「コロナコロナ」と騒がれている中、平日にも関わらず多くの人でごった返しているこの場所は生野区コリアンタウン。韓流ブームという言葉が生まれて随分経ちますが、そのブームは依然として衰える様子はありません。
おそらく十数年前には考えられなかった光景なのではないでしょうか。グローバル化が進み、あらゆる国の文化や価値観が受け入れられるようになったのは素晴らしいことだと心から思います。
さて、本日紹介する物件はそんなコリアンタウンのすぐ近く、生野区は桃谷二丁目。JR環状線「鶴橋」駅、「桃谷」駅どちらからも徒歩9分ほど。決して駅チカとは呼べませんがまだ許容範囲内です。
劇的!ビフォーアフター
こちらが本日紹介する物件なのですが、見ての通り結構な年季が感じられます。それもそのはず、こちらの物件は1945年生まれの築75年。
ですが、『劇的!ビフォーアフター』にも出演経験のある一級建築士、関谷昌人氏によるフルリノベーションが施され、デザイン性と機能性が備わった空間に生まれ変わっております。これは一見の価値アリですね。
※『関谷昌人建築設計アトリエ』公式HP:https://planet-creations.jp/
1階のLDKは約8.5帖。この数字は居間とキッチンスペースを合わせたものですから、実際に使える広さとしては約6帖ほどでしょうか。そこまで広いわけではないですね。
僕自身その時代を知っているわけではありませんが、まるで昭和初期にタイムスリップした気分を味わえます。
ちょうどいい位置にテレビのアンテナコンセントがあることを見る限り、当時モノ感満載の棚はテレビ台代わりということでしょうか。
土間の広さとしては全長1960mm × 幅1330mmほど。中型バイクや大型バイクは無理でしょうが、『スーパーカブ』がギリギリ突っ込めるイメージです。何も突っ込まないという場合、靴を脱ぎ散らかしても足の踏み場に困ることはなさそうです。
また、周囲に大きな建物がないという条件も相まって、思いのほか日当たりは良好。猫も窓辺で日向ぼっこしそうですが、あいにくペットの飼育は不可ですのでお間違いなきよう。
食洗機も欲しいのはやまやまですが、この室内にハイテクノロジーのごっついシステムキッチンは似合いません。なにごともバランスが大事なのです。
ちなみに写真左手の戸を開けると小ぶりのバルコニーがございますので、洗濯物はそちらに干していただければと思います。
洗面台は小ぶりですが、無いよりはマシというもの。蛇口が伸びるシャンドレタイプではないので、朝シャンの難易度はやや高め。
「室内洗濯パンがあるのは分かったけど肝心の蛇口がないじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
ひとつ注意点を挙げておくと、設置する予定の洗濯機の形状と全高を前もって把握しておく必要がありますね。さもないと、洗濯機の上蓋が戸棚に干渉して開かなくなるなどのトラブルに見舞われます。
1階の雰囲気と何ら変わりません。キッチンがあるかないかぐらいの違いです。間取り的には二人暮らしが限界でしょうか。収納力も申し分なく、二人分程度の荷物なら楽ラク飲み込んでくれそうです。
敷金2ヶ月の礼金1ヶ月、気になる賃料は14.49万円。
相場から見るとハッキリ言って高いと思いますが、これはブランド料みたいなもんと思っていただければと思います。なんたって匠の知恵と技術が詰まっているわけですからね。
巨匠、関谷昌人氏の技をこの機会に是非ご賞味ください。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:59545)
平屋パステル
まずはこちら。
56㎡の1K(ロフト付き)。本当に同じ人が設計したのかと疑わしいほど可愛らしいパステルカラーですが、露わになった木造の躯体が無骨さを演出しています。バルコニーがないので洗濯物を干す際は何かしらの工夫が必要ですね。風呂やキッチン、トイレは全物件を通して同じものが採用されています。巻き戻しスクロールでご確認ください。
個人的にはジブリが好きな若い女性に住んでほしいと思います。
大正ロマン
そして最後にもう一軒。
こちらは71㎡の2LDK。ファミリーでもお住みになれます。
室内は大正ロマンを感じさせる仕上がりになっており、落ち着いているように見えて結構柄々しい仕上がりでもあります。個人的には一番好きですが、賃料は一番高いです。ま、その分広いですからね。
以上、今なら上記3軒とも募集中となっておりますので、詳細についてはぜひ一度お問い合わせください。