南堀江の顔といえば、やはり『オレンジストリートa.k.a立花通り』。南堀江がどんな街かなんて説明は今さら不要だろうから、そそくさと物件紹介に移るとしよう。
本日紹介する物件はオレンジストリートの少しハズレ。昭和53年築のミドルエイジ、オートロックなしのガバガバセキュリティーだ。
※a.k.a:”also known as”の略。「またの名を」の意。映画「君の名は」の略称は”w.y.n” (what`s your name?)。
内廊下
共用廊下はホテルライクな内廊下。
内廊下のメリットはプライバシーを保てるほか、天候の影響を受けずに済むこと。対してデメリットを挙げておくとすれば、内廊下の物件は玄関ドアを開けっ放しにしておくことが禁止されていることが多いため、通気性という面においては微妙の極み。
壁には飴色の板が張られ、疾走感と同時に森の中のバンガローのような雰囲気を演出している。控えめに言って大好きだ。
当たり前に思われるかもしれないが、シューズボックスがあるのも嬉しいポイント。キャパシティはボチボチだ。
ビッグリビング
吸い込まれるように奥へ進むと、22帖のビッグLDKにご対面。さっきまでのようなログハウス的要素はない。しかしどこかハイセンスな空気を感じるのは私だけだろうか。
「どの辺が?」と問われれば少し困るが、総合的になんか良いのだ。「古臭い」と思う人と「渋い」と思う人に大きく分かれそうなところではあるが、あなたはきっと後者だと思う。気が合いそうだ。
私の背後には二面の窓があるのだが、その方角は南向き。とは言っても眼前には建物が立ちはだかっているため、日当たりについてはあまり期待しないでほしい。建物が密集する堀江というエリアでは致し方ないことだ。
日当たりは期待しないでほしいと言ったが、別に暗いわけではないので安心してほしい。ちなみにダウンライトは調光機能付きなので、指一本でムーディーな雰囲気を演出できる。無論、シーリングソケットも装備されているので、後々お好みの照明器具を付け足すことも可能だ。
この広さに対してエアコン一基で事足りるのだろうかとも思うが、以前まで誰かが住んでいたのだからおそらく大丈夫なのだろう。もしエアコンの効きが弱いようであれば、扇風機などを駆使して上手く空気を循環させてくれ。
サンルーム
ガラス引き戸を開けるとサンルームがスタンバイ。その名の通り、このスペースに入った途端にクソ暑い。そしておそらく冬はクソ寒い。自然の摂理をこれでもかと体感できるはずだ。
洗濯物については、サンルームとは別にバルコニーもあるので、天候に応じて使い分けていただければと思う。
L字型キッチン
使い勝手の良いL字型キッチンには3口ガスと魚焼きグリルが標準装備。コンロ下部には電子レンジがすっぽりハマりそうなスペースもある。
さて、LDKを一通り見終えたところで、続いては冒頭で後回しにした洋室と水回りを見ていこう。
使い方は自由
こちらの洋室は3.5帖。
寝室にしても良いだろうが、エアコンも無いし前述の通り狭い。当物件には押入れやクローゼットなどの収納スペースがないので、ここは納戸として使うのが正解だろうか。ラックや突っ張り棒を駆使すればウォークインクローゼットにもなる便利モノだ。
職場から近過ぎるというのも場合によっては考えものだが、この界隈で活躍するカップルさん達に是非検討していただきたい。
そして何と言っても、当物件はペットの飼育が相談可。
敷金ゼロの礼金2ヶ月、賃料は共益費込月額10万円だ。
このエリアにしてこの広さ、そして魅力的な賃料とこのオーラ、嬉しさのあまり愛犬も走り回るに違いない。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:66253)