十三公園
4月に近づくにつれ、街中や公園の樹々はチラホラと花を咲かせはじめました。この二分咲きぐらいの花が何という花なのかは分かりませんが、少なくとも春の訪れを感じずにはいられません。筆者の春はいつごろやってくるのでしょうか。
お目当ての部屋は2階。エレベーターよりも階段を使ったほうが圧倒的に早い気もしますが、最近階段ばっかり上っていた気がするので今日はのんびりとエレベーターで向かうことにしましょう。
こちらは玄関土間の様子。狭くもなく広くもない土間にシューズボックスは置かれておりません。
土間を上がって右側には洋室、正面にはトイレ、そして左手の扉を開けるとキッチンと水回り、その奥には洋室がもう一部屋。間取りで言えばいわゆる2Kというヤツです。しかしただの2Kではございません。その答えはこのまま読み進めてもらえればお分かりいただけます。
洋室①
まず見ていただきたいのは24帖の洋室。
ツカミとしてはバッチリです。内装自体はクセのないFutoo!!の洋室ですが、その広さときたらクセ以外の何モノでもありません。平米に換算すれば39㎡弱になりますから、一般的な1LDKがすっぽり収まる広さを有しています。
バルコニーの向きは南向きですが、2階という目線の低さも相まってバチバチの日当たりは期待できません。日が差し込んできたらラッキーぐらいに思っていただければと。
※Futoo!!:普通に良い。
ちなみに当物件はペットの飼育が可能。元気が有り余っているワンコも思う存分走り回れます。
ガス3口に魚焼きグリルが搭載された文句なしのスペック。奥でチラリしている扉はもうひとつの洋室に続きます。
キッチンスペースは約7帖ほどでDKと呼ぶには充分な広さですが、少なくとも私はここでメシを食う気にはなれません。ですので、この記事ではあくまでも2Kという表現で押し通したいと思います。
一見普通の扉ですが、目を凝らしてよくご覧ください。お分かりでしょうか。そう、建て付けが狂っているのか完全に閉まりきらないのです。そのため常時半ドアのような状態です。
古傷
というのも、当物件は2018年6月に起きた大阪北部地震による傷跡が未だ残されています。ご覧の通り壁には痛々しい亀裂が入っていますね。言ってしまえば勲章みたいなもんですが、扉の建て付けが狂ったのもコレが原因でしょうか。
洋室②
洋室②は9帖。
何とアンバランスな2Kでしょうか。洋室①に比べるとえらい小ぶりですが、決してここが狭いわけではありません。何度も言いますが①が広すぎるだけのことです。
ここに関しては寝室にしてしまうのがマストでしょう。ちなみに洋室①,②ともに照明とエアコンはございませんので、入居者様ご自身で用意していただく必要がこざいます。
水回り
洋室のアンバランスさにハートを射抜かれたところで水回りの紹介に移りましょう。
洗面台からはそれなりの年季が感じられますが、普通に使用する分には何の問題もないはずです。嬉しいシャンドレタイプですし、大きめの洗面ボウルでは朝シャンだって朝飯前。
洗濯機は洗面台の隣に置くことになりますが、いかんせん防水パンがないので水漏れが心配な方はお近くのホームセンターでご用意くださいませ。
本日紹介したこちらの物件は81㎡の2K。片や24帖、片や9帖のアンバランスさがポイントです。81㎡といえば4LDKの間取りが軽々と作れてしまう広さですからね。それを2Kに振り切ってしまうという潔さと希少価値の高さに渋井はそそるのです。
敷金ゼロの礼金1ヶ月(ペット飼育の場合は敷金1ヶ月)、賃料は共益費込の10万円ポッキリ。
若干の古臭さと震災の傷跡は残されていますが、広さと物珍しさという面では右に出るものはいないでしょう。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:60492)