それにしても何だこの天気は。今日から新年度が始まるというのに、張り切った気分が台無しじゃないか。普段は自転車や原チャリで物件を回っているのだが、いかんせんこの雨なので今日は電車で動くことに。
個人的に普段乗る機会の少ない路線なのだが、本数の少なさと乗客数の少なさに驚いた。単純に時間帯の問題だろうか。
電車で動いてみるのも悪くない。街をブラブラすることで、普段なら見逃していたであろうことに気付けるからだ。
中之島駅から8分ほど歩くと紹介の物件に到着する。今日は中之島駅から歩いてきたが、中央線「阿波座」駅からも同じぐらいの距離だ。人によるだろうが、交通の便を考えると阿波座駅の方が利用頻度は高くなるだろう。
本日紹介するのは平成20年築のデザイナーズマンション。年齢にすると12歳、ようやく下の毛が生えてくるお年頃だ。築浅なだけあって、嬉しいことに宅配ボックスが完備されている。住所で言えば西区江戸堀三丁目。ただでさえ落ち着いた江戸堀エリアだが、さらに安心のオートロック付きなので、か弱い女性の独り暮らしにもオススメできる。
SOHO可
紹介する部屋は4階。
4階に住戸は2つのみ。お隣さんは住居というよりどこかの会社さんの事務所だ。住んでるのかどうかは分からないが、反社会的勢力の組事務所でないことは確かだ。そしてこちらも同様に事務所使いが可能。
堅牢な玄関ドア
玄関ドアの分厚さにも注目。
これなら蹴破られる心配はなさそうだ。枕を高くして眠ることができるだろう。写真では分かりづらいだろうから、ドアが閉まる音を文字で表現するなら「ボフッ」といった感じ。実に頼もしい。
ビッグワンルーム
奥に進むと14.5帖の洋室。
打ちっ放しのコンクリートに白タイル。これぞ『THEデザイナーズ』な仕上がりだ。打ちっ放し特有のヒンヤリとした雰囲気を和らげるがごとく、天井には暖色のスポットライト。これが昼白色の照明ならその雰囲気はガラリと変わるだろう。あなたのキャラクターに合わせて心ゆくまでカッコつけてくれ。
一人暮らしであれば充分な広さを有しているが、複数の従業員を雇えるほどの広さはない。自宅兼事務所として使うなら尚更だ。個人的にはイケイケな弁護士や税理士、建築士などに使っていただきたい。もしくは完全予約制のネイルサロンやマツエクサロンとしての使い道も大アリだ。
続いてはキッチンを確認しておこう。
水回り
水回りはトイレと洗面台が同空間にあるアメセパタイプ。
どちらかと言えば人気は低い方なのだが、どういうわけかデザイナーズはアメセパが多い。これもまたスタイリッシュさと居住スペースの確保ゆえの判断なのだろう。
湯はり・追い焚き機能はもちろんのこと、浴室暖房乾燥機が標準装備。さらに言えばミストサウナ機能と浴室テレビも付いている。まさにフルスペックバスルーム。そんじょそこらの銭湯よりもよっぽどリフレッシュできるだろう。浴槽はそれほど大きくないが。
本日見ていただいたのは35㎡のビッグワンルーム。室内は可もなく不可もない『THE・デザイナーズ』な内装。ありがちと言えばありがちだが、当物件の一押しポイントはそこではない。
独立を夢見るあなたを応援するかの如く、なんと敷金礼金ゼロ。そして賃料は共益費込の月額10.2万ちょい。ついでに言っておくとペットの飼育もOKだ。もはや何でもアリじゃないか。
月々の賃料は払えても初期費用につまづいているという方も多いことだろう。このチャンスを機に、落ち着いた江戸堀エリアで自宅兼事務所を構えてみてはいかがだろうか。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:60642)