川の名前の由来
ここは大阪市港区、御覧頂いている川は「尻無川」という川だ。ここで言う尻は「プリプリお尻」のことではなく、「川尻」のことを指す。川が海に注ぐ下流を川尻といい、このあたりがちょうどその川尻と呼ばれる場所だったのだ。今となってはその面影もないが、その昔はここに水草のアシが生い茂り、どこが川尻なのかわからなかったそう。そのため、川尻が無い=尻無川となったのだとか。
さて、港区に住むにあたって必要不可欠な知識を頭に入れたところで、物件紹介へ移ろう。
ご覧の通りこれから階段を上るわけだが、今回の目的階は2階なので安心してほしい。それよりも気になるのが階段3段目ぐらいにある「土足禁止」の看板。そう、この物件は階段前で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え自室まで行く旅館スタイルなのだ。
それでは美人女将の残り香を辿って、部屋まで向かうとしよう。
もちろん初めは目を疑ったし、他の部屋を何度も探した。インターホンすら無く、これが玄関だとは到底思わなかったが、鍵を挿したら開いてしまったのだ。
もう一度言う、これが玄関である。
室内はキレイにリフォームされており、そこそこのダイニングテーブルも置けそうである。一人で住むなら大きめのソファをドカンと置いて、ローテーブルで完成。正方形なので家具の配置もしやすいだろう。
バルコニー見つからず
さて、玄関扉以外は比較的良いところばっかりだったが、もちろんそれだけではない。光があれば影がある、表参道があれば裏難波もある。そう、この物件はバルコニーが無いのだ。
洗濯物を干すには2つの方法がある、まずはこの広さを活かして部屋干しする方法。
※写真は洋室の窓からの景色
ただここまで階段で5階。洗濯物を担いでここまで来るには中々ハードなので、干しに来るのは最初の1回だけになるだろう。しかもご覧の通り、そこまで日当たりも良くない。
しかし、その分賃料は非常にリーズナブルとなっており、二人暮らしも可能な1LDKが月額6.8万円、礼金は10万円での募集開始だ。最寄りはJR環状線大正駅で徒歩10分。
広めの一人暮らし、リーズナブルな二人暮らし部屋をお探しの方にピッタリな物件だ。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
(物件番号:59403)