本日の舞台は心斎橋。写真の場所は皆さんもご存知『心斎橋筋商店街』。大阪府民はもちろんのこと、日本中、否、世界中から人が訪れる超ド繁華街です。昼間は多くの買い物客でごった返し、夜になるとスケーターや路上ミュージシャン・アーティストがそれぞれの作品や技を披露しています。

朝も昼も夜も、休むことを知らない商店街です。

東心斎橋一丁目にある今年で築40年を迎えるSRC造8階建てマンションです。オートロックはございませんが、物件から徒歩15秒ぐらいの位置には南警察署がスタンバイ。世界中から色んな人が訪れる場所ですから、治安に対する不安はあって当然です。とはいえ、菊の代紋ほど強力なセキュリティーはありません。否、そうあってほしいところです。

ご覧の通り、共用部はお世辞にもキレイとはいえません。アウトロー臭溢れる廊下を進み、紹介のお部屋に向かいます。

シューズボックスも大容量ですし、土間に鏡があるおかげでお出かけ前のファッションチェックも捗ります。

共用部はあんな感じですが、室内はそれなりに期待して良さそうです。

現状はところどころ電球が切れているので、入居と同時に電球を一式交換したほうが良いでしょう。

俄然クセ強め

土間を抜けると13帖のLDKにご対面。

良いとか悪いとかではなく、なんとなく雰囲気がギャルっぽいですね。僕の偏見でしょうか。

渋井不動産が紹介する物件って、いかにも男の子が好きそうな無骨で渋い物件が多いのですが、当物件のターゲットはギャル。「カラオケの十八番は浜崎あゆみ」というギャルに住んでほしいと思います。

ところで、写真奥の方で僕と同じようにカメラを構えている人がいますね。同業者でしょうか。ちゃんと挨拶しておかねばなりません。

勘の良い方もそうでない方も既にお分かりでしょう。そうです、ただの鏡です。

そんな鏡の向こう側にはクローゼット。当物件に収納はここだけなので、上手い具合に工夫してお使いください。

ブラックライトもそうですが、それに反応する天井の星々と金ピカのモールディング。これにはギャルの乙女心も刺激されます。

そしてBOSE製の立派なスピーカーが吊られていますが、喜ぶにはまだ早い。よくご覧ください。しっかり断線してます。現状は使えそうにありませんが、腕に自信のあるギャルは復旧を試みてみる価値はあるかと思います。

水回り

水回り3点はこの扉の向こう側、ヒョウ柄のラインが気になるところです。ギャルほどヒョウ柄が似合う生き物はいないということは僕自身よく知っています。ヒョウより似合っているのではないでしょうか。

水回りの詳細も気になることでしょうが、この日はクリーニング前ということもあり、結構汚れが目立っておりました。絵面的にちょっとアレなので、今回は割愛させていただきます。内覧時のお楽しみということでご納得ください。

スペックはガスの二口。使い勝手の良いL字型なので、日頃のお料理に不便を感じることはないでしょう。強いて言えば、このあたりにはスーパーがないので食料品の調達は少々億劫になりそうです。

インナーバルコニー

そして何と言ってもこのインナーバルコニー。

人工芝の敷かれた気持ちの良い空間です。南東向きではありますが、正面の建物によって直射日光はブロックされています。サンサンの日当たりは期待しないのが懸命です。

ロッキングチェアに座ってコーヒーでも飲みながら本の虫になる、そんな休日に憧れます。読書好きのインテリギャルにはたまりません。

ところでこの本棚・・・

ただでさえクセの強い一室ですが、その中でも群を抜くクセポイントと言えるでしょう。

6帖和室

隠し扉の向こう側には6帖の和室。

一気にギャル感は消え去りましたが、ここにせんべい布団を敷いて寝るギャルを想像すると何だかホッコリします。

正面の窓はバルコニーに繋がるので、洗濯物はそちらにどうぞ。

東心斎橋で見つけたギャルの部屋は52㎡の1LDK。

ブラックライトに始まり巨大な鏡、部屋の湿度を上げるだけの浴室窓、そして極めつけに隠し扉。そんなクセにまみれた当物件、浜崎あゆみをリスペクトするギャルに住んでほしいと思いますが、老若男女問わず大募集中です。

今さらですが、当物件はペットの飼育が可。これなら仮に一人暮らしだとしても寂しくありませんね。

敷金ゼロの礼金2ヶ月、賃料は共益費込の月額9.8万円。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：66779）