ここ西淀川区には、御幣島・中島・歌島・姫島・加島など「島」と付く地名が大変多くあるように感じます。調べてみたところ、その昔このあたりはまだ海の底だったそうで、淀川や大和川、武庫川が運んできた土砂が河口に堆積し、長い年月を経て次第にいくつもの島になったそう。これが古代に難波八十島と呼ばれたもので、「島」と付く地名が多いのはその名残というわけです。
本日紹介する物件はJR「塚本」駅から徒歩7分ほど、西淀川区は野里一丁目からの登場です。「『島』ちゃうんかい」という声が聞こえてきそうですが、あいにくそんなツッコミに付き合ってる時間はございません。早速物件紹介に移りましょう。
ルーフバルコニー
広い青空に似合うのはやっぱり広々ルーフバルコニー。3月も半ばを過ぎ徐々に暖かくなってきたということもあって、ありがたいことに気持ち良く物件取材することができます。真冬のルーバルはただの地獄ですからね。
ここでコーヒータイムを満喫するのも良し、花壇があるのでガーデニングを楽しむも良し、夏はこんがりと肌を焼いても良し。
肉も焼けます
BBQ禁止を謳うルーフバルコニーが多い中、こちらのバルコニーにはこんなものが。どこからどう見てもBBQ用のコンロではありませんか。ここで肉を焼くなという方が無茶ですし、あなたがこんなところに住んでると知ったご友人もヤキモチを焼くことでしょう。
くれぐれも言っておきますが、水道もちゃんと通っていますので火の後始末だけは抜かりなくお願いしますね。万が一のことがあった場合「世話が焼けるぜ」では済まされません。
ワンフロア一戸
さて、バルコニーが魅力的であることは十分伝わったと思いますが、その他がアレだとその魅力も半減してしまいます。というわけで、一旦玄関前に戻ってイチからチェックしていきましょう。
当物件は最上階の6階。ワンフロア一戸の贅沢仕様です。
ご覧のとおり室内は大変フレッシュな状態が保たれています。それもそのはず、当物件は平成29年3月に建てられたばかり。今月でちょうど3歳になったところです。
白・黒・グレーの無彩色のみで構成されたシックでクールな空間です。まずは土間上がって左側の6.5帖洋室からご覧ください。
6.5帖洋室
当物件は1LDKなので、ここはベッドルームにするのが最適でしょう。窓は西を向いており、夕方頃になると西陽がギンギンに入り込みそうです。夏の日の夕方は天然サウナと化すことでしょう。
クローゼットの横には大きな鏡。ファッションチェックも捗ります。
15帖LDK
続いては15帖のLDK。
遠目からで恐れ多いですが、キッチンはIHの3口。高級感のある黒くてマットな質感です。さらに、さすがは築浅と言わんばかりに床暖房が標準装備。末端冷え性の方でも快適に暮らせますね。
続いては写真右手の扉を開けてみようと思うのですが、なかなかあと一歩が踏み出せません。
STAFF ONLY
この張り紙が私を牽制します。一体どういうことでしょうか。一応仕事という名目で来てはいますが、私も入ってはいけないのでしょうか。私の真面目さ故にしどろもどろしてしまいますが、スルーするわけにもいかないので思い切って入ってみることにします。
もしどこかの部屋で火災報知器が作動すると、真っ先にその信号がここに送られます。火災が起こった際、このマンション内で誰よりも早く119に電話することができます。入居初日から重要な役割を与えられるのです。興味本位で変なところをイジらないように。
続いては水回りを見ていきましょう。
風呂がスゴい
当物件の一押しポイントはこの浴室。
バルコニーももちろん押しポイントですが、こんな浴室はなかなかお目に掛かれません。丸い浴槽は2人で入っても楽勝のサイズ感。あまりの居心地の良さにしずかちゃんでも茹で上がります。
ところでシャワーが見当たりません。浴槽内で全てを完結しろとでも言うのでしょうか。
在来工法で職人さんが丹精込めて仕上げたバスルームですが、洗面台・浴槽・トイレが同じ空間にあるという意味では不人気ナンバーワンを誇る3点ユニットと大差ありません。これは悪口になるでしょうか。
西淀川区野里一丁目に現れたこちらの物件は60㎡の1SLDK。肌のみならず、肉もヤキモチも焼ける広々ルーフバルコニーを添えての登場です。唯一無二の至極バスルームでは、あのしずかちゃんすらも茹で上がるほど。
敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は共益費込の12万円。
市内の中心部からは少し離れますが、このクオリティーにしてこの賃料はハッキリ言って安すぎると思います。すぐに埋まってしまうことが予想されますので、お問い合わせはお早めに。
渋井不動産までどうぞ。
(物件番号:60208)