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サンハイツ南堀江
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サンハイツ南堀江

堀江に家を買う

昼と夜の寒暖差が激しくなってきた今日この頃、皆さま体調のほどはいかがだろうか。私は極めて健康体であるが、そろそろ上下タンクトップの生活もキツくなってきたなぁと感じている。

さて、本日は売買物件を紹介しようと思っているのだが、現在11〜12万円ほどの賃料を支払い続けている独身男性に是非ともオススメしたい。などと言ってはいるが、ご夫婦や独身女性にも大変オススメできる物件だ。

物件の所在は南堀江二丁目、四ツ橋筋沿いにおっ建つチクフル分譲マンションだ。

サンハイツ南堀江
その名も『サンハイツ南堀江』

1978年築の鉄骨鉄筋コンクリート造14階建のマンションで、総戸数は97戸。『株式会社長谷川工務店』が施工を手がけ、建物の管理は『グローバルコミュニティ株式会社』が行っている。

オレンジストリートのすぐ近くなので、ひょっとするとご存知の方も多いかも知れない。

サンハイツ
当マンションにオートロックはなく、悪く言えば「無防備」、良く言えば「来る者拒まず」のウェルカムスタンスだ。これといった特徴のないFutoo!!のエントランスを横目にエレベーターに乗り込めば、目的階の9階にイグニッション。

※Futoo!!:普通に良い。

サンハイツ南堀江
「渋い部屋がある」という風の噂だけを頼りにここまでやってきたが、この当たり障りのないFutoo!!の玄関ドアの向こう側には、一体どんな光景が待っているのだろう。

いざ、Let`s get it on.

※ Let`s get it on:①「おっぱじめようぜ」の意。②ソウルシンガー『マーヴィン・ゲイ』の名曲。

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ロング土間

しっぶ。

玄関を開けた瞬間に発した私の第一声である。内装の雰囲気も去ることながら、モルタル仕上げの土間は異常に長く、どこで靴を脱ぐか迷えるところだ。ちなみに私は「WELCOME」マットの手前で脱ぐことにしたが、マットを取り払った暁にはどこで脱ごうがあなたの自由だ。

購入すればあなたのモノなのだから、そこのさじ加減は入居者ご自身で決めるといいだろう。

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20帖のLDK

長いモルタル土間を通り過ぎると、そこで待っているのはセンスに満ち溢れた20帖のLDKだ。

壁はクロスではなく塗装仕上げ、ブチ抜かれた天井はコンクリートが露わになっており、ヘリンボーンの床には無垢材が採用されている。無垢のヌクモリ感とデザイン性を同時に味わうことができる。

ちなみに室内に置かれている家具類は全てオーナーの私物。中には無償プレゼントのモノもあるそうだが、基本的には全て無くなると思っていてほしい。しかし、「どうしてもこれが欲しい」ということであれば、交渉の余地は残されている。何と太っ腹なオーナーなのだろう。大阪の街で培ったがめつさを発揮する時がきたようだ。

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売買物件を紹介するたびに口を酸っぱくして言ってきたが、やはり売買のメリットは「自由度が高い」ということ。壁を壊そうが天井をブチ抜こうがあなたの自由なわけだが、こちらの物件に関してはむしろ何もしない方がいい。と言うか、既にやり尽くされている。

渋井ブログの読者の中には「こんなリノベがしたかった」という方も多いのではないだろうか。「リノベ」と口で言うのは簡単だが、それをするためには時間・金銭・労力が伴うのは言うまでもない。工事が終わるまではどこかに部屋を借りなければならないし、業者との打ち合わせには何度も足を運ぶことになるだろう。

物件価格は最後に発表するが、クオリティーや手間を踏まえて考えると大変魅力的な価格となっている。この部屋があなたの理想通りであれば話は早い。ズバリ、お得だ

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シュルルルルル

ブラインダーを開けるとベッドルームが現れる。

1SLDKと呼ばれる間取りだが、広過ぎたワンルームとして使ってみても良いだろう。生活感を出さない部屋づくり、生活感丸出しの部屋づくり、どちらを選ぶかはあなた次第だ。

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ベッドルーム

ベッドルームは4.5帖

おそらくだが、このベッドのサイズはセミダブル。壁には寄せず真ん中辺りに配置されているから、余白はまだまだ十分あることが分かる。つまりダブルサイズのベッドでも楽々配置可能だ。

私の背後にはベッドルームと同等の広さを有するウォークインクローゼットがあるのだが、あまりにも生活感と私物に溢れていたため、個人情報保護の観点から敢えて割愛させていただくとしよう。

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続いてはバルコニー。

単身なら2週間ほど洗濯物を溜め込んでも干し切れそうな面積だ。余ったスペースには、今が旬のサンマでも干しておくといいだろう。

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日当たりはボチボチ

こちらのバルコニーは西向き。

この日はあいにくの曇り空だったので日当たり具合を確認することはできなかったが、正直なところ日当たりはボチボチかと思われる。太陽が全く顔を出さないというわけでもないだろうが、1日を通しての日当たりは期待しないほうがいい。『サンハイツ』とは名前だけなのかもしれない。

ま、決して「暗い」というわけではないのでYou don`t cry

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室内に戻ってキッチンを見ていこう。

鈍い光沢を放つステンレス製のキッチンは三口のガスコンロと大ぶりのシンク、そして食洗機が搭載されている。キッチン台向かいの食器棚も大きく、おちょこなら500個ほど並べられそうなサイズ感だ。

これほどのステキッチンなのだから、友人を招いた際はウーバーイーツよりも是非手料理を振舞ってあげてほしい。

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水回り

最後に水回りを確認しておこう。

洗面台はロング土間の一角にスタンバイしており、靴を脱ぐ前に手洗いうがいを促してくる。蛇口を伸ばすことはできないので、朝シャンの難易度は高めだ。

写真右手に見える濃紺の引き戸を開けるとバスルームとトイレに続く。

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引き戸を開けて正面には洗濯機置き場、左側にはトイレ、そして右手のガラス戸がバスルームとなっている。

置かれている洗濯機は東芝製の全自動ドラム式洗濯乾燥機『ZABOON』。ふざけたネーミングではあるが、そのスペックと評価は高い。とはいえ、貰えるかどうかも分からない洗濯機をアツく語っても仕方ないので次に急ぐとしよう。

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トイレも抜かりない仕上がりだ。

メーカーは不明だが、便器は人感センサー付きで、人の気配を感じると自動的に便座が開くハイスペックモデル。さすがにこれは貰える。

もう一つ言っておくとこのトイレ、めちゃめちゃ良い匂いがする。この匂いを嗅ぐために内覧してほしいとすら思えてしまうほどだ。匂いのもとを辿ってみたが分からず仕舞いだったので、私のリベンジだと思って内覧に挑んでほしい。

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続いては1616サイズの広々バスルーム。

少しばかり水垢が気になるが、あなたが入居するころにはピカピカになっているのでご安心を。ジェットバスこそ出ないものの、追い炊き機能・浴室乾燥など、お風呂に欲しい機能はフル装備されている。見た目を裏切らない贅沢なバスルームだ。

バスタブも足を十分伸ばせるサイズなので、大の大人でもついつい「ZABOON」したくなる。

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価格発表

さて、一通りの紹介を終えたところでおさらいに移ろう。

南堀江二丁目から登場したこちらの物件は66㎡の1SLDK。千日前線「桜川駅」徒歩5分、長堀鶴見緑地線「西大橋」徒歩6分と、言わずもがなのグッドリッチも魅力的だ。

気になる価格は2890万円

金利0.7%の35年ローンを組むと仮定して、簡単なシミュレーションをしてみると、月々の返済額は8.5万円ちょい。そこに管理費・修繕積立金を含めても、月々10万円ちょいで夢のマイホームが手に入る計算だ。場所・クオリティーを踏まえた上で、もしここが賃貸募集されていた場合、月々14〜5万はカタいだろう。

人生に於いて一番大きな買い物が「マイホーム」だと言われているぐらいだから、その一歩を踏み出すのには大きな勇気と決断力が必要だ。この物件にビビッと来たあなた、ひょっとすると今がそのタイミングなのかもしれない。

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  • 【売買】やり尽くされた南堀江1SLDKに、あなたも虜。
  • 西区

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