写真を見て分かる通り、本日やってきたのは京阪中之島線「中之島」駅。5月を目前に控え、額にうっすらと汗が滲むぐらいには暖かくなってきましたが、川の近くに来るとやっぱり涼しいですね。イタズラな風が僕のゆるふわスカートを捲り上げます。このまま風に乗って紹介の物件まで飛んでいきましょう。
マンションから歩いて1分ほどの位置にはスーパー「ライフ土佐堀店」があるので、食料品の調達に困ることはなさそうです。
エレベーターに乗って向かう先は最上階の12階。さっそく行ってみましょう。
当物件は今年で40歳を迎えますが、リノベーションの手によって美しく生まれ変わっております。美魔女みたいなもんと思っていただければイメージしやすいでしょうか。
正面の扉はLDKに続き、その手前を左に曲がると水回りに続きます。
水回り
まずは水回りからご覧あれ。
独立洗面台はよく見かけるFutoo!!のソレ。ちなみに洗面台横の給湯器は『わくわく16パワフルミニ』という逸品。「ワクワク」と「沸く」を掛けているのでしょう。結構なお手前ですが、『作ってあそぼう』のゴロリはギロリしそうですね。
写真左下にチョロッとだけ洗濯機置場がチラリしていますが、そんなの見てても仕方ないので次は浴室を見てみましょう。
※Futoo!!:普通に良い。
LDK17帖
皆さんお待ちかね、メインディッシュのLDKは17帖の広さを有します。家具のレイアウトもイメージしやすいですね。
照明が付いていないのでご自身で揃えていただくことになりますが、南面と東面の二面採光によって、日中なら照明要らずの明るさです。
日当たりにおいてもっとも重要な南側の窓が隣の建物によって無力化されています。写真でも確認できますが、日光が差し込んだとしてもほんの僅か。仕方のないこととは言え、これはもったいないポイントですね。
とは言え、先述した通り決して暗いわけではない(むしろ明るい)のでそこまでナーバスに考える必要はないかと。
僕自身1度しか行ったことないのですが、科学に詳しい方もそうでない方も、大人も子どもも一緒になって楽しめるコンテンツが盛りだくさん。特にプラネタリウムは世界でも最高峰のソレなのだとか。
入場料もリーズナブルですから、休日の暇つぶしには最適です。
今気付いたのですが、リビングはL字型になっているんですね。ダイニングとリビングを上手く二分割できそうです。いかんせんこの広さなので、無駄な物は置かないというミニマリストスタイルだと部屋が殺風景に思えるかもしれません。
ちなみに床はクッションフロアになっており、派手に転んでも致命傷は免れるセーフティー仕様。
僅かな段差なのでつまづいて転ぶなんてことはなさそうですが、すり足で歩く癖のある方は要注意。足のつま先をぶつけたことを想像すると下半身がヒュンッとなります。
14帖洋室
そしてこちらが14帖の洋室。
今更ですが当物件は70㎡の1LDK。70㎡と言えば一般的な3LDKがすっぽり入る広さです。せめて2LDKにしておけばファミリー層の心も掴めたはずなのに、それを1LDKにしてしまう潔さとコダワリの強さに痺れます。
もしファミリーで住むにしても、お子さんが小さい間は良いかもしれませんが、小3ぐらいにもなると「自分の部屋が欲しい」と駄々をこねはじめることでしょう。面積としては十分なのですが。
ドラえもんで思い出しましたが、有名家具ブランド『カリモク』とドラえもんがコラボして『どこでもドア型本棚』を発売するそうですね。ドラえもんのコミックス全45巻がピッタリ納まるのだとか。購入方法や価格についてはまだ詳細が出ていないので、気になる方はご自身でお調べくださいませ。
リバービュー
洋室の窓からは圧倒的な土佐堀リバービュー。
リビングの日当たりはそないですが、洋室には眩い西陽がこれでもかと降り注ぎます。
夕焼けを眺めながらノスタルジックな気分に浸ってみるのも良いですね。
本日紹介したこちらの物件は70㎡の1LDK。ファミリー向けにしては部屋数が足りませんし、二人暮らしだと逆に持て余してしまうことでしょう。いまいちターゲットが見えてこないのが正直な感想です。しかし僕のように「広ければ広いほど良い」と思っている方にはうってつけの物件です。
京阪中之島線「中之島」駅からは徒歩4分。JR環状線「福島」駅と四ツ橋線「肥後橋」駅も徒歩圏内ですので、交通の便に関しては言うことなし。
敷金ゼロで礼金は強気の3ヶ月、賃料は共益費込の9.9万ちょい。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:63028)