物件所在は城東区野江二丁目、写真の「JR野江」駅からは徒歩8分ほどだ。その他にも谷町線「野江内代」駅や、京阪本線「野江」駅が通っているから、目的地に応じて3つの路線を使い分けてくれ。
ちなみに「京橋」駅までは徒歩13分。京橋といえば大阪市内でも1,2を争うほどの乗り換え最強ポジション。駅までは少し歩くことになるが、交通便の良さはお墨付きだ。
「貸家」とだけ言うと「戸建て」と思ってしまうかもしれないが、当物件は連棟貸家。「テラスハウス」と言えば聞こえも良いだろうし、何より恋が始まりそうだ。
壁一枚隔てた先にはお隣さんが住んでいるため、大きな物音をたてないよう気を遣わなければならない。その反対に、お隣さんからの物音が聞こえてくることもしばしば。「お互い様」と開き直れる方は別として、神経質で気にしぃな方にはオススメしないでおこう。
フルリノベ済み
土間を抜けると12帖のLDKだ。
室内はフルリノベーションが施されており、「レトロだけど今風」な雰囲気に生まれ変わっている。床はクッションフロアだが、ワックスが掛けられているのか状態は極めてツヤツヤ。
ちなみに当物件は小型犬・猫どちらか一匹に限りペットの飼育が可能。愛犬の「ここ掘れワンワン」によって、ツヤツヤの床が傷だらけになる日も遠くはない。
写真奥右側の扉には玄関土間、そして左側にはキッチンがある。キッチンのチェックは後ほどするとして、ここでは内装に注目してみよう。
壁のクロスはただの白色に見えるが、目を凝らしてよく見てみると薄っすらと模様が浮かんでいるのがお分かりいただけるかと思う。シンプルさの中には、部屋の雰囲気を壊さない程度のデザイン性も備わっている。結局のところ、人間は見えるか見ないかの瀬戸際にドキドキするものだ。「女子のパンチラ」と言えば分かりやすいだろうか。
右側の古めかしい扉にはトイレ、左側のおニューな扉には洗濯機置場と浴室。まずはトイレから見ていこうと思うのだが、その前に言っておかなければならないことが一点。
仮に私が住むのであれば別に気にならない程度のことだが、念のために言っておこう。写真でも確認できる通り、トイレの扉が常に少しだけ開いているのだ。とは言っても、扉の留め具が役目を果たしていないだけだろうから、中に入って鍵を掛けてしまえば解決できる。
これと言ったツッコミどころのないトイレだが、なぜだかペーパーホルダーは個性的だ。
浴室は良くも悪くも普通。五右衛門風呂を期待した方には申し訳ないが、築年数と外観に見合わない小綺麗な浴室だ。比較的新しめのモノが導入さており、一度溜めた水を無駄にはしない追い焚き機能付きだ。
調理スペースは拳一つ分程度の広さだが、コンロはガスの二口。一人暮らしや二人暮らしなら十分なスペックだが、ファミリーで住むには少々パワー不足といったところ。
さて、続いては二階部分を見ていこう。
2階へ
二階には洋室が二部屋用意されている。部屋のテイストは一階と大差ないが、窓がある分二階のほうが明るめだ。あとは壁紙の模様が違うということぐらいだろうか。
ちなみに写真の洋室は6帖。襖を開けると4帖の洋室がスタンバッている。
奥の4帖洋室にはダブルベッドを置けば精一杯といったところ。寝室と趣味部屋を分けて使いたい場合は別として、広々と使いたいならフルオープン一択だ。
床板は今にも抜けそうなほどの経年を感じられるが、これこそ築59年の貫禄というものだ。「抜けそう」とは言っても本当に抜けそうなわけではない。物は試しにジャンピングスクワットしてみたが、あいにく皆さんが求める結果にはならなかった。
築59年と間もなく還暦を迎える年齢だが、設備の新しさとスペックは十分満足のいくものだ。パキパキのデザイナーズよりも「和」を感じながらまったり暮らしたい派のあなたに住んで欲しい。愛犬や愛猫と一緒に暮らせるのなら、後はもう何もいらないはずだ。
敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は管理費込の7.5万円で大募集。
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(物件番号:53942)