この橋を渡れば緑豊かな松島公園があるので、朝のジョギングコースにも丁度良い塩梅だ。心斎橋や堀江の近くでありながら、川と緑が織りなす光景が市内中心部の喧騒を忘れさせてくれる。
エレベーターもちゃんとあるが、今回紹介する部屋は2階なので階段を使って向かうことに。
オカダ・カズチカのドロップキック、ジャイアント馬場の16文キックを喰らってもビクともしなさそうだ。私も負けじと何度もタックルを試みてみたのだが、そもそもドアが外開きだった。タックルで開かないわけだ。
※オカダ・カズチカ→Wikipedia
壁にはシューズボックスが埋め込まれている。主張しない控えめなスタイルが愛らしい。
写真の右手側には水回りがあるのだが、いずれも何の特徴もないFutoo!!のソレ。別に見るほどのモンでもないので今回は割愛させていただこう。強いて言っておくことがあるとすれば、風呂に追い焚き機能はないということぐらい。
寝室にするにはちょうどいい。ちなみに窓の方角は西向き。窓の向こうは共用廊下なので眩しい西陽が差し込むことはない。それが良いと思うか悪いと思うかはあなたの価値観次第だ。眩しいのが嫌いな人にとっては良いことだろうし、少しでも太陽の光を取り込みたいという方にとってはマイナスポイントになるだろう。
天井高め
5帖の洋室からはLDKにアクセスすることができる。そのサイズは14.5帖。キッチンスペースを省いたとしても12帖ほどはあるだろうから、ダイニングセットとリビングセット(ソファ・ローテーブル・テレビ)が楽々レイアウトできる程度の広さだ。
室内は膨張色の白で統一されているせいか、実際の数字よりも心なしか広く感じる。白い家具で統一するも良し、黒い家具でモノトーンコーデを楽しんでも良し。パリのアパルトマンを彷彿とさせるフレンチインテリアも似合いそうだ。
天井高め
LDKに入ってまず私が驚いたのはその天井高。
日本の住宅の天井高は2.4メートルが基準とされているが、ここの天井高は2.65メートル。
「たったの25センチ差?」と思われるかもしれないが、肉眼で見てみるとかなり違う。数字で見る以上の開放感があるのだ。身長だって25センチも違えばかなりのもんだろう。それと同じだ。
天井が高いおかげでゴージャスなシャンデリアもぶら下げられるので、フレンチなインテリアを組むには抜群のポテンシャルを秘めている。パリに強い憧れを抱く女性は少なくないし、この部屋で是非パリジェンヌ気分を味わってほしい。
6帖和室
そしてもう一部屋はというと6帖の和室。
正直な人には新品の畳が見えるはずなのだが、あなたはどうだろうか。
「見える」と答えたあなたは嘘つきなので玄関から出直してもらうとして、「見えない」と答えた正直者のあなたにだけ説明しておこう。これは単純にまだリフォームが完成しておらず、畳がひん剥かれた状態での撮影となっただけだ。入居時には新品の畳が張られているから安心してくれ。
あとは夜な夜な鍛え上げた妄想力と想像力で補ってほしい。さっきまでのパリジェンヌ気分とは真逆の空間が思い浮かぶはずだ。言い換えれば、和な空間とフレンチな空間の両方を楽しめるというわけだ。
コンロは置かれておらず少しばかりの古臭さは感じられるが、スペースの広さと使い勝手については申し分ない。シンクが大きいのも嬉しいポイントだ。魚の鱗を剥ぐ際、シンク内で済ませてしまえば周囲に鱗が飛び散ることもない。
バル広め
最後を飾るのはこの広々バルコニー。
ビッグバルコニーと呼ぶには物足りないが、それでも十分な広さがある。ボクシングの階級で言えばミドル級といったところか。
バルコニーは東向きだが、見ての通り真ん前にはマンションがそびえ建っている。朝でも日光は入らないし、プライバシーなんてものもない。ガーデニングも難しいだろうし、人目が気になって乾布摩擦もできそうにない。せっかくのミドル級バルコニーを満喫できないのは残念だが、一時的な物置きスペースとしては大活躍してくれる。
敷金1ヶ月の礼金20万、賃料は共益費込の10万円ポッキリ。
一度で二度美味しい和フレンチ部屋をご賞味あれ。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:62027)