今日は長堀鶴見緑地線「松屋町」駅に来ている。松屋町と言えば花火や人形が有名で、心斎橋まで徒歩で行ける距離でありながら、控えめな賃料相場も魅力的。ミナミが主戦場という遊び盛りの若者にもオススメしたいエリアだ。
これから紹介の物件に向かおうと思うのだが、濡れた地面からも分かるとおり最悪の天気に見舞われている。まったく、レイニーな雨だぜ。
なぜそうなった
俺は値打ちコキだから建物全体の外観は見せないが、外壁のところどころにはいかにも売れなさそうゆるキャラ。モノづくりにおいて“ちょっとしたひと手間”が大切なのは深く理解できるが、このひと手間は果たして必要だったのだろうか。
建物の見てくれは少しアレだが生活環境は充実しているぞ。
マンションの1階部分にはコインランドリーがあるし、コンビニまでは徒歩10秒、薬局や100円ショップだって徒歩10秒で行ける。そして駅まではたったの徒歩480秒。普通に遠い。
こいつに乗って7階に向かうわけだが、5月21日の10時〜11時の内覧予約は勘弁してくれ。張り紙にも記載されている通り、その日のその時間帯はエレベーターが使えない。7階まで階段で上りたいなら話は別だが、問題は運動不足の渋井営業マンが付いていけるかどうかだ。ひょっとすると4階の踊り場付近で息絶えてしまうかもしれない。
リノベ済み
待たせたな。
室内の様子がコチラ。今年で築46年を迎えるおっさんマンションの割に、リノベーションの手が加わったことによって室内の清潔感は広瀬すずとタメを張るほどだ。
この写真は玄関からのビューなのだが、この一枚だけで大体のことは分かる。俺が昨日と同じパンツを履いていることも、小3で快感を覚えたことも、その昔ヤンキーに絡まれて死んだふりをしたことも、誰にも言ったことのない俺のヒストリーが浮き彫りになっている。
玄関周りには新調された3口ガスのシステムキッチン。そしてFutoo!!という言葉がよく似合うシューズボックスがある。ニオイが気になりがちなニーハイブーツは寝かすか折りたたんで収納するかのどっちかだ。
※Futoo!!:普通に良い。
その隣の洗濯パンが新品かどうかは知らない。仮に新品だったとしても別にテンションは上がらない。「ふーん」と言ってオシマイだ。
新調されてはいないものの、清潔感は広瀬すずだ。浴槽も大きく、疲れきった身体をゆっくりと癒すことができる。換気窓を開ければ共用廊下がたちまちシャンプーの香りに包まれるだろう。ちなみに極秘ルートから仕入れた情報によると、広瀬すずの愛用シャンプーは『エッセンシャル』だそうだ(情報提供:Yahoo!知恵袋)。
広すぎたワンルーム
本日紹介するのはみんな大好きなビッグワンルーム。そのサイズは15帖。
床にはクッションフロアが敷かれており、派手に転んでも致命傷は免れるセーフティー仕様となっている。収納力についても問題なさそうだ。
注目してほしいのはクローゼット上部と天井の間にある隙間部分。脚立を用意すればちょっとしたロフトのように使うこともできるが、キザな俺はあそこに間接照明を仕掛けたい。
天井タカシ
そしてこの部屋、天井高が275cmとなかなかのハイルーフっぷり。ペンダントライトやシャンデリアを吊り下げても邪魔に感じることはないだろう。
窓は松屋町筋に面した東向き。レイニーな雨のおかげで日当たり具合は未知数だが、俺の予想ではボチボチといったところだ。
干場セマシ
最後にバルコニーを見ておくか。
見ての通りバルコニーの幅はタイト。物干し場以外の使い道はなさそうだ。外に出ることなく室内からダイレクトに洗濯物を干せると思えばコレはコレでありなのかもしれない。
SOHOも可
中央区瓦屋町二丁目から登場した当物件は37㎡のビッグワンルーム。
最寄りの長堀鶴見緑地線「松屋町」駅からは徒歩8分と結構歩かされるが、コンビニ、薬局、100円ショップが徒歩10秒の距離だから大目に見てやってほしい。
敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は共益費込の7.8万円。
そして自宅兼事務所をお探しだった方に朗報。当物件はSOHO利用もOKだ。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:63948)