千日前線『玉川駅』から地上へ出ると、ヌッと現れた石碑。野田城は浦上村宗が築いた城で、城主を巡っては様々あったようですが、あまり史実には残っていないそうです。「現在では石碑がひっそりと建てられているだけである」と、その盛者必衰の有様はWikipediaにもいじられています。

さて、駅前であれこれ言っても仕方がないので、さっそく本日のお部屋に参りたいと思います。

お値下げ再登場

実は昨年にも紹介したお部屋なのですが、賃料が下がったとの情報を聞きつけ再びやって来ました。「以前に見て良さげな部屋だったけど手が届かなかった」「福島に住みたいと思っていた」「野田城は推しの城」などと考えている方は最後まで必見です。

さて、目的は2階。ここを上がれと言わんばかりに伸びている階段を進んでいきましょう。

「階段上がると2秒で玄関」と銘打ちたくなるポジショニングとでも言いましょうか。

レトロさはどこへ

玄関を開けると、新築かしらと思わせるほどのフレッシュな室内。白い床からは、心なしか「ピカピカ」という擬態語が聞こえてきそうです。7段のシューズボックスには扉が3枚もついています。

レトロな共用部からは想像もつかないリノベーション。国民の娘ポジションだった浅田真央が、今年三十路を迎えるくらいの衝撃があります。

主張が強い水回り

玄関を抜けて右手を覗くと、イエローが主張的な水まわりが現れます。

左手は洗面台、右手奥は浴室、写真に写っていない浴室の隣はトイレです。順に見ていきましょう。

イエローで主張するだけあり、使い勝手の良い水回りです。

ウォシュレットのリモコンは壁に装備。万が一、寝違えて首が回らなくとも心配はいりません。

ちなみに当物件はベランダがありませんが、浴室乾燥機が標準装備。洗濯物を溜め込まず、こまめに干すと部屋干しの臭いも気になりません。

腕が鳴るキッチン

キッチンは、ガス3口に魚焼きグリルもついた強めの装備。神田川俊郎・陳建一・平野レミが揃っているようなものです。

メインの料理と平行して、作り置きや常備菜に挑戦してみてはいかがでしょうか。

7.5帖の居室

お待たせしました。メインのお部屋へ移りたいと思います。

居室にもアクセントクロスが効いています。こちらは柄の主張が強いですね。玄関を開けた際の衝撃が浅田真央なら、アクセントクロスの主張の強さは浅田舞といったところです。

小5で台形の面積の求め方を習ったのは、この部屋に住む為だったのでしょう。皆さま覚えていますか。（上底＋下底）✕高さ÷2です。どっちを上底にするかは家主の自由です。

三枚の扉、再び

クローゼットにも扉が3枚ついています。

収納が足りないな、と思われる方もいるかもしれませんが、当物件にはちょこちょこ棚がついてますので上手く活用してください。困ったときの棚頼みです。

福島区玉川四丁目にある28㎡の1Kは、55年というミドルエイジな築年数に反して、リノベーションされた内装はアクセントクロスの効いた今風仕様。くわえて設備も強めに装備。

大阪メトロ千日前線『玉川駅』徒歩1分、JR環状線『野田駅』徒歩3分とアクセスも抜群。

そして、気になる賃料は共益費込6.9万円（敷金ゼロ礼金10万円）

手の届きやすい賃料になって再登場したお部屋を、ぜひ一度ご覧ください。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：67751）