千林商店街より
ここは『千林商店街』。
『天神橋筋商店街』や『駒川商店街』に並ぶ大阪を代表する商店街のひとつだ。谷町線「千林大宮」駅と京阪本線「千林」駅を結び、その距離実に約700メートルに及ぶ。ウサインボルトでも駆け抜けるには約70秒かかる計算だ。
寂れゆく商店街が多い中、ここ千林商店街は活気に満ち満ちており、平日の真っ昼間であっても多くの買い物客が訪れる。古き良き時代からの人懐っこい雰囲気が多くの人を呼ぶのだろう。
写真は当物件における共用玄関なのだが、パッと見たところ「人んち感」がスゴい。よもや入り口を間違えたか?と思うほどだ。セキュリティーに関しては安心のオートロック付き。私ほどのレベルになると「オープンセサミ」の一言でパスできるのだが、皆さんは決して真似しないように。呆然と立ち尽くすことになるだけだ。
※オープンセサミ:「開けゴマ」の意。
ワンフロア独占
紹介の部屋は3階。ワンフロアを独占する贅沢っぷりを見せる。お隣さんから「やかましい!」と壁ドンされることもないので、賑やかがウリのご家族にもオススメしたい。とはいえ上下階には人が住んでいるので、それなりのモラルは大切にしてほしい。
上等な佇まいの玄関ドアは両開きとなっており、大きな家具でもすんなり搬入することができるだろう。また、玄関ドアとは別にガラス戸があるのをご確認いただけると思うが、あそこはバルコニーとなっている。
リノベられたて
それでは室内を見ていこう。
LDKの広さは20帖。20帖といえば概算で33㎡。33㎡といえば甲子園球場0.0009個分の広さだ。狭いのか広いのか分からなくなっただろうが、一般的なLDKに比べると充分広い。
それにしても清潔感のある美しい室内だ。それもそのはず。当物件は2020年1月にリノベーションされたてホヤホヤ。赤ん坊であればまだ首も座っていない年頃だ。ん?この場合「年頃」という表現は適切なのだろうか。まぁいい、続けよう。
ピカピカのシステムキッチンには3口のIHと魚焼きグリルがビルトイン。パラパラ炒飯を作るには少々パワー不足かもしれないが、ワイドなシンクに広々調理スペースは魅力的の一言だ。奥様の腕をいかんなく発揮してほしい。
写真奥に焦点を当ててもらえると、3つの扉があることをご確認いただけるだろう。右から順に水回り、6帖の洋室、そして一番左の扉も6帖の洋室に続く。要するに2LDKだ。ご夫婦の寝室と子ども部屋を確保できる算段となっている。
まずは一番左手の扉から確認していこう(写真的にはド真ん中だが)。
6帖洋室
ふたつの6帖洋室はどちらも同じような雰囲気なので、もう片方は割愛するとしよう。強いて違いを言っておけば、窓が二面か一面かの違いだ。ま、二面採光とは言っても両面とも眼前に壁が立ちはだかっているため、それほどの明るさは得られない。
浴室乾燥機こそないものの、湯はり・追い焚き機能完備のスグレモノだ。
そしてこちらを睨め付けるかのように構えられた大きなシャワーヘッド。実際に水を出したわけではないので水圧のほどは未知数だが、お気に召さない場合は新しいものに交換すればいいだけのこと。その際、こちらのシャワーヘッドはしゃもじとして使っていただければと思う。
一見ウォシュレットがないように見えるが、ちゃんとあるので痔持ちの方でもご安心を。壁のリモコンが見切れているだけだ。
手洗い場も完備なので、誤って手を汚してもササッと洗い流すことができる。歯磨きもできなくはないが、ここに歯ブラシを常備しておくのは少し気が引ける。
リノベーション後初の募集となるので、清潔感を重視する奥様にもご納得いただけるに違いない。
敷金ゼロの礼金1.5ヶ月、賃料は共益費込の10.3万円。
最後になったが、こちらの物件は小型犬・猫の飼育が可能。間口を大きく広げての募集中だ。(賃料・礼金の条件が変更になります)
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:57209)