やっぱりシュッとしてる街
さて、やってきたのは西区南堀江。「わたし堀江に住んでるねん」と一度は口に出したい方も多いのではないでしょうか。
どことなくシュッとした面構えのお店が並んでいる通りを浮足立ちながら歩いていると、早速今回の目的地が見えてきました。
なにか変哲があるエントランス
茶色いレトロな外観をくぐり抜けると、白を貴重としたエントランス。
恐らくLEDではないと思われる頭上のランプもあって、ディズニーでいうホーンテッドマンションみたいだな、と思わず夢の国に思いを馳せたのは到着して数分の出来事。
もしやこれは、と思い同行していた広報担当サトシさん(パンチパーマ先輩)に聞いてみると、「郵便受けですね」と普通のトーンで返されました。
いや、定形外郵便入らんやん。保険の書類とかどないすんの?と内心戸惑いつつ、「そうなんですね〜」とノーマルな相槌を打ちながらエントランスをくぐり抜けると、第二の衝撃に出会いました。
ギラつくエレベーター
レディースマンションだけあってエレベーターにはハートや星が散りばめられており、私の中で忘れ去られたはずの乙女心がくすぐられます。
しかしながら、内部ライトは赤と青のバブル仕様。反射的に脳内では2億4千万の瞳が流れ、危うく億千万の胸騒ぎが始まるところでした。
期待を裏切らない個性部屋
玄関を開けるとチェスが出来そうな土間。右手にはシューズボックスがあるので、なぜか靴ばかり買いがちな女性も安心ですね。
余談ですが、なぜかわたしはワンピースばかり買いがちです。ひとつなぎの布の方です。
一口のIHコンロは白いミルクパンが映えるお洒落デザイン。調理スペースが広めなので、大きいまな板でザクザク野菜を切って具沢山スープも作れます。栄養満点の食生活が送れますね。差し色の赤い蛇口から出てくる水は無色透明なのでご安心を。
ちなみに向かいにはパステルカラーの3点ユニットバスがありますが、こちらは内覧時のお楽しみに。
ベッドがボタンで上下可能なのです。 「そこに山があるから」という登山家の名言があるように、「そこにボタンがあるから」押してみたいと思うのが人の性(サガ)。早速ボタンを押してみるも、うんともすんとも言わず、まさかの故障中。
この部屋に不釣合いな脚立が置かれていた伏線が回収出来ました。ベッドにかかるハシゴもプラーンとなっています。入居の際にはベッドが昇降し、地に脚のついたハシゴが見れることでしょう。
ベッドの上で飛び跳ねることは難しそうですが、天に捧げられし就寝スタイルをお楽しみ下さい。
窓の上にえぐい角度で開く2つの収納です。奥行きがあるので意外と収納力もありそう。生身で開けるのは到底難しそうなので、三尺ほどの脚立や、踏まれることが好きな男性などを常備しておくと便利かと思います。
蓋はカーテンレールがストッパーとなる仕様で、頭に当たらない安心設計と捉えるポジティブ女子にはぴったりではないでしょうか。
(※渋井不動産を運営するNONFIX社内では、しばしば「肩パット」と呼ばれている。)
面接時にその類まれな文才とAdobe製品のマイスターっぷりに光るものを見せつけるも、結果を保留されていた。が、渋井不動産代表との最終面接の際、淀屋橋が誇る名建築「芝川ビル」に入る「喫茶モール」でのコーヒーの飲み方が、とてつもなく妖艶ということを理由に採用。さらには昨今の感染症による混乱に乗じて、いつの間にか入社していた人物である。「2km先から見ると松たか子っぽい」という理由で、代表にその名を付けられた。(2km先から見ると松たか子っぽい人物は、それはもう松たか子やろ。と思うが、覚えやすいので採用、既に浸透済み。)
今回、はじめての登場(入社報告ブログ)が、まさかの堀江名物オーナーとの共演。やや引きつった笑顔で緊張しているものの、渋井での初陣ということでしっかりとした応対をお願いしたい。
このマンションの魅力はどんなところですか?
やってしまった。緊張のあまり肩パットにインタビューをし始めたおまつ(女)。インタビューは即中断する形となり、有力な情報を引き出すことは叶わなかったのであった。
礼金10万円、賃料は月額5.3万円という非常にリーズナブルな価格での募集。
ちなみに先程の部屋のウィークポイントとしては、ベランダが無いこと。洗濯機置場も無いのですが、屋上に設置されたおまつ(男)の洗濯機を自由に使って良いとのことでした。肩幅同様、懐が広いですね。 おしゃれタウンにひっそりと佇むクセが凄いレディースマンション、いかがでしょうか。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:62294)