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本日の舞台は阿倍野区王子町三丁目。

暦も5月に入り、随分暖かくなってきたこともあってか眼前のあびこ筋には颯爽と走り抜けるバイカー達がチラホラ。ツーリングをするには最高に気持ち良いシーズンがやってきた。本日紹介するのはバイクガレージハウス。世にいる全てのライダーに捧げよう。

紹介の物件は御堂筋線「昭和町」・「西田辺」駅、どちらの駅からも徒歩15分ほど。結構歩かされるスパルタ立地だが、駅までの距離はあまり気にしなくていい。なんたってあなたには立派な相棒がいるじゃないか。

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ライダース貸家

そのバイクガレージハウスというのがコチラ。

築年数不詳の木造平屋だが、2015年7月に全身整形済み。ニッキーミナージュ顔負けの変貌を遂げている。

なになに?近寄りすぎてよく分からない?

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こう見ると分かりやすいだろうか。決して寄り過ぎていたわけではなく、前面の道幅が狭くて必然的に寄りになっていただけだ。

道幅は僅か1.6メートルのナロースタイル。教習所で体得した一本橋のスキルをここで活かすことになろうとは。言うまでもないが、ここは住宅街だということを忘れてはいけない。空ぶかしやウイリーは言語道断。帰宅の際は手前でエンジンを切って押し歩きするなどのモラルが必要だ。

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ガレージには収納スペースもばっちり完備。

ヘルメットや工具もしまっておけるし、パーツ類などの整理整頓も捗るに違いない。

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ガレージのサイズ感としては、この写真で見た場合、1.6 メートルの奥行き3.1メートル。大型バイクなら1台、HONDAのモンキーやゴリラなら4台ほどはブチ込んでおけそうだ。

開口部はシャッター付きなのでセキュリティー面においても安心できる。それでも不安な方はセコムなどの導入も検討したほうが良さそうだ。特に旧車やハーレーなんかは盗難率がべらぼうに高いので、用心に越したことはない。

それでは続いて室内を見ていくとしよう。

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15帖ワンルーム

玄関ドアが開けっ放しになっていることについてはあまり気にしないでほしい。「開けたら閉める」ぐらい私も心得ているが、照明が点かなかったために敢えて開けっ放しにしているだけだ。少しでも明るい方が見やすいだろうという私なりの配慮にリスペクトを示してほしい。

室内は15帖のビッグワンルーム。築年数不詳とはいえ、フルリノベーションの手によって水回りの設備や建具はまだまだ現役バリバリといったところ。

色味の良いフローリングタイルが敷かれているがあくまでも“無垢風”。とはいえインスタ映え効果は十分期待できる。

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ウィークポイント

一枚板でこしらえたダイニングテーブルは同じものが2つとない一点物。ご丁寧に椅子が4脚スタンバイされているが、4人同時に食事をするには無理がある。どう見ても二人が限界のキャパだろう。

そのあたりはご自身で上手く調整していただくとして、室内から愛車を眺められるというのは安心感があるし、何より所有欲が満たされる

キッチンは食洗機付きのガス3口。スペックとしては申し分ないのだが、ここで注意点をひとつ

当物件、ガスの供給方法が『プロパン』なのだ。プロパンの特徴として、都市ガスに比べると災害が起こった際の復旧が早いというメリットが挙げられる。その反対に、デメリットは基本料金が高いということ。この点については予めご了承いただきたい。

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「プロパンがダメ」というわけではないが、やはり光熱費が高くなってしまうのは痛いポイント

その代わりと言ってはなんだが室内の完成度は高い。そんでもって天井も高い。圧迫感を覚えないし、木造の躯体と梁がなんとも美しい。機能美や造形美という言葉がよく似合う。

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角度を変えて見てみよう。

ソレっぽい家具を置くだけで仕上がった空間になるポテンシャルを秘めているし、クローゼットの容量についても問題ない。しかし家具のレイアウトには頭を悩ませそうだ。

ソファを置けばベッドを諦めなければならないし、その逆も然り。どちらも置きたいという気持ちは痛いほど分かるが、そうするとどちらか一方がクローゼットやトイレなどの建具に干渉してしまう。一枚板のダイニングテーブルさえなければもう少しワガママに使えただろうが、それについてはどうしようもない。後の祭りだ。

ま、個人的な意見として、バイク乗りにはソファで大胆に寝てほしいと思う。その方が「アジト」という感じがして悦に入ることができる。

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水回り

最後に水回りをチェックしておこう。

まずはトイレから。パッと見で分かることとしては、扉から便器までのアプローチが異様に長いということ。便器そのものは年式も新しく、真っ白さと清潔感が保たれている状態だ。どうかたっぷりの愛情で汚してやってほしい。

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続いては脱衣所。

洗面台は頬のニキビを見逃さない三面鏡タイプ。洗面ボウルも大きく、朝シャンだって朝飯前。

室内洗濯パンもばっちり完備されているが、問題は物干し場がないということ。かといって浴室乾燥機があるわけでもないので、余裕のある方には全自動洗濯乾燥機の導入をオススメしておこう。

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物干し場とは呼べないが、ちょっとした坪庭があるので余裕のない方はここに干しても良いかもしれない。ただ、坪庭の面積は僅か2㎡足らずなのでそれほど多くの洗濯物は干せそうにない。
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最後に浴室を見ておこう。

一言で片付けるとすればFutoo!!。そんでもって追い焚き機能はない。

※Futoo!!:普通に良い。

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すべてのライダーに捧げる阿倍野区王子町三丁目のバイクガレージハウス。築年数不詳の平屋をフル改装し、34㎡のビッグワンルームと化している。

「バイクが欲しいけど置き場所がない」「大切な愛車から目を離したくない」「整備・カスタムは自分でしたい」

当物件はそんな方のためにある。もちろん「免許は無いけど普通に住みたい」という方も大歓迎だ。ついでに言っておくとSOHO利用も可。間口を大きく広げての募集開始だ。

敷金ゼロ礼金2ヶ月、賃料は共益費込の7.2万円

世の中にごまんといるバイク乗りの中で、誰とも被らないであろうバイクガレージハウス。ここに住めば愛車も上機嫌、エンジンも“カブらない”はずだ。

お後がよろしいようで。

お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:63440)

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  • キャラもエンジンもカブらない阿倍野のライダース貸家、月額7.2万円。
  • 阿倍野区

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