さて、紹介する物件までは阿倍野区阪南町五丁目。駅から歩いて2分のナイスポジショニング。JR阪和線「鶴ケ丘」駅にも徒歩10分ほどなので、関西国際空港にも一本で行くことができる。
当物件は平成2年生まれのSRC造9階建てマンション。私の個人的なイメージとしてこの年代のマンションは妙に派手であることが多い。なんとなくではあるが。
2重セキュリティー
毒々しいエレベーターにはトラップが仕掛けられている。
鍵を回さないと目的階のボタンが押せなくなってる。アナログなスタイルではあるが、タワーマンションにも引けを取らないセキュリティーの強さだ。さすがに言い過ぎだろうか。
土間に置かれている荷物はエアコンと室外機。これから新品に交換されるというわけだ。551がある時以上に喜んでくれ。
背の高い扉が脱衣所、もう一方はリビングへと続く。まずはジャブ代わりに脱衣所から見ていただくとしよう。
カッコだけでなく、洗面台は蛇口が伸びるシャンドレタイプなので忙しい朝はここでサクッと朝シャンを済ませていただける。実用性もしっかり考えられた仕様だ。
疲れを吹っ飛ばす
で、お馴染みのジェットバス付きの浴槽では足を極限まで伸ばすことができる。泡風呂がこれでもかと似合いそうなバスルームだが、二人で入ったとしても窮屈さを感じない広さが確保されている。
何より朝風呂に浸かっていることを想像してみてくれ。モザイクガラスから採り込まれる光が最上級の空間を演出してくれるに違いない。しずかちゃんなら一度入れば出てこないんじゃないかと思うほどの居心地の良さだ。
このバスルームを見る限り、トイレもそれなりのスペックであることは想像するに容易い。少なくともオマルでないことは確かなので、今回は記事の都合上割愛させていただこう。
LDK18帖
続いては18帖のジャンボLDK。室内に入った瞬間から床が気になって仕方なかったが、あの正体はカーペットではなくフロアタイル。好みが大きく分かれそうだが、「個性」という点においてはハナマルをあげたい。
床も特徴的だが、部屋全体がトンネルのような形状をしており、頂点部分の天井高は約5メートルに及ぶ。LDK横の洋室も含めると、4tトラックが2台すれ違えそうな広さだ。
可愛らしい薄ピンク色だが、「この年代のマンションやし・・」という私の色眼鏡と相まって少しばかり毒々しさを感じる。これについては完全に私の主観なのであまり気にしないでほしい。
などと言ってはいるが、当物件は毒々しさだけでなく清々しさも兼ね備えているのだ。
スーパービッグウィンドウ
とくと見よ、この巨大な窓。これまで数々のビッグウィンドウを見てきたが、その中でも未だかつて味わったことのないスケール感。抜群の開放感だ。
窓は南向きだし、これほど大きいとなると夏の日差しが恐ろしい。カーテンやブラインドの取り付けも一筋縄ではいかないだろう。しかし、窓はスモークガラスのようになっているため、何もせずともある程度のUVは跳ね返してくれそうだ。外から中は見えにくくなっているので、プライバシーもそれなりに保護されている。スモークとは言っても、ヤンキーが乗るセルシオのようなフルスモークではない。分かりやすくパンストの濃さで例えるなら10デニールぐらいのスモークだ。
SOHOも可
こちらが12帖の洋室。
1LDKということで、通常なら寝室にするのがベターなのだろううが、これほど生活しているイメージが沸かない部屋も珍しいものだ。ならば事務所として使ってみてはいかがだろう。
なんたって当物件はSOHO利用も可。住居スペースと事務所スペースを完全に二分割してしまってもいいかもしれない。ついでに言っておくとペットの飼育もOKだ。
ステキッチン
このクラスの物件になるとキッチンにも上等な逸品が備わっている。
3口ガスにビルトインオーブンレンジ。食洗機も完備だから面倒な洗い物もボタン一つでちょちょいのちょい。収納力も最強クラスを誇る。
一通りの紹介を終えたところでおさらいに移ろう。
未だかつてないほどのスーパービッグウィンドウを引っ提げ、それに加えてSOHO利用・ペットの飼育も可。間口を大きく広げての募集開始だ。
その面積はなんと102㎡の1LDK。「数字で言われても分からん」という方は、広い公園の砂に10m✕10mの正方形を書いてみるとそのスケール感が分かるはずだ。もっとも手っ取り早いのは実際に内覧してみること。
敷金ゼロの礼金40万、気になる賃料は管理費込の月額15万円。
希少価値の高さは言わずもがな、やや強気の礼金にはオーナーの自信が現れている。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:62880)