駅付近には言わずと知れた大病院「日本生命病院(通称:ニッセイ病院)」があり、西区のオアシス「靭公園」もすぐ近く。コンビニやスーパーも多く、飲み屋などの飲食店も充実している。言ってしまえば「無いものが無い」というエリアなので、住環境としては申し分のないエリアだ。強いて無いものを挙げるとすればパチンコ店ぐらいだろうか。パチンコ依存症の方なら禁断症状が出てしまうかもしれない。
今年で築33年を迎えるRC造10階建てマンションだ。10階建てでありながら総戸数は僅か16戸。オートロックも完備だし、セキュリティー面でも安心できる。
さて、紹介する部屋は4階。早速行ってみよう。
ロンリー部屋
写真で上手く伝わらないのが残念だが、仲間ハズレにされたせいか玄関前のアルコープはダークな雰囲気を漂わせている。きっと寂しいのだろう。このまま入居希望者が現れないとなるとますます闇を抱えてしまうかもしれない。
ちなみに普通に明るく見えるのはあくまでも私のフォトテクニック。プリクラみたいなもんだ。実物とは異なる。
玄関を上がればすぐにバスルームがあるので、一刻も早くシャワーを浴びたいときなんかは一目散に駆け込める。その左手でチラリしている扉はトイレ。一刻を争う時は靴を脱ぐことすら放棄して駆け込んでくれ。かくいう私がその状況だ。
まずは水回りから
間一髪セーフ。
ベージュの便器にホワイトの便座。後付け感満載のウォシュレットが印象的だ。具体的な年式までは分からないが、この後付け感を見る限りそこまで古いタイプのものではないだろう。
もし故障したとしても、クラシアンの方なら目を瞑ってでも修理できるんじゃないかと思えるほどよく見かけるタイプだ。
※Futoo!!:普通に良い。
バスルームに関しては見ての通りだが、洗濯機はバルコニーに置くことになるのでその点だけご承知おきを。
それでは皆さんお待ちかね、気になる居住空間を見ていこう。
計17帖
居住空間はというと計17帖の1DK。
写真手前のDK部分が5帖で奥側の洋室は12帖ほど。間仕切りがないため、洋室からキッチンが見えるとどうしても生活感が出てしまう。それが嫌な方はパーティションか何かを駆使してもらえればと思う。逆に開放的な空間がお好きならこのままで良い。
バルコニーは南向きだが、正面にマンションがそびえ建っているおかげでサンサンの日当たりは期待できない。かと言って暗いわけでもない。UVを寄せ付けたくない色白美人にとっては丁度いい採光具合だ。
近付きがたいオーラのある人でも、実際に話してみると心が広くて優しい人だった、なんてのはよくある話。この部屋もそれと同じで、仲間ハズレにされる悲しみを知っているからこそ入居者を大きな空間で包み込んでくれる。この時、私の脳内に流れていたBGMは「涙の数だけ強くなれるよ」でお馴染みの岡本真夜の『Tomorrow』だ。
写真左手に収納ボックスが確認できるが、あれは好きなところに動かせるのでお好みに応じて配置してくれ。シューズボックスとして使ってもいい塩梅だ。
物件近くにはコンビニも充実しているし、22時まで営業のスーパー『ライフ』もすぐ近く。個人的にポイントが高いのはドミノ・ピザが歩いて1分ほどの位置にあるということ。宅配ピザは店頭でのお持ち帰りが圧倒的にお得。おかげで摂取カロリーは高くなりそうだが、賃料は控えめ。
敷金ゼロの礼金10万、賃料は共益費込の6.8万円での募集開始。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:62739)