本日は西淀川区竹島という場所へやってきました。最寄り駅はJR東西線加島駅で徒歩3分という近さ。周辺を歩いてみると、築古物件もありますが、築浅めの戸建もズラズラと並び、近くの公園では小さいお子様連れのファミリーが遊び回ってました。正直、この加島は工場が多いエリアで、建物の築年数もそこそこに経っている「築古エリア」なイメージでしたが、全然そんなこともありませんでした。
築62年
さて、こちらが物件玄関前です。
一コマ前で築浅の物件が多いという話をしておきながら、築古の平屋へ攻め込むという荒行。この物件の同級生は高橋ジョージ、脳内BGMでロードを流しながら少しずつ歩を進めますが、何かトラブリュウが起きそうな気がします。
ペット飼育可
玄関扉を開けました。
するとシンプルに広い土間が眼前に広がっていました。靴箱こそありませんが、それすら不要だと思わせるほどのキャパシティ。15足くらい並べていても大丈夫そうです。
ちなみにこの物件はペット飼育可。ワンちゃんや猫ちゃんの小屋をここに設けてしまうのも、ひとつの手ですね。
お気づきでしょうか。写真右手の扉から入ってきて、居住空間が左手奥まで続く、いわゆるコの字型の間取り。それでは問題の箇所を確認してみます。
押入れ中心の生活
予想は的中しました。押し入れです。
そう、この部屋は「押入れ中心の生活」を余儀なくされる、押し入れマスターの部屋なのです。一般的に「◯◯中心の生活」、仮にそれがサッカーだとすれば、朝から晩までサッカーの練習やそのことばかり考えているライフスタイルのことを指します。しかし、今回の「押入れ中心の生活」は物理的な間取りの話。この押し入れを軸に家具の配置を考える必要があります。
すると間取りはコの字ではなく、もはやロの字であることがわかります。まさに押入れ中心の生活。これまで渋井の記事で、ここまで押入れにフォーカスが当たった記事があったでしょうか。普段は割愛されがちな押し入れですが、ここぞとばかりに日の目を浴びています。
中心にあるだけで収納力は普通な押入れですが、こんな部屋と出会える機会はそうそう無いでしょう。かなりマニアック向けの部屋ですが、室内フルリノベーション済みで広くてペット可という点はハマる人が多いのではないでしょうか。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:64685)