貸家
この日の天気は呆れるほどの雨。屋根もないからバルコニーの床はビッチャビチャ。

何が言いたいかと言うと、洗濯物を干す際は天気予報のチェックが欠かせないということ。せっかく洗った洋服が雨に濡れてしまっては元も子もない。

阿倍野区文の里貸家
さて、阿倍野区文の里二丁目から登場したこちらの貸家は、一階と二階合わせて計51㎡。最寄りの谷町線「文の里」駅からは徒歩4分

現状のままでも住めなくはないが、どちらかと言えばDIYを楽しみたい方にオススメしたい物件だ。

最後にひとつ言っておくと、いくらDIYが可能とはいえ、「どんな改装をするか」「どこをどうイジるか」などは事前に申請する必要がある。さらに近隣は“ド”が付く住宅街。そのため、あまりにも大掛かりな工事となると近隣とのトラブルにもなりかねない。それが懸念される場合には却下を喰らう可能性もあるので、そこのところは予めご承知おきを。

敷金ゼロ礼金2ヶ月、賃料は月額6.2万円

お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:68702)

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  • Do It Yourself、文の里のカスタマイズ貸家が月額6.2万円。
  • 阿倍野区

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