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上本町クラッソ
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上本町クラッソ
ごきげんよう、渋井不動産だ。

本日は近鉄大阪線「上本町」駅から歩いて4分ほどの、天王寺区石ケ辻町からお送りしよう。私が今写真を撮っている場所は、紹介の物件からすぐ近くの歩道橋なのだが、右手に見える建物は幾多のオリンピック選手を輩出する文武両道の名門エリート男子校『清風中学・高等学校』。その向かいには何かと世話になる機会の多い、激安の殿堂『ドン・キホーテ』だ。

文教地区として人気の高い天王寺区だが、今回紹介する物件はあいにくファミリー向けではない。どちらかと言えば小金持ちの一人暮らしか、夫婦やカップルの二人暮らしに向いている。

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それではさっそく紹介に移るとしよう。

オートロックを潜り抜けると結構な急勾配の階段が待ち構えている。たかだか2階であればエレベーターなんて必要ないだろう。

ちなみに物件の一階部分には歯医者があるので、ある日突然親知らずが痛んでもすぐに引っこ抜いてもらえるぞ。

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こちらが玄関前。築38年の物件であるが、以前建物ごとフルリノベーションされたとだけあって、共用部は美しい状態が維持されている。

そして玄関ドアの向こう側からは、すでに良いニオイがプンプンしているではないか。どんなニオイかと言うと、優しくてナチュラルな香りだ。

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メゾネット住宅

この一枚を見ただけで「あ、住みたい」となるのも無理はない。私のキャメラテクニックも去ることながら、空間が醸し出す雰囲気は見た者を一瞬にして虜にさせる。

ハイセンスに仕上がった室内とは対象的に、窓から覗く間抜け面のペンギンがチャーミングだ。

こんなことを言ってしまえば元も子もないが、部屋が持つ空気感・温度感・そしてニオイは、写真と文章だけでは伝えきれない。ぜひ一度内覧していただき、その雰囲気を五感で感じ取ってほしい。

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日当たりの良さは一目瞭然。吹き抜けのメゾネットだからこそ成し得た上下の窓からは、目が眩むほどの直射日光に襲われる。

言わずもがな、日中は照明不要の省エネ仕様だ。その自信の表れなのか、下階のメイン照明は二灯の裸電球のみとなっている。夜になれば明るく朗らかな雰囲気は一変し、電球の優しい色味が室内をムーディーに仕立て上げてくれるだろう。

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無垢フローリング

床には無垢風のフロアタイル・・・ではなく、正真正銘の無垢が敷き詰められている。「無垢風」との違いとしては、思わず頬ずりしたくなるほどの肌触り、ヌクモリ感、そして醸し出すニオイがまるで違う。玄関前で感じた優しくてナチュラルな香りの正体はコレだ。

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木毛セメント天井

床を見下ろしたあとは天井を見上げてみよう。

天井材には『木毛セメント板』が使われている。木毛セメント板とは、細長く削り出した木片を水とセメントのみで圧縮成形したもので、人体や環境にも優しく、吸音性・耐火性・調湿機能にも優れた万能建材。通常は屋根裏などの目に見えないところに使われるのだが、あえて室内の見える箇所に採用したオーナーのセンスに脱帽だ。木毛セメント板が持つランダムな表情が、空間に絶妙なアクセントを与えている。

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続いてはキッチンだ。

IHの3口コンロ、広々なシンクと調理スペースが料理のモチベーションを引き上げてくれそうだ。また、ゆとりのあるキッチンスペースには、大きめの冷蔵庫を置いても料理の邪魔になることはないだろう。

次にキッチン向かいの扉を開けてみよう。

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洗濯物を干すには物足りない広さだが、アジやサバを干すにはピッタリのバルコニーだ。

「もしや」と思い、辺りを隈なく探してみたが、最近テレビではめっきり見かけなくなった香取慎吾は干されていなかった。

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さて、もう一度室内をご覧いただこう。

正面向かって左側のガラス扉は玄関土間とトイレに続き、右側の扉は洗面・浴室に続く。このクオリティーになってくると、やはり水回りの設備にも抜かりはない。今回は記事の都合上トイレは割愛させていただくが、便器はウォシュレット付きの高年式タイプだ。

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洗面台はスタイリッシュな壁付けタイプ。鏡を開けると、整髪料や歯磨き粉をしまっておける棚が隠されているので、ボウル周りが散らかる心配もなさそうだ。
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浴乾付き

Futoo!!と言えばFutoo!!だが、追い焚き・浴室乾燥機が完備された文句ナシの浴室だ。足を十分に伸ばせる浴槽に浸かれば、一日の疲れも吹き飛ぶことだろう。

以上で下階の紹介は一通り終えたので、続いては上階を見ていこう。

※Futoo!!:普通に良い。

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上階には洋室が二部屋用意されている。

まずは右手の引き戸から開けてみる。

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納戸

現れたのは4帖の納戸。居室にするには不向きだが、壁にはハンガーパイプが突き刺さっているので、ウォークインクローゼットとして使うことをオススメしたい。バルコニーから取り込んだ洗濯物をハンガーが付いたまま引っ掛けられるので、家事の負担も軽減できそうだ。

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寝室

5.5帖の洋室は寝室として使うのがマストだろうが、入居後一週間ほどは無垢フローリングで直寝していただきたい。肌触りの感動が薄れて腰が痛んできた頃にベッドを置けばいい。

ついでに言っておくと、壁一面のクローゼットは収納力もバッチリだ。衣類の収納場所は先程の納戸に任せるとして、ここには日用品などをしまっておくといいだろう。

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さて、一通りの紹介を終えたところで賃料を発表しよう。

天王寺区石ケ辻町から現れた当物件は54㎡の1SLDK。敷き詰められた無垢フローリングはもちろんのこと、捻り上げられた階段と天井の木毛セメント板がニクいほどにハイセンス。その上で、近鉄「大阪上本町」駅まで徒歩4分、24時間営業のスーパー「KOHYO」までは徒歩3分、激安の殿堂「ドン・キホーテ」までは徒歩10秒と、非の打ち所がない住環境も魅力的だ。

敷金5万円の礼金2ヶ月、賃料は共益費込みの13.3万円での大募集。お手頃な賃料ではないかもしれないが、このクオリティーでこの賃料はハッキリ言って安い。最後になったが、こちらの物件はWi-Fiが無料だ。Netflixハードユーザーにとっては有り難いこと限りなし。問い合わせの殺到が予想される当物件、是非この機会をお見逃しなく。

お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:52589)

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  • 五感に刺さる上本町の無垢メゾネット、込13万ちょい。
  • 天王寺区

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