原動力とは
西区のオアシス、靭公園からこんにちは。
突然ですが皆さん、自分を律するために普段から心掛けていることって何かありますか?あるいは仕事のモチベーションを保つために日々意識していることなどなど。要するに、ここで聞きたいのは「あなたの原動力は何か」ということです。
「家族や子供のため」と答える人もいるでしょうし、「夢や目標のため」、もしくは「ただただ仕事が好きだから」という人もいるでしょう。どれも素敵な原動力だと思います。
「ガソリン」とか「原子力」とかふざけた回答をした人は今すぐ回れ右してください。本日の私は至ってマジメなのです。
どうしたものかと至ってマジメに頭を抱えていると、ついに思い付きました。「永遠」とまではいかずとも、あなたの伴侶として原動力を与えてくれるモノを。
それは・・・
なんて言い方をすると語弊があるかもしれませんが、要するに住宅ローンですね。借金であることに変わりはありませんが、ギャンブルや夜遊びで作る借金とはワケが違います。資産価値としても残りますし、憧れのマイホームを手に入れてあなたの原動力を漲らせましょう。
というわけで、本日紹介するのは『靭パークサイドコーポ』。その名の通り靭公園の南側に建つマンションです。ズバリそのまんまですね。
次に簡単な物件概要をまとめておきます。
物件概要
・名称:靭パークサイドコーポ
・構造:SRC造 地上14階建
・竣工:1979年10月
・施主:大阪市住宅供給公社
・施工:株式会社竹中工務店
・管理:伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社
・最寄:大阪メトロ「本町」駅 徒歩5分
築40年となかなかのチクフル具合ですが、施主の住宅供給公社が手掛ける建物は「堅牢」としても知られており、それに加えてあの竹中工務店が施工を務めたワケですから、建物のタフネス度はお墨付きと言っていいでしょう。
それに見てくださいこの曲線美。くびれフェチの方にはひとたまりもありません。
耐震基準
いくらタフだとは言っても、やはり日本は地震大国ですから、耐震基準は気になるところ。
耐震基準には『旧耐震』と『新耐震』のふたつがあり、建築基準法が改正された1981年以前の建物の多くは旧耐震基準となっております。以上を踏まえて、こちらのマンションが建てられたのは1979年。もうお分かりですね。大地震が来たときは一刻も早く避難してください。
と、言いたいところですが
平成24年に外壁大規模修繕工事と耐震工事が行われ、新耐震基準を満たす建物に生まれ変わったのです。地震が不安でチクフルマンションを敬遠していた方も、これなら検討の余地もあるのではないでしょうか。
ということはお分かりいただけたと思いますが、新耐震基準を満たしていることによってもう一つ大きなメリットがあるのです。それについては後ほど説明するとして、続いてはお部屋の紹介に移りましょう。
紹介の物件はマンション2階。玄関前の共用廊下からは靭パークビュー。四季の移ろいを感じられるナイスなポジションです。
リフォーム済み
玄関扉を開けると、リフォームによって美しく生まれ変わった空間に迎えられます。
写真左手の扉はトイレや風呂などの水回り、中央の磨りガラス扉はLDKと洋室が二部屋、そして右手の扉には7帖の洋室がスタンバイしております。
まずは水回りから見ておきましょう。
リフォームの際に水回りは全て新調されており、この独立洗面台ももちろん新品。収納力を兼ね備えた素敵な逸品です。
14.5帖のLDK
サクサクッと水回りの紹介を終えたところで、続いてのLDKは14.5帖。キッチンスペースも含めての数字なので、実際に身を置いてみると数字よりも小さく感じてしまいます。リビングとダイニングだけで見れば10帖強といったところでしょうか。
幸か不幸か家具が置かれているので、暮らしのイメージは付きやすいかと思います。4人掛けのダイニングテーブルとソファーが丁度いい塩梅に置けるサイズ感ですね。
こう見てみると少し窮屈感が否めませんね。であれば、売買物件だからこそ出来るリノベーションを施してみてはいかがでしょうか。
LDKには6帖の洋室と5.5帖の洋室が隣接しておりますので、壁という壁をブチ抜けば26帖のLDKに早変わりです。今年の4月にリフォームが完成したばかりだというのに、リノベーションをオススメしてしまうあたり、私の悪いクセですね。この部屋を手掛けた業者さんが見ていないことを祈ります。
食洗機こそ付いていないものの、ガス3口のシステムキッチンは新品です。せっかくの新品ですから、リノベーションするにしてもキッチンや水回りはそのまま使った方が良い気がします。そこの判断はお任せしますが。
南向きバル
こちらのバルコニーは南向き。周囲には太陽を遮る高い建物もないので、日当たりに関しては何の心配もございません。洗濯物もカラッと乾いてくれそうです。柵にはハンガーを掛けられるバーが溶接されていますので、物干し竿は不要です。
さて、一通りの紹介を終えたところでおさらいに移るとしましょう。
と思ったのですが、おさらいに移る前に冒頭で触れた『新耐震基準で得られるメリット』について説明しておきましょう。つまり地震に強いこと以外に得られるメリットですね。
住宅ローン減税
それについて説明する前に、「住宅ローン減税制度」というワードに触れておかねばなりません。マンションの購入を検討されている方が一度は耳にしたことのある言葉だと思います。
噛み砕いて説明すると、住宅の購入を後押しするために国が設けた制度なのですが、全ての住宅にその制度が適応されるわけではありません。ざっくり言うと築25年以上の物件については適応外です。しかし、『新耐震基準』を満たす物件であれば、築25年以上であっても減税制度が適応されるのです。つまり、この靭パークサイドコーポは新耐震基準を満たしているので、あとはもうお分かりですね。
一体どんな制度なの?
良い質問ですね。お答えしましょう。
分かりやすく言うと、年末時点におけるローン残高の1%が所得税や住民税から控除されます。仮に年末時点のローン残高が3000万円だった場合、30万円が還ってくる計算です。これはデカイですね。
還付期間については、以前までは10年間とされていました。しかし2019年10月の消費税率引き上げに伴い、2019年10月1日から2020年12月31日までに購入した場合は還付期間が3年間延長されるのです。
どう考えてもこれは大チャンスでしょう。要するに、「マイホームを買うなら今ですよ」ということです。
おさらい
アツくなりすぎて随分ボリューミーな記事になってしまいましたが、これにて物件紹介はおしまいです。ご高覧ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。それでは最後に物件価格を発表しておきましょう。
靭パークサイドコーポから売出し中の当物件は、71㎡の3LDK。
気になる物件価格は税込3750万円。
35年間に渡る巨額の借金を抱えると仮定した場合、月々の支払いは管理費も合わせると12.7万ちょい。あとは思う存分減税制度に甘えましょう。
これにて筆を置くことにしますが、この記事があなたの原動力に繋がれば幸いです。