本日はJR環状線「弁天町」駅にやってきました。駅直結の『大阪ベイタワー』では、グルメはもちろん、温泉やボウリングなどのレジャー施設も充実しております。筆者の個人的な感想として、このエリアにはなかなか個性的な物件が多く眠っているという印象です。本日紹介する物件もそのひとつ。
物件所在は駅から徒歩6分、港区磯路二丁目。百聞は一見に如かずということで、早速見ていきましょう。
和室ってお好きですか?
職業柄、「和室はいらない」という声はよく聞くのですが、「和室じゃなきゃヤダ」という声は正直聞いたことがありません。時代の変化とともに和室は必要とされなくなってきているのかもしれませんね。ですが、こんな和室ならどうでしょうか。
12帖の和室
ドドン。
い草の香りは残されていませんが、広々とした和室は迫力満点。旅館の宴会場さながらです。ワイドな板の間には模擬刀と虎の掛け軸なんかをディスプレイしてみてはどうでしょうか。
「和室っていいかも」と考え直したあなた、既に私の術中にハマっています。もう抜けられませんよ。
部屋のサイズに見合わないエアコンが可愛らしいですね。ちゃんと効くのでしょうか。必要に応じて、増設するなり冷えピタを貼るなりの対策が必要です。
サンルーム
当物件にバルコニーはございません。その代わりにサンルームが設けられています。
室内干しに抵抗のある方もおられるでしょうが、天候に左右されないのは嬉しいことです。しっかり脱水してスグに干せば、生乾き特有のイヤなニオイも回避できるはず。
12帖の洋室
続いては和室の向かいにある洋室。こちらもドドンと12帖の広々具合。正方形に近い形状は家具のレイアウトにも悩みません。
あいにく照明が点かなかったために少しテンション低めの写真となっておりますが、部屋の雰囲気は充分伝わるでしょう。
正面のキッチンにコンロは置かれておりませんので、入居者様自身でご用意していただく必要がございます。
左手のズラリと並んだ窓たちは南向き。ですが、目の前にマンションが立ちはだかっているため、日当たりは期待しないほうが懸命です。
実は当物件、3年前にも一度ブログで紹介しているのです。当時は眼の前に何も建っていなかったので日サロ要らずなほど日当たりが良かったのですが、現在となってはその面影は残されておりません。見事にやってくれましたね。
写真左手には和室、そして右側には洋室と水回りが並んでいます。いくら部屋が広いからと言っても、水回りが残念では物件としての魅力もガタ落ちです。確認しておきましょう。
水回り
お、悪くなさそうです。
Futoo!!と言えばそれまでですが、独立洗面台は三面鏡のシャンドレタイプ。メイクも捗りますし左右の頬にできたニキビも見逃しません。朝シャンだって楽々です。
ちなみに当物件は最上階の6階。その恩恵もあり、脱衣所の天井には天窓が設けられています。日中は照明要らずの省エネ仕様。エコなあなたにピッタリです。
お世辞にもゴージャスとは呼べませんが、広々と確保されたバスルームにはしずかちゃんもご満悦の表情を浮かべることでしょう。もちろん追い焚き機能付きですので、毎日の入浴タイムが楽しみになること間違いありません。
注目ポイントとしては、蛇口のノブが銭湯のソレを思わせるということでしょうか。
おさらいに移る前に障子や引き戸は全て外してしまいましょう。こうすることで、より一層広さが伝わるはずです。私の労力に大いなるリスペクトを。
港区磯路二丁目から現れた当物件、99㎡という広大な面積を有していながら近隣の相場を軽々と下回る賃料での登場です。
敷金ゼロの礼金1.5ヶ月、賃料は共益費込の9.7万円での募集中。「とにかくデカいのが好き」、そんなあなたに住んでいただきたい。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:56371)
※取り外した引き戸・障子は全て元通りにして帰りました。私の労力に大いなるリスペクトを。