あざといは正義
【形】あざと・い
①やり方があくどい。図々しく抜け目がない。
②小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。
※出典:gooko国語辞書
「あざとい」という言葉を辞書で調べてみると、概ねこのような解説がなされている。一見するとネガティブな言葉に思えるが、実際のところはどうだろうか。
私の知る限り、何だかんだ言っても世の男性陣は「あざとい女性」に弱いものだ。例えば、ぷくりと頬を膨らませてみたり、必要以上の上目遣い、さりげないボディタッチなど。それが取り繕った姿と分かっていながらも、あざとい仕草を見せられるとついついドキッとしてしまう。悲しいかな、かくいう私もその一人だ。
各所各所にあざとさが散りばめられたイケナイ一室。あなたも思わずメロメロになってしまうかもしれないので、飲み込まれないよう注意深く読み進めてくれ。
こちらの部屋は3階角部屋。角部屋という時点で既にあざとさが垣間見えるが、さすがの私もこの程度じゃクラつかない。
おっと・・、私としたことが出会い頭に強烈なジャブを喰らってしまった。
清潔感とスタイリッシュさを兼ね備えた白いフロアタイル、シューズボックスの下で光る間接照明、チラ見えするガラスブロック。まだ玄関口だと言うのに、既にあざとい要素がてんこもりだ。ドアが内開きというマイナス要素をものともしない仕上がりっぷりに目が眩む。
ガラス張り
奥に進むと17帖LDKと6帖洋室。
白を貴重とした室内はまるでリゾートホテルのような雰囲気だ。どんな色味の家具でもバチッとハマるに違いない。
また、洋室の壁一面がガラス張りになっているおかげで、一枚の写真のみでその全体像を把握できてしまう。書き手の負担も軽減してくれているようだが、これが俗に言う気が利くアピールだろうか。
ダウンライトが仕掛けられた飾り棚には、自慢のコレクションをディスプレイしたくなる。ガラス板を撤去して一輪の花を飾ってみるのもキザだ。
床暖房が付いていれば尚良かったのだが、どうやらそこまでは気が利かなかったようだ。
ホームシアターに
続いて注目してほしいのはコチラの壁。白い壁に紛れてホワイトボードのようなものが確認できる。
実はコレ、高さ1200の幅2400のプロジェクター用スクリーンなのだ。これでソファを置く位置は決まったも同然。プロジェクターさえ用意すれば、家にいながら大迫力で映画を楽しんでいただける。地デジ内蔵のレコーダーがあればテレビ代わりにすることもできるので、テレビのないスマートな暮らしが可能となるのだ。
大きな食器棚に作り付けのキッチンカウンター。ここで食事を済ませてしまうのも良いし、「調理スペースが狭いな」と感じたときも有効に使える。
キッチンのスペックは安定の3口ガス。食洗機こそないが、普通に使う分には何の不自由もないだろう。
水回り
最後に水回りをチェックしておこう。
ひとつの空間に風呂・トイレ・洗面台が詰め込まれている。ある意味では3点ユニットと言えるだろう。ウォシュレットも完備だし、洗面台はパナソニック製の『CLine』という今話題の代物だ。
敷金ゼロの礼金15.7万、賃料は共益費込の11.8万円での募集中。
あざとく仕上がったこの部屋で、憧れのホームシアターライフを満喫してほしい。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:58442)