今回紹介する物件はそんな谷町筋の少しハズれ、「谷町九丁目」駅から徒歩1分のナイスポジションだ。どんな物件なのかをギュッと一纏めにするとズバリ「気が利く部屋」だ。駅から徒歩1分な時点で既に気が利いてるが、それ以外にも気の利いた要素がテンコモリだ。
百聞は一見にしかずということで、早速部屋までワープするとしよう。
いきなりステキッチン
まず見ていただきたいのがこのキッチン。
三口ガスに魚焼きグリル、食洗機こそないものの、調理スペースが二面も確保されている上に有り余るほどの収納量だ。しかし、スペックがどうとかはこの際関係ない。単純に見た目が良い。だからこそ冒頭に持ってきたわけだが。
光沢あるピカピカの床には本物のフローリングが敷かれており、よくある「フローリング風」とは満足度がケタ違いだ。
17帖
LDKの広さは17帖。二人で暮らすにしても持て余すほどの広さを有している。
「こんなワンルームに住みたい」という方はさぞかし多いことだろうが、残念ながらこの物件は1LDK。決して安い賃料ではないが、この雰囲気とクオリティーならある程度の賃料は覚悟できるはずだ。
珪藻土コテ塗り
そして注目すべきはこの壁。LDKの壁には湿度を吸収してくれる珪藻土があしらわれており、日当たりの良さと珪藻土の吸湿機能が相まって部屋全体がカラッとしている。誰でもジメッとした部屋は嫌だろうから、これまた気の利いた配慮と言えよう。
携帯電話が普及して以来、家の固定電話を使わなくなったという話はよく耳にする。であれば、インターホンの受話器として使ってみてはいかがだろうか。あいにく発信することはできないが、活躍の場を失いつつある固定電話にもう一度チャンスを与えるあたり、つくづく気が利く物件である。
土間向かって右側の奥が洗面脱衣所、手前にはトイレ。そして左側には5帖の洋室がスタンバイしている。これから洋室を見ていくが、今のうちに土間の雰囲気も把握しておいてほしい。
寝室の奥には1.5帖ほどのウォークインクローゼットが用意されているので、服が多めなオシャレさんでも安心だ。
ペーパーホルダーとウォシュレットのリモコンが一体化されていることから、既にハイテクな香りが漂っている。便器背面では、布がグルグル巻きにされた配管が露わになっているので、排水の流れる音を聞いてリフレッシュしていただきたい。もしくは空手チョップの鍛錬に使ってみてもいいだろう。
一歩足を踏み入れただけで爽やかな気分になれるのは、「バツグン」と言って差し支えない日当たりと、それを天井に反射させるピカピカの本物フローリング。そして吸湿機能に優れた珪藻土のコンビネーションによるものだろう。
敷金1ヶ月の礼金2ヶ月、賃料は管理費込みの14万。少々強気にも思えるが、それだけのクオリティーが備わっていることには違いない。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:54968)