バイク小屋

バイクを2台も3台も持っていて、置き場所に困っている。しかし、手放したくはない。なぜならバイクを愛しているから。

渋井不動産にお問い合わせいただく方の中で、こういったバイク愛好家の方からのお問い合わせというのも少なくない。そこで今回、一風変わったバイク小屋を見つけたのでご紹介しよう。

場所は大阪市西淀川区御幣島四丁目。JR東西線御幣島駅まで徒歩6分。物件の近くに「みてじま筋」が通っているので、そこを南へ向かえば市内中心部へもスグだ。

不揃いなシャッターたち

まずは物件を正面から見ていただく。

シャッターが開いていたり閉まっていたり、ちぐはぐである。先に言っておくと、スムーズに閉まるシャッターもあれば、途中でつっかえてしまうものも、そもそも閉まらないものもある。バイク好きは寛容な方が多いと聞くので、一度ご自身で「KURE5-56」を吹きかけてあげてほしい。

保育園跡

まず目を奪われるのは、その形状と異様なポップさ。

三角形の尖った空間をピンクカラーで蔓延させた、ダブルパンチなフロア。そしてそのピンクの壁も、何かを貼った跡がそこかしこに見受けられる。実はここ『元・保育園』なのだ。そう考えるとこのピンクのポップさも、何かを貼った跡も愛おしく見えてくる。

DIY

ただ、これから住むバイク愛好家の方には過去のポップさや可愛げなどは不要かもしれない。

気に入らない場合は、オーナー様との相談ベースにはなるが、自身で壁のカラー変更が可能とのこと。こうなると俄然クールな空間に仕上がりそうな気がしてこないだろうか。入居者のセンスが問われる。

ギュウギュウに詰めるとなると中〜大型が8台入るか入らないかぐらいだろう。そこまでバイクを持っているひとはかなり稀だろうから、2〜3台のバイクを駐めてイジるぐらいがベスト。

和室が二部屋あり、それぞれ6帖と4.5帖。洋室は無く、必要最低限の設備が揃った居住スペースだと思っていただきたい。

流すときは上から垂れている紐を引っ張るタイプだ。

コンロは無いので、それぐらいは自身で高年式の物を導入してもいいかもしれない。

ステンレスが光るシルバー風呂が正方形に対して、空間は攻めた三角形。尖った先端部分にシャンプーを1本置いておけば収まりが良さそう。

バイクで走れば梅田までおよそ15分。どうしても市内中心部ではなかなか見つかりにくいが、少し離れればこういった物件にも巡り合うことができる。

気になる方は、渋井不動産までお問い合わせを。
（物件番号：65238）